オクトパスエナジーは、グリーンオクトパスなどの単価を2026年12月1日以降の最初の検針日から上げ、東京電力エリアの2〜3人世帯(30A・月260kWh)では月約250円の値上げです。請求額を大きく押し上げているのは燃料費調整額のほうで、同じ世帯で6月分から12月分までに月約1,340円増えました。

12月分の料金で比べると、東京・中国・北海道・東北・四国はENEOSでんきなどに移ると安く、中部はオクトパスエナジーのまま、関西は関西電力が安く、北陸・九州はほぼ差がありません。

値上げ後のオクトパスエナジーは、東京・中国・北海道・東北・四国では乗り換えると安く(東京の2〜3人世帯で月506円)、中部ではそのままが安く、関西は関西電力の従量電灯Aが安く、北陸・九州はどこも差が月100円未満であることを示す判断図
2〜3人世帯(30A・月260kWh)、改定後の単価と2026年12月分の燃料費調整単価で試算(2026年11月5日時点)

乗り換え先のENEOSでんきも、燃料費調整額に上限はありません。燃料価格が上がれば、移った後の請求も上がります。

\ 東京エリアの2〜3人世帯なら12月分で月506円安い /

この記事の独自データ

この記事の月額は、改定後の単価と2026年12月分の燃料費調整単価で、1か月30日として計算しています。再エネ賦課金と国の値引きは全国共通の単価のため、比較には含めていません。「12月分」は2026年12月分として各社が公表した燃料費調整単価を使った月額で、実際の請求の月は検針日で変わります。

目次

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【結論】オクトパスエナジーは12月値上げ、5エリアは乗り換えが安い

オクトパスエナジーの12月の値上げは月数百円で、請求額を大きく上げているのは燃料費調整額です。東京・中国・北海道・東北・四国では、大手電力と同じ基準で燃料費調整額を計算するENEOSでんきに移ると、どの世帯でも安くなります。

あなたの状況行き先
東京・中国・北海道・東北・四国で契約中乗り換え先と比べる
中部で契約中オクトパスエナジーのまま
関西で契約中関西電力の従量電灯Aが安い
北陸・九州で契約中差が小さいので急がない
請求が急に上がった理由を知りたい燃料費調整額の上がり方を見る
シンプルオクトパスを契約中約1年後の単価を確かめる
これから申し込む新規向けの単価と比べ方を見る
※2026年12月分の燃料費調整単価で試算(2026年11月5日時点)。

乗り換え先の差が大きいのは東京エリアで、2〜3人世帯ならENEOSでんきに移ると12月分で月506円、4人世帯なら月936円安くなります。2〜3人世帯では、12月の値上げ(月250円)の約2倍が乗り換えで下がる計算です。

山田泰志

山田泰志

東京以外にお住まいなら、まず上の表で自分のエリアの行を見てください。中部はそのままで大丈夫、北陸・九州は差が小さいので慌てて動かなくていいです。関西の人は、関西電力の従量電灯Aに戻すのがいちばん効きます。

中部・北陸・関西・九州では、ENEOSでんきに移っても安くならないか、差が月160円以内です。

\ 沖縄を除く9エリアで申し込める /

オクトパスエナジーの値上げは12月1日以降の検針日から

オクトパスエナジーの新しい単価は、2026年12月1日の直後の検針日(計量日)から始まる使用分に適用されます。新単価が始まるのは、検針日が月の前半なら12月上旬〜中旬、後半なら12月中旬〜下旬からの使用分で、請求に表れるのは2027年1月以降です。

新単価は12月1日の直後の検針日から始まる使用分に適用される

新単価の効力は2026年12月1日に生じますが、実際に使われるのは、その直後の検針日から始まる1か月分の電気からです。たとえば検針日が毎月10日なら、12月10日から翌年1月9日までの使用分が新単価で計算されます。

自分の検針日は、オクトパスエナジーのマイページで過去の請求の「使用期間」を見ると分かります。

オクトパスエナジーの値上げの理由は託送料金と発電側課金

オクトパスエナジーの値上げの理由は、電線を使う料金である託送料金が2026年11月1日に改定されたことと、発電側課金(発電所に課される送電網の費用)が増えたことの2つです。託送料金の増加分は基本料金と電力量料金に、発電側課金の増加分は電力量料金に振り分けられています。

これら以外の値上げは含みません

出典:オクトパスエナジー「電気料金および電気料金メニュー定義書改定のお知らせ」(2026年10月6日)
オクトパスエナジーの2026年10月6日のお知らせ。2026年12月1日付で電気料金メニュー定義書を変更し、託送料金の値上げ幅をもとに基本料金と電力量料金の単価を約2〜11%上げ、12月1日以降の最初の計量日から適用すると書かれている
オクトパスエナジー公式「お知らせ・約款類」の2026年10月6日のお知らせ(2026年11月5日撮影)
出典:オクトパスエナジー公式「お知らせ・約款類」

オクトパスエナジーは、増えた費用は託送料金と発電側課金の2つだけで、ほかの理由による値上げは含まないとしています。託送料金はどの電力会社も払うため、同じ時期にENEOSでんき・東京ガス・東京電力なども単価を上げています。12月の改定だけを理由に乗り換えても、乗り換え先も上がっている点は同じです。

値上げに伴う手続きは不要で、燃料費調整単価は変わらない

今回の改定で変わるのは基本料金と電力量料金の単価だけで、契約者が行う手続きはありません。料金メニューの名前、燃料費調整単価の計算方法、再エネ賦課金、その他の契約条件も変わりません。

オクトパスエナジーの値上げ対象は契約中のプランの版で決まる

オクトパスエナジーの値上げの対象かどうかは、契約中のプラン名の後ろに付く版(2026-04、2026-10など)で決まります。2026年9月までに申し込んだグリーンオクトパスは対象、10月以降の申し込みで適用される2026-10版と、適用期間中のシンプルオクトパスは対象外です。

契約中のプラン12月の値上げ補足
グリーンオクトパス 2026-04など(2026-10より前の版)対象北陸エリアは対象外
グリーンオクトパス 2026-10対象外単価は2026-04の改定後より高い(東京・中部)
シンプルオクトパス対象外約1年後に移るプランは改定後
※2026年11月5日時点。出典:オクトパスエナジー「電気料金および電気料金メニュー定義書改定のお知らせ」と新旧対照表。

契約中のプランの版はマイページの「ご契約情報」で分かる

契約中のプランと版は、オクトパスエナジーのマイページの「ご契約情報」欄に表示されます(オクトパスエナジー公式のお問い合わせページの案内)。「グリーンオクトパス 2026-04」のように、プラン名と版がセットで書かれています。

2026-04より前の版のグリーンオクトパスや、オール電化オクトパスなどのほかのプランも、版ごとに対象かと単価が決まっています。自分の版が値上げの対象かは、オクトパスエナジーの新旧対照表(2026年12月1日実施)に版の名前が載っているかで確かめられます。

なお、オール電化オクトパス(2025-04・2026-06)、オール電化オクトパス-ゼロ、KKオクトパス、LLオクトパスの一部の版は、2026年11月4日のお知らせで、12月15日以降の最初の検針日から単価が上がります(北陸エリアは対象外)。これらのプランの人は、新旧対照表(2026年12月15日実施)で確かめてください。

山田泰志

山田泰志

マイページを開いたら、プラン名の後ろの4けたと2けた(2026-04など)だけ見れば判定できます。

10月以降の申し込みは2026-10版で12月以降も割高

2026年10月以降に申し込んだ人と、これから申し込む人のグリーンオクトパスは2026-10版で、12月の値上げはありません。ただし2026-10版は最初から新しい託送料金を織り込んだ単価のため、12月以降も2026-04版より電力量料金が1kWhあたり0.62円高くなります(東京・中部で確認)。

東京の2〜3人世帯なら、2026-10版は12月分で月9,102円、改定後の2026-04版は月8,941円です。版を2026-10に変えても安くはならないため、2026-04版の人がプラン変更をする理由にはなりません。

これから申し込む人の2026-10版の月額(2〜3人世帯)
  • 東京:月9,102円(ENEOSでんきより月667円高い)
  • 中部:月8,811円(ENEOSでんきより月49円高い)

新しく申し込む人は、乗り換え先の比較と同じ基準で選ぶと安くなります。

シンプルオクトパスは約1年後に改定後の単価のプランへ移る

シンプルオクトパスは燃料費調整額がかからず、適用期間(約1年)の単価は12月の改定でも変わりません。ただし、適用期間が終わった後に移るグリーンオクトパスは改定の対象で、たとえばシンプルオクトパス 2026-04の契約者はグリーンオクトパス 2026-04の改定後の単価になります。

オクトパスエナジー公式のシンプルオクトパスのページでは、期間が終わると最新のシンプルオクトパスで続くか、グリーンオクトパスへ移るかを前もってメールで知らせるとしています。メールが届いたら、移った後の単価と燃料費調整額を必ず確かめてください。

オクトパスエナジーの値上げ額はエリアと世帯で月0〜711円

グリーンオクトパス 2026-04の12月の値上げ額は、エリアと世帯の使用量で月0〜711円です。最も大きいのは東北の4人世帯(40A・月400kWh)の月711円で、北陸は託送料金が変わらないため値上げがありません。

エリア1人
(20A・150kWh)
2〜3人
(30A・260kWh)
4人
(40A・400kWh)
北海道+295円+444円+595円
東北+286円+477円+711円
東京+165円+250円+336円
中部+257円+388円+521円
北陸0円0円0円
関西+262円+338円+435円
中国+252円+318円+402円
四国+336円+422円+531円
九州+238円+357円+476円
※税込・1か月30日。グリーンオクトパス 2026-04の改定前と改定後の差(それより前の版は単価が違うため、新旧対照表で確認)。関西・中国・四国は最低料金型(契約アンペアに関係なし)。出典の単価:オクトパスエナジー新旧対照表(2026年12月1日実施)。

東京電力エリアは基本料金が10Aあたり1日2.60円上がる

東京電力エリアのグリーンオクトパス 2026-04は、基本料金が10Aにつき1日9.70円から12.30円へ上がり、電力量料金は各段階で0.06円上がります。値上げ額のほとんどは基本料金の分で、30A契約なら30日で234円です。

項目改定前改定後
基本料金(10Aにつき1日)9.70円12.30円
〜120kWh19.27円19.33円
120〜300kWh24.47円24.53円
300kWh超27.86円27.92円
※税込。電力量料金は1kWhあたり。出典:オクトパスエナジー 新旧対照表(2026年12月1日実施)

九州エリアでは託送料金の電力量の部分が下がるため、グリーンオクトパス 2026-04の電力量料金は各段階で0.01円下がり、基本料金だけが上がります。

自分の値上げ額は契約アンペアと使用量で計算できる

東京電力エリアなら、値上げ額は「契約アンペア÷10×2.60円×その月の日数+使用量×0.06円」で計算できます。40A・月350kWh・30日の家庭なら、312円+21円で月約333円です。

契約アンペアと使用量は、マイページの請求明細で確かめられます。ほかのエリアの単価は新旧対照表のエリア別のページに載っています。

オクトパスエナジーが高くなった主因は燃料費調整額の上昇

オクトパスエナジーの請求額が上がった主な原因は、燃料費調整額の上昇です。6月分から12月分までの増え方は、9エリアすべてで12月の値上げ額を上回り、東京の2〜3人世帯では値上げの約5倍にあたる月1,344円です。

オクトパスエナジーの12月分の燃料費調整単価は東京で8.00円

燃料費調整単価は、原油・液化天然ガス・石炭の輸入価格に合わせて、使った電力量1kWhごとに毎月足し引きされる料金です。オクトパスエナジーの2026年12月分は、東京電力エリアで1kWhあたり8.00円で、6月分の2.83円から2.8倍になりました。

エリア6月分12月分2〜3人の月額の増加
北海道1.75円6.19円+1,154円
東北3.09円6.63円+920円
東京2.83円8.00円+1,344円
中部1.35円5.38円+1,048円
北陸2.45円4.77円+603円
関西2.97円5.30円+606円
中国3.53円7.08円+923円
四国2.53円5.43円+754円
九州1.37円2.92円+403円
※税込・1kWhあたり。月額の増加は月260kWhの場合。九州は離島ユニバーサルサービス調整単価を含む。出典:オクトパスエナジー「2026年12月分の燃料費調整のお知らせ」ほか各月のお知らせ
オクトパスエナジーの2026年12月分の燃料費調整単価の表。北海道6.19円、東北6.63円、東京8.00円、中部5.38円、北陸4.77円、関西5.30円、中国7.08円、四国5.43円、九州2.92円(1kWhあたり、税込)
オクトパスエナジー公式「2026年12月分の燃料費調整のお知らせ」の単価表(2026年11月5日撮影)
出典:オクトパスエナジー公式「2026年12月分の燃料費調整のお知らせ」

12月分の単価は、2026年7〜9月の燃料の輸入価格をもとに計算されています。燃料費調整額には上限がないため、輸入価格が上がった分はそのまま請求に乗ります。

*シンプルオクトパス、しかたこシンプルには燃料費調整単価はありません。

出典:オクトパスエナジー「2026年12月分の燃料費調整のお知らせ」

シンプルオクトパスの契約者の請求が上がっていないのはこのためで、上がっているのはグリーンオクトパスなど燃料費調整額がかかるプランの契約者です。

12月の値上げより燃料費調整額の上昇のほうが大きい

2〜3人世帯で比べると、6月分から12月分までの燃料費調整額の増加は、値上げのない北陸を除く8エリアで12月の値上げ額の1.1〜5.4倍です。差が最も大きい東京は値上げ250円に対して燃料費調整額が1,344円増え、最も小さい九州でも357円に対して403円増えています。

東京電力エリアの2〜3人世帯では、オクトパスエナジーの12月の値上げが月250円なのに対し、燃料費調整額は6月分から12月分までに月1,344円増えており、請求を上げているのは燃料費調整額のほうだと示す比較図
グリーンオクトパス 2026-04、燃料費調整単価は東京電力エリアの2026年6月分と12月分(オクトパスエナジー公式「燃料費調整額のお知らせ」)
山田泰志

山田泰志

「値上げで高くなった」と思って明細を見ると、ほとんどが燃料費調整額の行の増加、ということがよくあります。値上げのお知らせより、明細の燃料費調整額の行を先に見てください。

東京など6エリアは燃料費調整単価が大手より10円以上高い

オクトパスエナジーの燃料費調整単価は、6つのエリアで大手電力より1kWhあたり10円以上高くなっています。これらのエリアでは、オクトパスエナジーが電力量料金の単価を大手より低くする代わりに、燃料費調整額の基準となる燃料価格を低く設定しているためです。基準の燃料価格は、東京電力の従量電灯Bの86,100円/klに対し、オクトパスエナジーは44,200円/klです。マイナスの単価は、その分が請求から差し引かれることを表します。

エリアオクトパスエナジー大手電力(自由料金)差
北海道6.19円−4.59円10.78円
東北6.63円−5.84円12.47円
東京8.00円−4.65円12.65円
中部5.38円5.38円0円
北陸4.77円−6.14円10.91円
関西5.30円5.30円0円
中国7.08円−7.62円14.70円
四国5.43円−5.22円10.65円
九州2.92円2.84円0.08円
※税込・1kWhあたり・2026年12月分。大手電力の自由料金の値は、同じ値を公表しているENEOSでんきの「2026年12月分 燃料費調整単価のお知らせ」で確認(離島ユニバーサルサービス調整単価を含む)。

東京では6月分から12月分までに、オクトパスエナジーが5.17円、東京電力が2.65円上がり、差は10.13円から12.65円に広がりました。燃料価格が下がる月に同じ幅で差が縮むとは限りません。

中部・関西・九州は大手電力の自由料金と同じ値です。ただし大手電力の規制料金(国の認可を受けた従量電灯などの従来の料金)は燃料費調整額に上限があり、中部・関西・九州の12月分は上限で止まっているため、規制料金と比べると差が出ます。

東京電力と比べた燃料費調整額の仕組みの違いは、オクトパスエナジーと東京電力の電気代を比べた記事で解説しています。

請求が大きく上がったら使用量と内訳を確かめる

請求が数千円単位で上がった場合は、燃料費調整額だけでなく使用量(kWh)の増加も重なっていることが多くあります。冬は暖房で使用量が増えやすいため、前年の同じ月の使用量と比べてください。

  • 使用量:前年の同じ月より増えていれば、増えた分×単価が上乗せされている
  • 燃料費調整額:明細の「燃料費調整額」の行。12月分の東京なら使用量×8.00円で、月400kWhなら6月分より月2,068円多い
  • 再エネ賦課金:2026年5月分から1kWhあたり4.18円で、どの電力会社も同じ

オクトパスエナジー以外の原因も含めて電気代が高くなった理由を調べるなら、電気代が急に高くなった原因と対処法をまとめた記事で確かめられます。

値上げ後のオクトパスエナジーと乗り換え先の電気代を比較

12月分の料金で比べると、東京・中国・北海道・東北・四国では、大手電力と同じ基準の燃料費調整額を使うENEOSでんきが、値上げ後のオクトパスエナジーよりどの世帯でも安くなりました。差は2〜3人世帯で東京が月506円、中国が月264円、北海道・東北・四国は月73〜246円です。比較表の「大手電力(規制料金)」は、国の認可を受けた従量電灯などの従来の料金で、燃料費調整額に上限があります。

エリアオクトパスエナジーENEOSでんき大手電力(規制料金)いちばん安い
北海道10,717円10,471円10,704円ENEOS(−246円)
東北8,734円8,604円8,721円ENEOS(−130円)
東京8,941円8,435円8,652円ENEOS(−506円)
中部8,650円8,762円8,890円オクトパス
北陸7,798円7,783円7,879円ほぼ同じ(差100円未満)
関西7,716円7,721円7,220円関西電力(−496円)
中国8,246円7,982円8,101円ENEOS(−264円)
四国8,327円8,254円8,346円ENEOS(−73円)
九州7,455円7,506円7,379円ほぼ同じ(差100円未満)
※税込・2〜3人世帯(30A・月260kWh、関西・中国・四国は最低料金型)・1か月30日。改定後の単価と2026年12月分の燃料費調整単価で試算し、再エネ賦課金・国の値引き・割引は含めない。オクトパスはグリーンオクトパス 2026-04、ENEOSはVプラン(関西・中国・四国はAプラン)、大手は従量電灯。

1人世帯でもENEOSでんきが安いエリアは2〜3人世帯と同じですが、差は東京が月278円、北海道・東北・四国は月35〜92円と小さくなります。

エリアオクトパスエナジーENEOSでんき大手電力(規制料金)
北海道6,032円5,943円6,010円
東北4,852円4,760円4,799円
東京4,994円4,716円4,762円
中部4,916円4,976円5,022円
北陸4,364円4,394円4,430円
関西4,399円4,435円4,082円
中国4,659円4,500円4,539円
四国4,751円4,716円4,736円
九州4,173円4,197円4,092円
※税込・1か月30日・2026年12月分の燃料費調整単価で試算。条件は2〜3人世帯の表と同じ。

4人世帯では差が広がり、ENEOSでんきに移ると東京で月936円、中国で月602円、北海道で月332円安くなります。北陸も4人世帯ならENEOSでんきが月152円安くなります。

エリアオクトパスエナジーENEOSでんき大手電力(規制料金)
北海道16,696円16,364円16,968円
東北13,948円13,664円13,996円
東京14,203円13,267円13,905円
中部13,592円13,631円13,985円
北陸12,239円12,087円12,358円
関西12,321円12,185円11,512円
中国13,118円12,516円12,846円
四国13,229円12,957円13,292円
九州11,764円11,769円11,743円
※税込・1か月30日・2026年12月分の燃料費調整単価で試算。条件は2〜3人世帯の表と同じ。

東京エリアは大手と同じ基準の新電力なら月400〜588円安い

東京電力エリアでは、燃料費調整額を東京電力と同じ値で計算する新電力なら、2〜3人世帯で月400〜588円安くなります。東京電力の従量電灯Bに戻るだけでも月289円下がりますが、従量電灯Bへの切り替えは東京電力への電話でのみ受け付けています。

プラン1人2〜3人4人
オクトパスエナジー(グリーン 2026-04)4,994円8,941円14,203円
TERASELでんき(超TERASELプラン)4,698円8,353円13,035円
TERASELでんき(TERASELプラン)4,611円8,373円13,450円
idemitsuでんき4,713円8,423円13,271円
CDエナジー4,671円8,431円13,210円
ENEOSでんき4,716円8,435円13,267円
東京ガスの電気4,729円8,541円13,666円
東京電力(従量電灯B)4,762円8,652円13,905円
※税込・1か月30日・2026年12月分の燃料費調整単価(オクトパス8.00円、ほかは−4.65円)。1人=20A・150kWh、2〜3人=30A・260kWh、4人=40A・400kWh。TERASELでんきは20A以上、CDエナジーはベーシックでんきB、idemitsuはSプラン、ENEOSは東京Vプラン、東京ガスは基本プラン(2026年12月1日からの単価)。再エネ賦課金・割引・ポイントは含めない。

2〜3人世帯では、超TERASELプランからENEOSでんきまでの5つの差が月82円以内に収まります。1人世帯はTERASELプラン、4人世帯は超TERASELプランが最も安く、4人世帯のENEOSでんきとの差は月232円です。この記事では、9エリアで申し込め、どのエリアでも同じ基準で比べられるENEOSでんきを中心に紹介しています。

山田泰志

山田泰志

2〜3人世帯なら、この5社の数十円の差は割り切って大丈夫です。ふだん使っているガソリンスタンドやポイントに合う会社を選んだほうが、年間では得をしやすいですよ。

ENEOSでんきは9エリアで申し込め、燃料費調整単価は大手と同じ

ENEOSでんきは北海道から九州までの9エリアで申し込め、燃料費調整単価は各エリアの大手電力の自由料金と同じ値です。オクトパスエナジーと同じく全国で選べるため、どのエリアに住んでいても比較の基準にできます。

項目ENEOSでんき(東京Vプラン)
基本料金(10Aにつき1か月)392.06円(東京電力と同じ)
電力量料金29.85円・34.90円・36.95円
燃料費調整単価(12月分)−4.65円(上限なし)
解約金なし(にねんとく2割を付けた場合は更新月以外の解約で1,100円)
※税込。電力量料金は〜120kWh・120〜300kWh・300kWh超の1kWhあたり、2026年11月1日以降の単価。出典:ENEOS Power「各電力料金プランにおける改定前後の電気料金単価」

任意の割引「にねんとく2割」を付けた場合、更新月(23・24か月目)以外に解約すると1,100円がかかります。あとで別の会社へ移るかもしれない人は、にねんとく2割を付けずに申し込んでください。

東京ガスのガスを使っているなら東京ガスの電気も候補になる

東京ガスの電気の基本プランは、2〜3人世帯で12月分の水準ならオクトパスエナジーより月400円安く、東京ガスのガスと合わせると電気料金(基本料金と電力量料金)が0.5%割り引かれます。電気を供給するのは首都圏と静岡県の富士川以東だけです。

東京ガスの電気の新規申込割の条件
  • 基本プランかずっとも電気3に新しく申し込み、申し込みから6か月以内に使い始める
  • 使い始めた翌月の検針日から1か月分、電気の基本料金が無料になる
  • 東京ガスで電気のプランを変更する場合は対象外。特典は東京ガスの都合で終わることがある

東京ガスの電気は、解約金・違約金が原則かかりません。

ENEOSでんきも東京ガスの電気も、燃料費調整額に上限はありません。燃料価格が大きく上がった月は、上限のある大手電力の規制料金より高くなることがあります。

\ 燃料費調整額は大手電力と同じ基準 /

\ 新規申し込みで電気の基本料金1か月無料 /

中部はオクトパスエナジーのまま、関西は関西電力が安い

中部では値上げ後もオクトパスエナジーがENEOSでんきや中部電力より安くなります。関西は関西電力の規制料金が最も安く、北陸・九州はどの会社を選んでも差が小さく、値上げを理由に動くほどではありません。

中部はオクトパスエナジーのままが安い

中部エリアでは、オクトパスエナジーの燃料費調整単価が中部電力の自由料金と同じ5.38円で、電力量料金の単価の安さがそのまま残ります。2〜3人世帯なら、ENEOSでんきより月112円、中部電力の従量電灯Bより月240円安い計算です。4人世帯ではENEOSでんきとの差が月39円まで縮むため、差が小さいことは知っておいてください。

山田泰志

山田泰志

中部で契約している人は、値上げのお知らせを見て慌てて乗り換える必要はありません。今の契約のままで十分です。

関西は関西電力の従量電灯Aが2〜3人で月496円安い

関西エリアでは、オクトパスエナジーとENEOSでんきの差は2〜3人世帯で月5円しかなく、関西電力の従量電灯Aが月496円安くなります。従量電灯Aは国の認可を受けた規制料金で、燃料費調整単価に上限があり、12月分はその上限の2.24円で止まっているためです(オクトパスエナジーは5.30円)。

燃料価格が下がって上限より低くなると、この差は縮みます。関西電力の従量電灯Aは、関西電力公式サイトの「他社から関西電力の電気・ガスにお切替え」のページからWebで申し込めます。申し込むときは、今の電力会社の請求明細(電気ご使用量のお知らせ)を手元に用意してください。

北陸・九州はどの電力会社を選んでも差が小さい

北陸エリアは12月の値上げがなく、2〜3人世帯ならENEOSでんきとの差は月15円、北陸電力の従量電灯Bよりはオクトパスエナジーが月81円安い計算です。1人世帯はオクトパスエナジーが月30円安く、4人世帯はENEOSでんきが月152円安くなります。

九州エリアでは、オクトパスエナジー、ENEOSでんき、九州電力の従量電灯Bの差が、どの世帯でも月100円未満でした。2〜3人世帯なら、オクトパスエナジーと比べて九州電力の従量電灯Bが月76円安く、ENEOSでんきは月51円高い計算で、値上げを理由に乗り換えるほどの差はありません。

九州電力と比べた場合の詳しい差は、オクトパスエナジーと九州電力の電気代を比べた記事で確かめられます。

燃料費調整額の値上がりを止めたいならシンプルオクトパス

シンプルオクトパスは、基本料金と燃料費調整額が0円で、1kWhあたりの単価が約1年変わらないプランです。東京電力エリアの単価は33.84円で、12月分の水準なら2〜3人世帯はグリーンオクトパス 2026-04の改定後より月143円安く、1人世帯は月82円高くなります。

契約中の人がシンプルオクトパスへ変えるとき
  • 申し込みページからではなく、オクトパスエナジーにメール・LINE・電話で連絡してプランの変更を申し込む
  • プランを変えると、原則1年間は再び変更できない
  • 東京電力エリア以外の単価は、オクトパスエナジー公式の料金の見積もりで確かめる

シンプルオクトパスの単価が変わらないのは約1年で、その後は最新のシンプルオクトパスか、燃料費調整額がかかるグリーンオクトパスになります。

まだオクトパスエナジーと契約していない人がシンプルオクトパスで申し込む場合は、下のボタンから料金の見積もりと申し込みができ、このページ経由の申し込み特典が付きます。

※内訳:本ページ経由の新規申込みでもれなく4,000円割引+友達紹介割8,000円割引
※「友達紹介割」は新規申し込み時には適用されず、契約後に友達を紹介することで適用されます。

\ このページからお申込みで最大12,000円割引適用 /

オクトパスエナジーから乗り換える手順と注意点

オクトパスエナジーから乗り換えるときは、新しい電力会社に申し込むだけで済み、オクトパスエナジーの解約金・違約金もかかりません。同じ住所で新電力へ移る場合、オクトパスエナジーへの解約の連絡は原則いりません。

  1. STEP

    マイページで2つの番号と使用量を控える

    オクトパスエナジーのマイページで「お客さま番号」と「供給地点特定番号(22けた)」を控え、契約アンペアと直近の使用量(kWh)も確かめます。

  2. STEP

    乗り換え先の公式サイトで申し込む

    ENEOSでんきならWebで5分ほどで申し込めます。にねんとく2割を付けるかは、ここで決めます。

  3. STEP

    検針日に合わせて切り替わるのを待つ

    工事や立ち会いは原則いらず、検針日に合わせて新しい電力会社に切り替わります。

引っ越しを伴う場合は、今の住所のオクトパスエナジーの解約を自分で申し込みます。大手電力の規制料金(東京電力の従量電灯Bなど)に戻す場合も、申し込みは電話のみで、オクトパスエナジーへの解約の連絡を自分で行います(東京電力の場合)。

オクトパスエナジーの申し込み特典(毎月1,000円×4か月、総額4,000円の割引)を受けている途中で解約すると、残りの月の割引は受けられません。申し込んで数か月の人は、割引が終わる月を確かめてから切り替え時期を決めてください。

\ 申し込みはWebで5分 /

オクトパスエナジーも1・2月は国の値引きで1kWh4.5円安い

2026年12月使用分から2027年2月使用分まで、国の電気・ガス料金支援で電気料金が値引きされ、オクトパスエナジーも対象です。家庭向け(低圧)の値引きは、12月使用分が1kWhあたり1.0円、1・2月使用分が4.5円です。

値引きを受けるために申請などの手続きは不要であり、個人情報や手数料を求めることはありませんのでご注意ください。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」

2〜3人世帯(月260kWh)なら、1・2月使用分は月1,170円の値引きで、12月の値上げ額をどのエリアでも上回ります。値引きは2月使用分で終わり、3月使用分からは値上げ後の単価がそのまま請求されます。

値引き単価は国が決めた全国共通の額で、対象の電力会社なら同じ額が引かれるため、乗り換えた場合の差は値引きがあっても変わりません。資源エネルギー庁の「支援を行っている事業者一覧」にはTGオクトパスエナジー株式会社が載っており(2026年11月4日現在)、乗り換え先が対象かも同じ一覧で確かめられます。

オクトパスエナジーの値上げでよくある質問

Q

オクトパスエナジーを解約すると解約金はかかりますか?

A

オクトパスエナジーの解約金・違約金は0円です(2026年11月5日時点)。ただし、申し込み特典の割引を受けている途中で解約すると、残りの月の割引は受けられません。

Q

オクトパスエナジーの燃料費調整単価はいつ分かりますか?

A

オクトパスエナジーの燃料費調整単価は、適用される月の前の月に「燃料費調整額のお知らせ」として公式サイトに載ります。2026年12月分は11月に公表され、3〜5か月前の燃料の輸入価格をもとに計算されています。

Q

一人暮らしだとオクトパスエナジーの値上げはいくらですか?

A

20A・月150kWhの一人暮らしなら、12月の値上げは東京で月165円、ほかのエリアで月238〜336円です(北陸は0円)。燃料費調整額は東京で6月分から12月分までに月776円増えています。一人暮らしの電気代の目安と節約の方法は、一人暮らしの電気代の平均を解説した記事で確かめられます。

Q

オクトパスエナジーから東京電力に戻すと安くなりますか?

A

2026年12月分の水準なら、東京電力の従量電灯Bに戻すと2〜3人世帯で月289円安くなります。従量電灯Bへの切り替えは東京電力への電話でのみ受け付けており、オクトパスエナジーへの解約の連絡も自分で行います。手順はオクトパスエナジーと東京電力を比べた記事にまとめています。

Q

オクトパスエナジーは怪しい・やばい会社ですか?

A

オクトパスエナジーを運営するTGオクトパスエナジー株式会社は、東京ガスと英国のOctopus Energy Groupが出資した会社です。今回の値上げは託送料金の改定と発電側課金の増加によるもので、同じ時期にほかの電力会社も単価を上げています。利用者の評価はオクトパスエナジーの評判を調べた記事で確かめられます。

オクトパスエナジーの値上げのまとめ

オクトパスエナジーは2026年12月1日以降の検針日から値上げし、東京の2〜3人世帯で月約250円上がりますが、請求を大きく押し上げているのは燃料費調整額です。東京・中国・北海道・東北・四国は、ENEOSでんきなど大手電力と同じ基準の燃料費調整額の新電力に移ると、12月分で安くなります。

あなたの状況次にやること
東京・中国・北海道・東北・四国で契約中マイページで供給地点特定番号を控え、ENEOSでんきに申し込む。あとで移る可能性があれば、にねんとく2割は付けない
東京エリアで東京ガスのガスを使っている東京ガスの電気の基本プランに申し込む(新規申し込みで基本料金1か月無料)
中部で契約中手続きはいらない。毎月の燃料費調整額のお知らせだけ見ておく
関西で契約中請求明細を手元に、関西電力の従量電灯AにWebで申し込む
北陸・九州で契約中急いで動かない。北陸の4人世帯なら、ENEOSでんきで月152円下がる
燃料費調整額の値上がりを1年止めたいオクトパスエナジーにメール・LINE・電話でシンプルオクトパスへの変更を申し込む
※2026年12月分の燃料費調整単価で試算(2026年11月5日時点)。
申し込む前に確認すること
  • 乗り換え先も燃料費調整額に上限はなく、燃料価格が上がれば請求も上がる
  • ENEOSでんきのにねんとく2割は、更新月以外の解約で1,100円かかる
  • オクトパスエナジーの解約金は0円で、合わなければ別の会社へ移れる
  • シンプルオクトパスは単価が変わらないのが約1年で、その後は燃料費調整額がかかるプランになることがある

\ 自分のエリアの料金を確かめて申し込める /

山田泰志

この記事の執筆・編集者

山田泰志 株式会社ALL CONNECTオウンドメディア事業部 部長

株式会社ALL CONNECTのコールセンターで、auひかりの申し込みや携帯プランのご相談に対応。「プランがわかりにくい」という声をきっかけにメディア事業へ移る。現在はオウンドメディア事業部の部長として、ALL CONNECTが運営するスミカノモリで記事の執筆・編集を担当。

※スミカノモリでは、公式情報や公開資料を確認したうえで記事を制作しています。広告の有無や成果報酬の条件のみで評価順位を決定することはありません。詳しくは コンテンツ制作ポリシー をご確認ください。

荒木孝博

この記事の監修者

荒木孝博 株式会社アディバル(Adeval Inc.) 代表取締役

旅行業界・通信業界・デジタルマーケティングで幅広い経験を持つ。株式会社ALL CONNECTでフレッツ光の営業、WiMAXの広告運用、Y!mobileの代販事業運営を担当したのち、現在は株式会社アディバル(Adeval Inc.)代表取締役。料金プランや契約条件が複雑なサービスの比較コンテンツ制作・監修に携わる。

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