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横浜市で都市ガスの契約を考えているけれど、どのガス会社を選べば良いのか迷っていませんか?

2017年のガス自由化によって、横浜市でも複数のガス会社から自由に選べるようになりました。

でも、選択肢が増えたからこそ、料金プランやサービス内容の違いが分かりにくくなっているのも事実です。

この記事では、横浜市で利用できるおすすめのガス会社10社を徹底比較し、あなたに最適なガス会社選びをサポートします。

料金相場や切替手順、よくある疑問まで詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

横浜市の都市ガス事情

横浜市は神奈川県最大の都市であり、東京ガスネットワークの供給エリアとして全域で都市ガスが利用可能です。

人口約370万人を抱える大都市だけに、ガスの需要も非常に高く、ガス自由化以降は多くの新規参入事業者が横浜市をターゲットにサービスを展開しています。

横浜市民の皆さんは、従来の東京ガスだけでなく、CDエナジーやエルピオガス、ENEOS都市ガスなど様々な選択肢の中から、ライフスタイルや予算に合わせて最適なガス会社を選ぶことができるのです。

横浜市でガスを使うときに考えるべきポイント

横浜市は温暖な気候で知られていますが、それでも冬場はしっかりと冷え込みます。

気象庁のデータによると、横浜市の1月の平均気温は約6〜7℃程度です。

参考元:国土交通省 気象庁「横浜(神奈川県) 日平均気温の月平均値(℃)」

冬場は給湯器の使用頻度が増え、お風呂のお湯を沸かすのにも時間がかかります。

この気温差がガス使用量に大きく影響を与えるんですね。

水温が低いと、同じ温度のお湯を作るのに夏場の2倍近くガスを使うこともあるんです。

そのため、横浜市では冬場のガス代が夏場に比べて1.5〜2倍程度高くなることも珍しくありません。

ガス会社を選ぶ際は、年間を通じてトータルでどれくらい節約できるかを考えることが大切です。

横浜市で利用できるガス会社の供給エリア

横浜市全域が東京ガスネットワークの供給エリアに含まれているため、東京ガスエリア対応の都市ガス会社であれば基本的にどこでも契約可能です。

つまり、鶴見区、神奈川区、西区、中区、南区、港南区、保土ケ谷区、旭区、磯子区、金沢区、港北区、緑区、青葉区、都筑区、戸塚区、栄区、泉区、瀬谷区のすべてのエリアで、今回紹介する10社のガス会社を選択することができます。

ただし、一部の新規開発地域やマンションの一括契約物件では個別にガス会社を選べない場合もありますので、お住まいの物件の管理会社や大家さんに確認が必要です。

都市ガスとプロパンの違い

横浜市では主に都市ガスが使われていますが、一部の地域ではプロパンガス(LPガス)を利用している世帯もあります。

都市ガス

都市ガスは地下に埋設されたガス導管を通じて各家庭に供給される方式で、メタンを主成分とする天然ガスを使用しています。

プロパンガス

プロパンガスはガスボンベを各家庭に配送する方式で、液化石油ガスを使用しています。

料金面では一般的に都市ガスの方が安く、横浜市内の同じ使用量で比較すると、プロパンガスは都市ガスの1.5〜2倍程度の料金になることが多いです。

ただしプロパンガスは災害時の復旧が早く、火力が強いというメリットもあります。

都市ガスの導管が来ていない地域では、プロパンガスから都市ガスへの切替工事も可能ですが、初期費用として10万円以上かかるケースもあるため、慎重に検討しましょう。

横浜市でおすすめのガス会社10選

それでは、横浜市で契約できるおすすめのガス会社を10社ご紹介しますので、各社の料金プラン、特徴、キャンペーン情報を詳しく見ていきましょう。

自分のライフスタイルや使用量に合った会社を見つけてくださいね。

CDエナジー

CDエナジーのロゴ
おすすめポイント
  • 電気とセットで契約すると電気料金から0.5%割引
  • 独自のポイントプログラム「カテエネポイント」が貯まる
  • 中部電力と大阪ガスの共同出資で信頼性が高い
項目詳細
運営会社株式会社CDエナジーダイレクト
基本料金(20㎥まで)735.46円
従量料金(20㎥まで)140.76円/㎥
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカード、口座振替
キャンペーン電気・ガス料金それぞれ0.5%割引
※価格は税込
※価格:ベーシックガスの料金

CDエナジーは中部電力と大阪ガスが共同出資して設立したエネルギー企業で、関東エリアで電気とガスの供給を行っています。

最大の魅力は、電気とガスをセットで契約することで得られる割引です。

電気料金の基本料金と電力量料金の合計から0.5%が割引されるため、電気使用量が多い家庭ほどお得になります。

また、独自のポイントプログラムでは、毎月の利用料金に応じてポイントが貯まり、商品券や他社ポイントに交換できるのも嬉しいポイントです。

大手企業が運営しているという安心感もあり、初めてガス会社を乗り換える方にもおすすめできる会社といえるでしょう。

エルピオ都市ガス

おすすめポイント
  • 東京ガスの一般料金より大幅に安い料金設定
  • 供給開始11ヶ月後に最大3,000円のキャッシュバック
  • シンプルな料金体系で分かりやすい
項目詳細
運営会社株式会社エルピオ
基本料金(20㎥まで)975.00円
従量料金(20㎥まで)125.11円/㎥
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカード
キャンペーン3,000円キャッシュバック(2025年10月31日まで)
※価格は税込
※価格と供給エリア:東京ガス供給エリア「東京地区等」の場合

エルピオガスは千葉県に本社を置くLPガス販売会社が展開する都市ガス事業で、とにかく料金の安さで人気を集めています。

東京ガスの一般料金と比較すると、年間で1,200円〜3,300円程度安くなるケースが多く、ガス使用量が多い家庭ほど節約効果が大きくなります。

2025年10月現在、供給開始から11ヶ月後のガス料金から最大3,000円がキャッシュバックされるキャンペーンも実施中で、初年度の節約効果はさらに大きくなるでしょう。

ただし支払方法がクレジットカードのみという点には注意が必要です。

口座振替を希望する方には向きませんが、クレジットカードのポイントも貯まるため、カード払いに抵抗がない方にとっては非常にお得な選択肢になります。

東京ガス

東京ガスのロゴ
おすすめポイント
  • 長年の実績と圧倒的なブランド力で安心感抜群
  • 電気とセットで契約すると電気代が0.5%割引
  • 充実したカスタマーサポート体制
項目詳細
運営会社東京ガス株式会社
基本料金(20㎥まで)759.00円
従量料金(20㎥まで)145.31円/㎥
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカード、口座振替、払込書
キャンペーン電気基本料金1ヶ月無料、原料費調整額上限あり
※価格は税込

東京ガスは横浜市を含む関東エリアで最も歴史のある都市ガス事業者です。

ガス自由化後も多くの顧客が東京ガスを選び続けているのは、やはりその信頼性とサービス品質の高さが理由でしょう。

料金面では新規参入事業者と比べて若干高めに設定されていますが、24時間365日対応のカスタマーサポートや、トラブル時の迅速な対応など、サービス面での安心感は抜群です。

特にガス機器の故障や修理が必要になった際、東京ガスの充実したサポート体制は大きな安心材料になります。

また、電気とガスをセットで契約すると、電気料金の基本料金と電力量料金の合計から0.5%が割引されるため、トータルでのコストパフォーマンスも悪くありません。

「多少料金が高くても、やっぱり大手の安心感を重視したい」という方には東京ガスが最適な選択といえます。

ENEOS都市ガス

エネオス都市ガスのロゴ
おすすめポイント
  • ENEOSでんきとセットでお得になる
  • ガソリン代の割引特典も受けられる
  • Vポイントやdポイントが貯まる
項目詳細
運営会社ENEOS株式会社
基本料金(20㎥まで)735.45円
従量料金(20㎥まで)140.76円/㎥
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカード、口座振替
キャンペーンENEOSカード支払いで年間1,200円割引、ガソリン代2円/L割引
※価格は税込
※価格:標準プランの料金

ENEOS都市ガスは、石油元売り大手のENEOSが展開する都市ガスサービスです。

ENEOSといえば全国のガソリンスタンドでお馴染みですが、電気に続いてガス事業にも参入し、エネルギー供給の総合企業として成長しています。

最大の特徴は、ENEOSでんきとセットで契約することで受けられる割引制度です。

ガス料金が年間最大1,200円割引になるほか、ENEOSのガソリンスタンドでガソリンや軽油を給油する際、1リットルあたり2円割引になる特典も見逃せません。

車をよく使う横浜市民の方にとって、ガソリン代の節約は家計に大きく貢献するはずです。

さらにVポイントやdポイントなど、普段使っているポイントが貯まるのも嬉しいポイント。

総合的なコストパフォーマンスを考えると、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

レモンガス

レモンガス
おすすめポイント
  • 東京ガスより年間約1,200円〜3,300円安い料金設定
  • レモンガス光とセット契約で年間10,560円割引
  • プレミアム割引で長期利用者はさらにお得
項目詳細
運営会社株式会社レモンガス
基本料金(20㎥まで)759.00円
従量料金(20㎥まで)138.04円/㎥
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカード、口座振替
キャンペーン最大1万円分割引キャンペーン
※価格は税込

レモンガスは神奈川県を拠点とするガス会社で、横浜市民にとっては地元企業という親しみやすさがあります。

都市ガス「わくわくプラン」は東京ガスの一般料金より安く設定されており、標準的な家庭で年間1,200円〜3,300円程度の節約が期待できます。

特に注目したいのが、レモンガス光とのセット割引です。

インターネット回線とセットで契約すると、月々880円、年間で10,560円もの割引が受けられるため、光回線の契約も検討している方には非常にお得な選択になります。

また、1年間で600㎥以上ガスを使用した場合、13ヶ月目から1㎥あたり3円(上限3,000円)が割引される「プレミアム割引」もあり、ガス使用量が多い家庭ほど長期的にお得になる仕組みが整っています。

ミツウロコガス

ミツウロコガスのロゴ
おすすめポイント
  • 東京ガスの一般料金より約3%安い料金設定
  • エコ給割や浴暖割などの割引あり
  • 創業100年以上の老舗企業で信頼性が高い
項目詳細
運営会社ミツウロコグリーンエネルギー株式会社
基本料金(20㎥まで)734.71円
従量料金(20㎥まで)140.66円/㎥
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカード、口座振替
キャンペーンなし
※価格は税込

ミツウロコガスは創業100年以上の歴史を持つ老舗エネルギー企業が展開する都市ガスサービスです。

東京ガスの一般料金から約3%割引となっているため、使用量に関わらず必ず3%安くなるという安心感があります。

さらにミツウロコでんきとセットで契約するとセット割引が受けられるほか、省エネ給湯器を使用している場合は「エコ給割」、浴室暖房乾燥機を使用している場合は「浴暖割」といった設備に応じた割引制度も用意されており、該当する設備をお持ちの方はさらにお得に利用できます。

老舗企業ならではの安定したサービス提供と、適度な料金の安さのバランスが取れており、「極端に安いわけではないけれど、信頼できる会社で適正価格で契約したい」という方にぴったりの選択肢といえます。

Looopでんきのガス

おすすめポイント
  • 基本料金1,000円、従量料金128円の分かりやすい料金体系
  • 電気とセットで電気料金が1円/kWh割引
  • 使用量が多い家庭ほどお得になる料金設計
項目詳細
運営会社株式会社Looop
供給エリア東京ガスエリア限定
基本料金1,000円(固定)
従量料金128円/㎥(一律)
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカードのみ
キャンペーン電気料金1kWhごとに1円割引
※価格は税込

Looopでんきのガスは、電力自由化で「基本料金0円」というシンプルな料金プランで注目を集めたLooopが提供する都市ガスサービスです。

ガスの料金体系も非常にシンプルで、使用量に関わらず基本料金は1,000円、従量料金は128円/㎥という一律設定になっています。

一般的な都市ガス料金は使用量に応じて段階的に基本料金や従量料金が変わりますが、Looopのガスは常に同じ料金なので計算がしやすく、月々のガス代が予測しやすいというメリットがあります。

特にガス使用量が多い家庭では、従量料金が一律128円というのは非常に有利で、東京ガスと比較すると年間で数千円の節約が見込めます。

電気とのセット割では電気料金が1kWhあたり1円割引されるため、電気使用量が多い家庭ならその効果はさらに大きくなるでしょう。

よかエネ

よかエネ
おすすめポイント
  • 東京ガスの一般料金より3%安い料金設定
  • 電気とセットで契約可能
  • 九州を拠点とする企業の全国展開サービス
項目詳細
運営会社株式会社グローバルエンジニアリング
基本料金(20㎥まで)736.23円
従量料金(20㎥まで)140.94円/㎥
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカード
キャンペーン毎月抽選で100人のうち1名が
ガス料金・電気料金が無料
※価格は税込

よかエネは福岡県に本社を置くグローバルエンジニアリングが展開するエネルギーサービスです。

九州地方では知名度がありますが、関東エリアではまだあまり知られていない穴場的な選択肢といえます。

料金は東京ガスの一般料金から一律3%割引という分かりやすい設定で、電気とセットで契約することも可能です。

知名度は低いものの料金的なメリットがあり、「大手にこだわらず、安定した料金で契約したい」という方にはおすすめできる会社です。

ニチガス

日ガスのロゴ
おすすめポイント
  • 電気とセットで毎月300円割引の「でガ割」
  • ビットコイン払いで毎月100円割引
  • 関東圏で高いシェアを誇るガス会社
項目詳細
運営会社日本瓦斯株式会社
基本料金(20㎥まで)795.30円
従量料金(20㎥まで)155.35円/㎥
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカード、口座振替
キャンペーン+プランで多様な割引
※価格は税込

ニチガスは関東圏で70年以上の歴史を持つガス会社で、プロパンガスから都市ガスまで幅広く展開しています。

最大の特徴は、電気とガスをセットで契約する「でガ割」で、毎月300円(年間3,600円)が割引されることです。

また、珍しい支払方法として「ビットコイン払い」に対応しており、ビットコインで支払うと毎月さらに100円が割引されます。

暗号資産を保有している方にとっては、ユニークな選択肢になるでしょう。

定期的にお得なキャンペーンも実施しているため、申し込み前に公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認することをおすすめします。

関東圏で長年事業を展開してきた実績もあり、安心して契約できる会社の一つです。

エバーグリーン・リテイリング

EverGreenのロゴ
おすすめポイント
  • 電気とセットで毎月100円割引
  • 供給開始から12ヶ月間は毎月150円のスタート割引
  • 上記割引の組み合わせで毎月250円割引になる
項目詳細
運営会社エバーグリーン・マーケティング株式会社
基本料金(20㎥まで)721.05円
従量料金(20㎥まで)141.67円/㎥
初期費用0円
解約金なし
支払方法クレジットカード、口座振替
キャンペーンセット割・スタート割
※価格は税込

エバーグリーン・リテイリングは、イーレックスグループの一員として電力・ガス事業を展開する企業です。

電気とガスをセットで契約すると、ガス料金から毎月100円が割引されるほか、供給開始から12ヶ月間は毎月150円のスタート割引が適用され、初年度は合計で毎月250円(年間3,000円)の割引が受けられます。

料金自体も東京ガスと比較して安く設定されているため、初年度の割引と合わせると、かなりの節約効果が期待できるでしょう。

特に初年度の割引が手厚いため、まずは1年間試してみたいという方にもおすすめです。

解約金も0円なので、万が一合わないと感じた場合でも気軽に他社へ切り替えることができます。

横浜市の料金相場|世帯別モデルケース

実際にどのくらいガス代がかかるのか、世帯人数別にモデルケースを見ていきましょう。

横浜市での標準的な使用量をもとに、各ガス会社の料金を比較します。

単身の料金相場

一人暮らしの場合、月間のガス使用量は平均して10㎥程度です。

主にキッチンでの調理とお風呂・シャワーでの給湯に使用します。

東京ガスの一般料金で計算すると、10㎥使用時の月額料金は約2,385円となります。

【計算内訳】
基本料金:759.00円
従量料金:162.61円/㎥ × 10㎥ = 1,626.10円
合計:2,385円(税込)

この使用量の場合、各ガス会社の料金プランを比較すると、東京ガスより安いガス会社では年間で3,000円〜4,000円程度の節約が期待できます。

一人暮らしの場合は使用量が少ないため劇的な節約効果は期待できませんが、それでも年間数千円の差は馬鹿にできません。

特にエルピオガスやLooopでんきのガスなど、従量料金が安い会社を選ぶと効果的です。

2人世帯の料金相場

夫婦やカップルなど2人暮らしの場合、月間のガス使用量は平均20㎥程度です。

東京ガスの一般料金で20㎥使用した場合、月額料金は約4,011円となります。

【計算内訳】
基本料金:1,056.00円
従量料金:147.76円/㎥ × 20㎥ = 2,955.20円
合計:4,011円(税込)

エルピオガスやCDエナジーなど料金が安いガス会社に切り替えることで、年間で5,000円〜6,000円程度の節約効果が見込めます。

2人世帯になるとお風呂の入浴回数も増え、冬場は特にガス使用量が増加する傾向にあります。

このクラスの使用量になると、ガス会社の選び方次第で年間のガス代に大きな差が出てくるため、しっかり比較検討する価値がありますよ。

4人世帯の料金相場

両親と子供2人など4人家族の場合、月間のガス使用量は平均40㎥程度になります。

東京ガスの一般料金で40㎥使用した場合、月額料金は約7,000円です。

【計算内訳】
基本料金:1,056.00円
従量料金:147.76円/㎥ × 40㎥ = 5,910.40円
合計:6,966円(税込)

料金が安いガス会社に切り替えることで、年間で7,000円〜10,000円程度の節約が可能です。

4人家族になると毎日の入浴に加えて、キッチンでの調理量も増え、冬場は暖房器具としてガスファンヒーターを使用する家庭も多いでしょう。

このクラスの使用量では、従量料金の単価差が大きく影響してくるため、従量料金が安いエルピオガスやLooopでんきのガスを選ぶと、より大きな節約効果が得られます。

年間1万円近く安くなれば、家族で外食に行ったり、ちょっとした贅沢ができますよね。

横浜市のマンション・戸建別の選び方

住居形態によって、ガス会社選びのポイントや注意点が変わってきます。

マンションと戸建てそれぞれの特徴を理解して、最適な選択をしましょう。

マンションの場合

マンションやアパートにお住まいの場合、まず確認すべきは「一括受ガス契約」になっていないかどうかです。

一括受ガス契約

一括受ガス契約とは、マンション全体で一つのガス会社と契約している形態で、この場合は個別の住戸で自由にガス会社を選ぶことができません。

賃貸物件の場合は特にこのケースが多いので、管理会社や大家さんに確認してみてください。

もし一括受ガス契約でなければ、個別にガス会社を選ぶことができます。

ただし賃貸の場合、退去時には元のガス会社に戻す必要があるケースもあるため、契約前に必ず確認しましょう。

分譲マンションの場合でも、管理規約でガス会社の変更が制限されていることがあるため、管理組合や管理会社への確認が必要です。

これらの制約がクリアできれば、マンションでも自由にガス会社を選択できますよ。

戸建の場合

戸建て住宅の場合は、マンションのような制約がないため、基本的に自由にガス会社を選ぶことができます。

ただし、ガス会社を選ぶ際には住宅の設備に合わせた選択が重要です。

例えば床暖房を使用している家庭では、床暖房対応のプランがあるガス会社を選ぶとお得になることがあります。

また、オール電化住宅の場合はそもそもガスを使用していないため、ガス会社の検討は不要ですが、将来的にガス給湯器やガスコンロの導入を考えている場合は、電気とガスのセット割がお得なガス会社を選ぶと良いでしょう。

戸建ての場合は長期的に同じ住宅に住み続けることが多いため、契約期間の縛りや解約金の有無もしっかり確認しておくことをおすすめします。

幸い今回紹介した10社はすべて解約金が0円なので、その点は安心ですね。

支払い方法やポイント還元について

ガス会社を選ぶ際、料金だけでなく支払い方法の利便性やポイント還元も重要な要素です。

主な支払い方法としては、以下の3つがあります。

  1. クレジットカード払い
  2. 口座振替
  3. 払込票(コンビニ払い)

クレジットカード払いはカード会社のポイントが貯まるメリットがありますが、一部のガス会社ではクレジットカード払いのみに対応しており、口座振替が選べない場合もあります。

例えばエルピオガス※やLooopでんきのガスはクレジットカード払い専用です。

※東京ガスエリアは口座振替ができる可能性があります。

一方、東京ガスやCDエナジー、レモンガスなどは口座振替にも対応しているため、クレジットカードを持っていない方でも安心して契約できます。

また、ガス会社によっては独自のポイントプログラムを展開しており、毎月の利用料金に応じてポイントが貯まります。

CDエナジーの「カテエネポイント」やENEOS都市ガスの「Vポイント・dポイント」などが代表例です。

貯まったポイントは商品券や他社ポイントに交換できるため、実質的な値引きと同じ効果があります。

支払い方法の選択肢とポイント還元率も含めて、トータルでお得なガス会社を選びましょう。

ガス会社切替の流れ

ガス会社の切替は思ったよりも簡単です。

基本的な流れを理解しておけば、スムーズに手続きを進めることができますよ。

  1. STEP

    ガス会社を選ぶ

    まず最初に、現在のガスの検針票や請求書を用意しましょう。

    ここには契約者名、供給地点特定番号、お客様番号などの重要な情報が記載されています。

    次に、今回紹介したような新しいガス会社を比較検討して、自分に合った会社を選びます。

    料金、サービス内容、キャンペーンなどを総合的に判断してください。

  2. STEP

    申し込む

    ガス会社を決めたら、新しいガス会社のウェブサイトや電話から申し込みます。

    この際、検針票の情報が必要になります。

    申し込みが完了すると、新しいガス会社が現在契約しているガス会社への解約手続きを代行してくれるため、自分で解約の連絡をする必要はありません。

    これがガス会社切替の大きなメリットで、面倒な手続きが不要なんです。

    申し込みから実際に切り替わるまでは、検針日の関係で1〜2ヶ月程度かかることがあります。

    切替日までは従来のガス会社から供給されるため、ガスが使えなくなる心配はありません。

  3. STEP

    切り替え

    切替日になると自動的に新しいガス会社からのガス供給に切り替わり、工事や立ち会いも基本的に不要です。

    ガスメーターが自動的に情報を送信するスマートメーターの場合は特に何もする必要がなく、古いタイプのメーターの場合でも、ガス会社の担当者が短時間で作業を完了してくれます。

ガス会社を切り替えても、ガス導管自体は従来と同じ東京ガスネットワークのものを使用するため、ガスの質や安全性は全く変わりません。

万が一ガス漏れなどのトラブルが発生した場合も、東京ガスネットワークが24時間365日対応してくれるため、安心して切り替えることができます。

つまり、料金だけが変わって、供給の安定性や安全性は従来と全く同じということですね。

切替時の注意点としては、違約金の有無とキャンペーンの適用条件を必ず確認することです。

今回紹介した10社はすべて解約金が0円ですが、他のガス会社の中には契約期間の縛りがあったり、一定期間内に解約すると違約金が発生するところもあります。

また、キャンペーンの適用には「〇ヶ月間継続利用」などの条件がついていることもあるため、細かい条件をよく読んでから申し込みましょう。

よくある質問(FAQ)

ガス会社の切替に関して、よく寄せられる質問とその答えをまとめました。

疑問を解消して、安心して切替を進めてくださいね。

横浜市では東京ガス以外も選べる?

2017年のガス自由化により、横浜市では東京ガス以外のガス会社も自由に選べるようになりました。

この記事で紹介した10社はすべて横浜市全域で契約可能です。

ただしマンションの一括受ガス契約など、一部選べない場合もあるため、お住まいの物件の契約形態を確認してください。

電気とセットで本当にお得になる?

多くのガス会社が電気とのセット割引を提供しており、実際にお得になるケースが多いです。

ただし、電気とガスを別々の会社で契約した方が安くなることもあるため、必ずシミュレーションをして比較することをおすすめします。

一般的には、電気・ガスともに使用量が多い家庭ほどセット割のメリットが大きくなります。

切替でガスは止まる?

ガス会社を切り替えてもガスが止まることはありません。

切替日には自動的に新しいガス会社からの供給に切り替わりますが、ガス自体は東京ガスネットワークの同じガス導管から供給されるため、途切れることなく使い続けられます。

工事や立ち会いも基本的に不要で、気づかないうちに切り替わっていることも多いです。

プロパンから都市ガスへの切替は可能?

技術的には可能ですが、都市ガスの導管工事や、ガス機器の交換が必要になるため、初期費用として10万円〜30万円程度かかることがあります。

また、プロパンガスのボンベや配管の撤去費用が別途必要になる場合もあります。

長期的に見れば都市ガスの方が料金は安いですが、初期費用が高額なため、何年住み続けるかを考慮して判断する必要があります。

賃貸物件の場合は大家さんの許可が必要ですし、費用負担の問題もあるため、現実的には難しいケースが多いでしょう。

まとめ

横浜市では2017年のガス自由化以降、東京ガスだけでなく多数の新規参入事業者から自由にガス会社を選べるようになりました。

今回紹介した10社はそれぞれ特徴があり、ご自身の優先順位に応じて最適な選択肢が変わってきます。

世帯人数やガス使用量によって節約効果も異なりますが、適切なガス会社を選ぶことで年間数千円から1万円程度のコスト削減が期待できるでしょう。

年間のガス料金だけでなく、セット割引の内容、ポイント還元率、キャンペーンの適用条件、そして解約時の違約金の有無などを総合的に比較検討することが大切です。

まずは各社の公式サイトで料金シミュレーションや見積もりを取って、実際にどれくらい安くなるのか具体的な金額を確認してみてください。

ガス会社の切替手続きは思っているよりずっと簡単で、現在のガス会社への解約連絡も新しいガス会社が代行してくれますし、切替時にガスが止まることもありません。

この機会にぜひ、あなたのライフスタイルに合ったガス会社への切替を検討してみてはいかがでしょうか。