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九州でおすすめの電力会社はどこ?
九州電力より安い電力会社はあるの?
一人暮らしやオール電化向けでおすすめは?

2026年5月からは再エネ賦課金も過去最高の4.18円/kWhとなっており、今が電力会社の見直しを検討する絶好のタイミングです。

【結論】九州でおすすめの電力会社

→九州の電力会社おすすめランキングを今すぐ見る

総務省統計局の家計調査(2025年)によれば、九州エリアは全国で最も電気代が安い地域となっており、九州地方の月額平均電気代は10,047円と、全国平均(10,962円)を約900円下回っています。

そんな九州エリアでも適切な電力会社を選べば、さらに電気代を節約できる可能性があります。2016年の電力自由化以降、九州エリアでも多くの新電力会社がサービスを提供しており、ライフスタイルや電気使用量に応じて最適なプランを選べるようになりました。

この記事では、九州で本当におすすめできる電力会社をランキング形式で紹介します。一人暮らしからファミリー世帯、オール電化住宅まで、それぞれに最適なプランを徹底比較していますので、ぜひ参考にしてください。

【最新情報】2026年夏の電気・ガス補助金が決定

政府は2026年5月26日、2026年7月〜9月使用分を対象とした電気・ガス料金の補助を閣議決定しました。電気料金(低圧)の値引き単価は以下のとおりです。

  • 7月・9月使用分:3.5円/kWh
  • 8月使用分:4.5円/kWh

申請不要で自動的に値引きされます。標準的な家庭(30A・400kWh/月)で3ヶ月合計約5,000円の負担軽減が見込まれます。なお、4〜6月使用分は補助対象外のため、値引きはありません。
参考:電気・ガス価格激変緩和対策事業

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※実際の削減額や適用条件は、ご利用状況や各社公式サイトの最新情報をご確認ください。

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スミカノモリ編集部

この記事の執筆・編集者

スミカノモリ編集部

スミカノモリ編集部は、電気・ガス・ウォーターサーバーなど、毎日の暮らしに関わるサービス選びをサポートする生活情報メディア編集部です。各社の公式サイト、料金表、約款、キャンペーン条件、公的機関の情報などを確認し、読者が自分の家庭に合ったサービスを選びやすいよう情報を整理しています。

※当編集部では、公式情報や公開資料を確認したうえで記事を制作しています。広告の有無や成果報酬の条件のみで評価順位を決定することはありません。詳しくは コンテンツ制作ポリシー をご確認ください。

目次

九州の安い電力会社おすすめランキング【2026年6月】

2026年最新の料金データをもとに、九州エリアで本当におすすめできる電力会社をご紹介します。

まずは料金が安定している固定料金型の電力会社6社をランキング形式で、そのあとに電気を使う時間帯の工夫で大幅節約が狙える市場連動型プラン3社を紹介しています。

電力会社1人暮らし
の電気代
2人暮らし
の電気代
3人暮らし
の電気代
4人暮らし
の電気代
基本料金電力量料金単価電気ガス
セット割
オール電化
プラン
ミツウロコでんき
従量電灯B
6,412円
年間816円お得
9,076円
年間4,536円お得
11,163円
年間6,840円お得
12,671円
年間8,148円お得
30A:948.72円
40A:1,264.96円
50A:1,581.20円
〜120kWh:20.39円
121〜300kWh:20.52円
301kWh〜:24.24円
あり
※福岡地区・北九州地区限定
なし
TERASELでんき
TERASEL九州B
6,225円
年間3,060円お得
9,081円
年間4,476円お得
11,267円
年間5,580円お得
12,817円
年間6,396円お得
30A:904.17円
40A:1,205.56円
50A:1,506.95円
〜120kWh:17.49円
121〜300kWh:22.81円
301kWh〜:25.66円
なしなし
オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
6,374円
年間1,272円お得
9,264円
年間2,280円お得
11,445円
年間3,444円お得
13,002円
年間4,176円お得
30A:934.2円(31.14円×30日)
40A:1,245.6円(41.52円×30日)
50A:1,557.0円(51.9円×30日)
~120kWh:18.20円
121~300kWh:23.00円
301kWh~:25.50円
なしあり
idemitsuでんき
Sプラン
6,416円
年間768円お得
9,327円
年間1,524円お得
11,429円
年間3,636円お得
12,946円
年間4,848円お得
30A:948.72円
40A:1,264.96円
50A:1,581.20円
〜120kWh:18.37円
121〜300kWh:23.26円
301kWh〜:24.46円
なしあり
ENEOSでんき
九州Vプラン
6,407円
年間876円お得
9,318円
年間1,632円お得
11,457円
年間3,300円お得
12,996円
年間4,248円お得
30A:947.37円
40A:1,263.16円
50A:1,578.95円
〜120kWh:18.30円
121〜300kWh:23.27円
301kWh〜:24.99円
なしなし
西部ガスの電気
プラスでんきプラン1
6,386円
年間1,128円お得
9,260円
年間2,328円お得
11,460円
年間3,264円お得
12,958円
年間4,704円お得
30A:855.00円
40A:1,070.00円
50A:1,310.00円
〜120kWh:18.37円
121〜300kWh:23.97円
301kWh〜:25.87円
ありなし
九州電力
従量電灯B
6,480円9,454円11,732円13,350円30A:948.72円
40A:1,264.96円
50A:1,581.20円
〜120kWh:18.37円
121〜300kWh:23.97円
301kWh〜:26.97円
あり
※福岡県の西部ガス都市ガス供給区域のみ
あり
※ 2026年6月時点
※電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
※別途、容量拠出金相当額・市場連動手数料などの追加費用がかかる場合があります。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※年間お得額は、月の料金差額を12倍して算出した概算値です。実際の節約額は季節や電気使用量により変動します。

おすすめの電力会社ランキングは、各社から公開されている料金や平均的な利用状況をもとに独自に算出した電気料金の安さや契約実績などを総合的に評価して決定しています。

  • 各社、電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
  • キャンペーンやキャッシュバックなどの一時的な還元額は含まずに計算しています。
  • 再エネ賦課金は、2026年5月分から2027年4月分まで適用の3.98円/kWhで計算しています。
  • 契約アンペアは1人暮らしが「30A」、2~3人暮らしが「40A」、4人暮らしが「50A」で計算しています。
  • 各社、2026年6月時点での九州電力エリアの料金プランで計算しています。
  • 各社、2026年7月の燃料費調整等単価やエリアプライス価格で計算しています。
  • 金額は全て消費税込みで表記しています。

世帯別料金シミュレーションで用いた電気使用量の詳細は、以下の表の通りです。

世帯人数電気使用量
1人暮らし30A/210kWh
2人暮らし40A/300kWh
3人暮らし40A/370kWh
4人暮らし50A/410kWh
※参考:家庭の省エネハンドブック2025 | 東京都環境局
※上記の資料から「電気使用量」を引用し、戸建・集合住宅の平均を算出しています。

ミツウロコでんき「従量電灯B」|シンプルな料金体系で安い

ミツウロコでんき
ミツウロコでんき
「従量電灯B」
基本料金30A:948.72円
40A:1,264.96円
50A:1,581.20円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
120kWh:20.39円
121〜300kWh:20.52円
301kWh〜:24.24円
提供エリア全国
(沖縄と離島を除く)
電気ガスセット割あり
※福岡地区・北九州地区限定
オール電化プランなし
違約金/解約金なし
公式サイトhttps://mitsuurokogreenenergy.jp/
料金シミュレーション
世帯人数電気料金(月額)
1人暮らし
(30A:210kWh/月)
6,412円
年間816円お得
2人暮らし
(40A:300kWh/月)
9,076円
年間4,536円お得
3人暮らし
(40A:370kWh/月)
11,163円
年間6,828円お得
4人暮らし
(50A:410kWh/月)
12,671円
年間8,148円お得
※電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
※別途、容量拠出金相当額・市場連動手数料などの追加費用がかかる場合があります。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※九州電力の従量電灯Bプランとの料金比較
※年間お得額は、各月の料金差額を12倍して算出した概算値です。実際の節約額は季節や電気使用量により変動します。

ミツウロコでんきは、老舗エネルギー企業ミツウロコグループが提供する新電力サービスです。「従量電灯B」プランはシンプルな料金体系で、電気使用量が多いほどお得になる仕組みが特徴です。

121~300kWhと300kWh〜の従量料金が九州電力より安い設定になっており、3人暮らしで年間6,800円以上節約できる可能性があります。

使用電力量が少ない一人暮らしでは九州電力からの節約額は少なくなっていますが、「シングル応援プラン従量電灯B」という、一人暮らし向けのプランも用意されているため、幅広い世帯におすすめの電力会社といえるでしょう。

ミツウロコでんきがおすすめな人
  • 電気使用量が多いファミリー世帯
  • 老舗企業の安心感を重視する人
  • シンプルで分かりやすい料金体系を求める人

TERASELでんき「TERASEL九州B」|電気使用量が多いほどお得

TERASELでんき
TERASELでんき
「TERASEL九州B」
基本料金30A:904.17円
40A:1,205.56円
50A:1,506.95円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
〜120kWh:17.49円
121〜300kWh:22.81円
301kWh〜:25.66円
提供エリア全国
(沖縄と離島を除く)
電気ガスセット割なし
オール電化プランなし
違約金/解約金なし
公式サイトhttps://www.terasel.jp/
料金シミュレーション
世帯人数電気料金(月額)
1人暮らし
(30A:210kWh/月)
6,225円
年間3,048円お得
2人暮らし
(40A:300kWh/月)
9,081円
年間4,476円お得
3人暮らし
(40A:370kWh/月)
11,267円
年間5,580円お得
4人暮らし
(50A:410kWh/月)
12,817円
年間6,396円お得
※電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
※別途、容量拠出金相当額・市場連動手数料などの追加費用がかかる場合があります。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※九州電力の従量電灯Bプランとの料金比較
※年間お得額は、各月の料金差額を12倍して算出した概算値です。実際の節約額は季節や電気使用量により変動します。

TERASELでんきは、伊藤忠グループの株式会社エネクスライフサービスが運営する新電力サービスで、分かりやすい料金体系が特徴です。

TERASELでんきの特徴

電気料金の安さに加えて、電気料金(再エネ賦課金は含まない)200円ごとに楽天ポイントが還元されます。さらに新規申込特典として、2,000円相当のポイントやAmazonギフト券など6種類の特典から好きな1つを選べます。

TERASELでんきの特典

基本料金・従量料金ともに九州電力より安く設定されています。また、燃料費調整額が九州電力と同額の場合が多いため、価格の変動が読みやすいのも魅力です。

TERASELでんきがおすすめな人
  • 電気使用量が多いファミリー世帯
  • 楽天ポイントを日常的に利用している人
  • 大手グループが運営する安心感を重視する人

オクトパスエナジー「グリーンオクトパス」|基本料金・従量料金ともに九州電力より安い

オクトパスエナジー
オクトパスエナジー
「グリーンオクトパス」
基本料金30A:31.14円/日
40A:41.52円/日
50A:51.90円/日
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
~120kWh:18.20円
121~300kWh:23.00円
301kWh~:25.50円
提供エリア全国
(沖縄と離島を除く)
電気ガスセット割なし
オール電化プランあり
違約金/解約金なし
公式サイトhttps://octopusenergy.co.jp/
料金シミュレーション
世帯人数電気料金(月額)
1人暮らし
(30A:210kWh/月)
6,374円
年間1,272円お得
2人暮らし
(40A:300kWh/月)
9,264円
年間2,280円お得
3人暮らし
(40A:370kWh/月)
11,445円
年間3,444円お得
4人暮らし
(50A:410kWh/月)
13,002円
年間4,176円お得
※電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
※別途、容量拠出金相当額・市場連動手数料などの追加費用がかかる場合があります。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※九州電力の従量電灯Bプランとの料金比較
※年間お得額は、各月の料金差額を12倍して算出した概算値です。実際の節約額は季節や電気使用量により変動します。
オクトパスエナジー

「グリーンオクトパス」は、イギリスで電気供給量No.1の実績を持つエネルギー企業と東京ガスの合弁会社「TGオクトパスエナジー株式会社」が運営する新電力サービスです。

実質再生可能エネルギー100%の環境にやさしい電力を供給しながら、業界トップクラスの安さを実現しています。

オクトパスエナジーの特徴

基本料金・従量料金ともに九州電力より安く設定されています。特に電力量料金は、1~120kWhまでは17.52円/kWh、121~300kWhは21.80円/kWhと、九州電力と比較して1~2円以上も安い料金設定となっています。そのため、1人世帯からファミリー世帯まで、どの世帯でも節約できる可能性が高い電力会社です。

オクトパスエナジーがおすすめな人
  • 一人暮らしからファミリーまで幅広い世帯
  • 契約期間の縛りや解約金がない電力会社を選びたい人
  • 安定した供給と信頼性のある会社を選びたい人
  • 環境にやさしい電気を使いたい人

idemitsuでんき「Sプラン」|電気代とガソリン代の両方がお得になる

idemitsuでんき
idemitsuでんき
「Sプラン」
基本料金30A:948.72円
40A:1,264.96円
50A:1,581.20円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
〜120kWh:18.37円
121〜300kWh:23.26円
301kWh〜:24.46円
提供エリア全国
(沖縄と離島を除く)
電気ガスセット割なし
オール電化プランあり
違約金/解約金なし
キャンペーンあり
公式サイトhttps://denki.idemitsu.com/
料金シミュレーション
世帯人数電気料金(月額)
1人暮らし
(30A:210kWh/月)
6,416円
年間768円お得
2人暮らし
(40A:300kWh/月)
9,327円
年間1,524円お得
3人暮らし
(40A:370kWh/月)
11,429円
年間3,636円お得
4人暮らし
(50A:410kWh/月)
12,946円
年間4,848円お得
※電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
※ガソリン代の割引は含まれていません
※別途、容量拠出金相当額・市場連動手数料などの追加費用がかかる場合があります。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※九州電力の従量電灯Bプランとの料金比較
※年間お得額は、各月の料金差額を12倍して算出した概算値です。実際の節約額は季節や電気使用量により変動します。

idemitsuでんきは、出光興産株式会社が提供する新電力サービスです。アポロステーションでの給油割引があるため、車を日常的に使う方に特におすすめです。

idemitsuでんきの特徴

クルマ特割の「ガソリンコース」では、アポロステーションでのガソリン・軽油代が2円/L割引されます(月間100Lまで)。毎月50L給油する場合、ガソリン代が年間で約1,200円の割引になります。

また、電気自動車やプラグインハイブリッド車をお持ちの方は、毎月200円の電気料金割引も受けられます。

idemitsuでんきのクルマ特割

電気料金のみの節約額は他社と比べると控えめですが、電気代とガソリン代の両方を見直したい人におすすめの電力会社です。

idemitsuでんきがおすすめな人
  • 電気代とガソリン代の両方を見直したい人
  • アポロステーションで給油する機会が多い人
  • オール電化住宅にお住まいの人
  • 大手企業が運営する新電力を選びたい人

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ENEOSでんき「九州Ⅴプラン」|長期契約割引で電気代がさらにお得

ENEOSでんき
ENEOSでんき
「九州Ⅴプラン」
基本料金30A:947.37円
40A:1,263.16円
50A:1,578.95円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
〜120kWh:18.30円
121〜300kWh:23.27円
301kWh〜:24.99円
提供エリア全国
(沖縄と離島を除く)
電気ガスセット割なし
オール電化プランなし
違約金/解約金なし
にねん とく2割適用期間中は1,100円(税込)
キャンペーンなし
公式サイトhttps://www.eneos-power.co.jp/denki/
料金シミュレーション
(九州電力との比較)
世帯人数電気料金(月額)
1人暮らし
(30A:210kWh/月)
6,407円
年間876円お得
2人暮らし
(40A:300kWh/月)
9,318円
年間1,632円お得
3人暮らし
(40A:370kWh/月)
11,457円
年間3,300円お得
4人暮らし
(50A:410kWh/月)
12,996円
年間4,248円お得
※電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
※別途、容量拠出金相当額・市場連動手数料などの追加費用がかかる場合があります。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※九州電力の従量電灯Bプランとの料金比較
※年間お得額は、各月の料金差額を12倍して算出した概算値です。実際の節約額は季節や電気使用量により変動します。

ENEOSでんきは、ENEOSホールディングスが運営する新電力会社です。長期契約割引があり、2年以上継続利用することでさらにお得になる点が特徴です。

ENEOSでんきの特徴

ENEOSカードを持っている人なら、ガソリン代の割引も併用できるため、トータルでのメリットが大きくなります。また、楽天カードやdカード、エポスカード、ANAカードなど電気料金のお支払いでポイント・マイルがたまるため、ポイ活をしている方にもおすすめです。

さらに、「にねん とく2割」を適用すると、2年間1kWhあたり0.20円、3年目以降は0.30円の電力量料金単価の割引が受けられるため、長く使うほどお得になる仕組みです。

ENEOSでんきのにねん とく2割
出典:ENEOSでんき

短期間の使用を考えている人よりも、光熱費全体を長期的に見直したい人にとって、堅実にコスト削減が狙える電力会社といえるでしょう。

ENEOSでんきがおすすめな人
  • ENEOSカードを所持している人
  • 2年以上ENEOSでんきを使い続けたい人
  • ポイント(V・楽天・d等)を貯めている人
  • 長期割引を活用して安定的に光熱費を下げたい人

西部ガスの電気「プラスでんきプラン1」|ガスとまとめてさらにお得

西部ガスの電気
西部ガスの電気
「プラスでんきプラン1」
基本料金30A:855.00円
40A:1,070.00円
50A:1,310.00円
電力量料金
(1kWhあたりの使用料金)
〜120kWh:18.37円
121〜300kWh:23.97円
301kWh〜:25.87円
提供エリア福岡県・熊本県・長崎県
(西部ガス都市ガス供給区域)
電気ガスセット割あり
(でんき割:ガス代が毎月3%割引、最大1,100円/月)
オール電化プランなし
違約金/解約金なし
公式サイトhttps://www.saibugas.co.jp/index.htm
料金シミュレーション
世帯人数電気料金(月額)
1人暮らし
(30A:210kWh/月)
6,386円
年間1,128円お得
2人暮らし
(40A:300kWh/月)
9,260円
年間2,328円お得
3人暮らし
(40A:370kWh/月)
11,460円
年間3,264円お得
4人暮らし
(50A:410kWh/月)
12,958円
年間4,704円お得
※電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
※ガスセット割(でんき割)の割引額は含まずに計算しています。
※別途、容量拠出金相当額などの追加費用がかかる場合があります。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※九州電力の従量電灯Bプランとの料金比較
※年間お得額は、各月の料金差額を12倍して算出した概算値です。実際の節約額は季節や電気使用量により変動します。

西部ガスの電気は、福岡県を中心に九州3県(福岡・熊本・長崎)で都市ガスを供給する西部ガス株式会社が提供する電力サービスです。設立は昭和5年で、九州でもっとも歴史のあるガス会社のひとつです。

最大の魅力はガスとのセット割「でんき割」です。西部ガスの都市ガスと電気をまとめて契約すると、ガス料金が毎月3%割引(最大1,100円/月)されます。電気代の節約に加えてガス代も安くなるため、光熱費全体の見直しが一度に完了します。

電気料金単価も九州電力より安く設定されており、電気代の支払い200円ごとにVポイント・Pontaポイント・楽天ポイント・dポイントなど7種類の提携ポイントから選んで貯められるのも特徴です。支払いもガスと一本化できるため、家計管理の手間も減らせます。

ただし、提供エリアが西部ガスの都市ガス供給区域(福岡県・熊本県・長崎県)に限られる点には注意が必要です。佐賀県・大分県・宮崎県・鹿児島県にお住まいの方は契約できません。

西部ガスの電気がおすすめな人
  • 福岡・熊本・長崎で西部ガスの都市ガスを使っている人
  • 電気とガスをまとめて光熱費全体を安くしたい人
  • 支払いを一本化して家計管理をシンプルにしたい人
  • 九州地場の信頼できる企業を選びたい人

九州エリアの市場連動型プランでおすすめの電力会社3選

ここまで紹介した固定料金型の電力会社とは別に、電力市場の価格に連動して30分ごとに料金が変動する「市場連動型プラン」も、九州エリアでは有力な選択肢です。

九州エリアは太陽光発電の導入量が全国トップクラスであるため、天気の良い日中は電力の市場価格が安くなる傾向があります。この特性を活かして、電気を使う時間帯を工夫できる方は、固定料金型よりも大幅に電気代を節約できる可能性があります。

市場連動型プランが向いている人
  • 在宅ワークなどで日中に電気を使う機会が多い人
  • 洗濯機や食器洗い乾燥機を日中に回せる人
  • 太陽光発電や蓄電池を導入している人
  • アプリで電気料金をチェックして使い方を工夫できる人

一方で、電力需要が高まる夏冬の夕方は料金が高騰するリスクもあるため、料金変動のリスクを避けたい方は、上記の固定料金型ランキングから選ぶことをおすすめします。

市場連動型プランのおすすめ電力会社

Looopでんき|電気代を自分でコントロールできる

Looopでんきロゴ画像
Looopでんき
「スマートタイムONE」
電気料金タイプ市場連動型
※JEPXの市場価格に応じて30分ごとに電力量単価が変動
電気の料金構造・電力量料金
(市場連動)
・国の制度対応費
(託送費、容量拠出金、再エネ賦課金)
・サービス料金
(全国均一で7円/kWh)
提供エリア全国
電気ガスセット割なし
(東京ガス供給エリアのみあり
オール電化プランなし
違約金/解約金なし
公式サイト公式サイト

Looopでんきは、2011年に設立された「株式会社Looop(ループ)」が運営する新電力サービスです。

「スマートタイムONE」プランは、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に連動して30分ごとに単価が変動する市場連動型のプランです。専用アプリで単価の高低をリアルタイム確認でき、使い時を工夫することで節約につながります。

また、独自の「おまかせ割」も魅力のひとつ。その月に最も電気を多く使った1時間をAIが自動判定し、その時間帯の使用量を1kWhあたり1円割引します。

申し込み不要で適用されるため、うっかり高い時間帯に使ってしまった際のリスク軽減にもなります。さらに契約期間が長くなるほど割引額がアップする長期割引も用意されています。

\電気代を自分でコントロール/

リボンエナジー|7種類の割引が魅力

リボンエナジーロゴ画像
リボンエナジー
「リボングリーン」
電気料金タイプ市場連動型
※JEPXの市場価格に応じて30分ごとに電力量単価が変動
電気の料金構造・固定従量料金(固定単価 × 使用電力量)
・変動従量料金(30分ごとの変動単価 × 使用電力量)
・再エネ賦課金(再エネ賦課金 × 使用電力量)
・割引額(割引単価 × 使用電力量)
提供エリア全国
(沖縄と離島を除く)
電気ガスセット割なし
オール電化プランなし
違約金/解約金なし
公式サイト公式サイト

リボンエナジーは、株式会社リボンエナジーが運営する新電力サービスです。リボンエナジーは、9つの電力会社のエリアで電気を供給しています。

基本料金0円・燃料費調整額0円という明快な料金体系が最大の特徴です。使った分だけ支払うシンプルな仕組みで、契約アンペア数に関わらず基本料金がかからないため、使用量にムラがある世帯でも安心して利用できます。

さらに、マイホーム割引・ファミリー割引・ペット割引・オール電化割引・EV割引など最大7種類の割引を用意。条件を満たせば複数の割引を組み合わせることも可能で、ライフスタイルに合わせて電気代を効率よく抑えられます。

\最大7種類の割引が使える電力会社/

イデックスでんき「マーケットプラン」|九州地場の老舗企業でポイントも貯まる

イデックスでんき
イデックスでんき
「マーケットプラン」
電気料金タイプ市場連動型
※JEPXの市場価格に応じて30分ごとに電力量単価が変動
電気の料金構造・基本料金
・電源購入料金
(30分ごとに変動する市場価格に連動)
・容量拠出金
・再エネ賦課金
・従量料金
・サービス料金
提供エリア九州電力エリアのみ
(離島を除く)
電気ガスセット割なし
オール電化プランあり
(ミッドナイトプラン)
違約金/解約金なし
公式サイト公式サイト

イデックスでんきは、90年以上の歴史を持つ九州の老舗エネルギー企業「株式会社新出光」が運営する新電力サービスです。九州電力エリア限定で、地域に根ざしたサービスを提供しています。

「マーケットプラン」の最大の特徴は、九州エリアの太陽光発電が豊富な特性との相性の良さです。日中(おおむね午前10時〜午後3時頃)は市場価格が低下しやすい九州エリアの傾向を活かし、洗濯・食洗機・エアコンなどの家電をこの時間帯に集中稼働させることで節約効果が高まります。

イデックスでんき専用のホームページやMyページでは30分ごとの市場価格・電気使用量をリアルタイムで確認できます。価格の動きを把握しながら使い方を工夫できるため、節約への取り組みが習慣化しやすい点も魅力です。

ポイントサービスも充実しており、電気代の支払い100円につきdポイント1ポイント、200円につきWAON POINT 2ポイントが貯まります。申し込みはWebで完結し、解約金もかかりません。

イデックスでんきがおすすめな人
  • dポイントやWAON POINTを日常的に使っている人
  • 九州地場の信頼できる企業から電気を買いたい人
  • オール電化向けプランも検討したい人
  • 解約金なしで気軽に試してみたい人

【世帯別】九州でおすすめの電力会社

電力会社選びで重要なのは、電気使用量に合ったプランを選ぶことです。ここでは、世帯人数別に九州エリアでおすすめの電力会社をご紹介します。

一人暮らしにおすすめの電力会社

一人暮らし世帯におすすめの九州の電力会社ランキングは以下の通りです。

電力会社1人暮らしの電気代
(30A・210kWh)
九州電力との差額
1位
TERASELでんき
TERASEL九州B
公式サイト
6,225円/月九州電力より
年間3,060円安い
2位
オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
公式サイト
6,374円/月九州電力より
年間1,2732安い
3位
西部ガスの電気
プラスでんきプラン1
公式サイト
6,386円/月九州電力より
年間1,128円安い
九州電力
従量電灯B
6,480円/月
※ 2026年6月時点
※電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
※別途、容量拠出金相当額・市場連動手数料などの追加費用がかかる場合があります。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※年間お得額は、各月の料金差額を12倍して算出した概算値です。実際の節約額は季節や電気使用量により変動します。

東京都環境局発行の「家庭の省エネハンドブック2025」によると、一人暮らしの平均的な電気使用量は月間210kWh程度となっています。

一人暮らしの場合、電気使用量が比較的少ないため、基本料金の安さ第1段階の電力量料金(~120kWhまで)の単価が重要になります。この2つの単価が安い電力会社を選ぶことが、最大の節約ポイントです。

1位の「TERASELでんき」は、九州電力と比較して、年間3,000円以上の電気代節約が見込めます。

ファミリー世帯におすすめ電力会社

ファミリー世帯におすすめの九州の電力会社ランキングは以下の通りです。

電力会社4人暮らしの電気代
(50A・410kWh)
九州電力との差額
1位
ミツウロコでんき
従量電灯B
公式サイト
12,671円/月九州電力より
年間8,148円安い
2位
TERASELでんき
TERASEL九州B
公式サイト
12,817円/月九州電力より
年間6,396円安い
3位
idemitsuでんき
Sプラン
公式サイト
12,946円/月九州電力より
年間4,848円安い
九州電力
従量電灯B
13,350円/月
※ 2026年6月時点
※電気料金は「基本料金または最低料金+電力量料金±燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。
※別途、容量拠出金相当額・市場連動手数料などの追加費用がかかる場合があります。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。

こちらも同様に東京都環境局発行の「家庭の省エネハンドブック2025」によると、ファミリー世帯(3〜4人暮らし)の場合、月間の電気使用量は平均350kWh〜450kWh程度となっています。エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビなど多くの家電を同時に使用するため、一人暮らしに比べて大幅に電気使用量が増加しています。

そのため、ファミリー世帯では、301kWh以上の電力量料金単価が安いプランを選ぶと節約効果が高まります。

1位の「ミツウロコでんき」は、九州電力と比較して、年間8,000円以上の電気代節約が見込めます。

また、ファミリー世帯では年間の電気代が高額になる分、ポイント還元の恩恵も大きくなります。楽天ポイントやTポイントなど、日常的に使うポイントが貯まる「TERASELでんき」や「ENEOSでんき」を選ぶのも選択肢の一つと言えます。

電力使用量が多い
\ファミリーにおすすめ/

九州のオール電化住宅におすすめの電力会社

オール電化住宅向けのプランがある九州の電力会社は以下の通りです。

オール電化プランがある電力会社と九州電力のオール電化向け料金プランの比較表を作成しました。

電力会社電気代基本料金電力量料金単価
夏冬春秋昼間夜間
夏冬春秋
idemitsuでんき
オール電化プラン
公式サイト
16,208円/月15,573円/月〜10kW:1,778.80円
11kW〜15kW:4,593.20円
16kW〜:1kWにつき562.88円
平日:27.63円/kWh
休日:22.01円/kWh
平日:24.74円/kWh
休日:18.61円/kWh
14.59円/kWh
イデックスでんき
ミッドナイトプラン
公式サイト
16,244円/月15,608円/月〜10kW:1,869.91円
11kW〜15kW:4,710.62円
16kW〜:1kWにつき568.14円
平日:27.57円/kWh
休日:21.95円/kWh
平日:24.68円/kWh
休日:18.55円/kWh
14.48円/kWh
オクトパスエナジー
オール電化オクトパス
公式サイト
16,506円/月15,853円/月1kWにつき10.24円/日28.61円/kWh25.50円/kWh14.52円/kWh
九州電力
電化でナイト・セレクト22
16,318円/月15,683円/月〜10kW:1,888.80円
11kW〜15kW:4,758.20円
16kW〜:1kWにつき573.88円
平日:27.63円/kWh
休日:22.01円/kWh
平日:24.74円/kWh
休日:18.61円/kWh
14.59円/kWh
※電気代は、契約容量を5kW、1カ月の電気使用量を600kWh(昼間210kWh、夜間390kWh)と仮定してシミュレーションしています。
※1ヶ月は30日、休日は土日だけと仮定して、月あたり休日を8日、平日を22日としてシミュレーションしています。
※「昼間」とは、8時から22時までの時間をいいます。
※「夜間」とは、22時から翌8時までの時間をいいます。
※「春秋」とは、3/1〜6/30および10/1~11/30をいい、「夏冬」とは、7/1〜9/30および12/1~2/28の期間をいいます。
※再エネ賦課金単価は4.18円/kWhで計算しています。
※イデックスでんきには別途、電源調達調整費がかかる場合があります。

比較した結果、九州のオール電化住宅で固定料金型のプランを探しているなら、年間を通して最安のidemitsuでんきがおすすめです。次いでイデックスでんきも九州電力より安く、月額の差はわずか36円程度です。

idemitsuでんきは電力量料金が九州電力と同額ですが、基本料金が安く設定されているため最安となっています。イデックスでんきは基本料金・電力量料金ともに九州電力より安い設定ですが、基本料金の差がidemitsuでんきより小さいため2番手の結果になっています。dポイントやWAON POINTを貯めたい方はイデックスでんきも検討してみてください。

なお、イデックスでんきのミッドナイトプランは電話申込のみ(0120-68-0313)での受付となっています。また、イデックスでんきには「電源調達調整費」があり、電力市場の価格が大きく変動した場合に電気料金が変動する可能性がある点には注意が必要です。

オクトパスエナジーは昼間単価が他社より高いため、今回のシミュレーション条件では九州電力より高くなっています。夜間の電気使用量がさらに多い世帯では差が縮まる可能性がありますが、昼間に在宅時間が長い方は割高になりやすいため注意が必要です。

オクトパスエナジーには日中(9〜15時)が安い「オール電化オクトパス-サンシャイン」もあります。太陽光発電+蓄電池がある家庭で日中の電気使用量が多い方は、公式サイトで比較してみてください。

また、市場連動型プランのリボンエナジーには「オール電化割引(-0.55円/kWh)」があり、夜間に市場価格が安くなる特性を活かしてエコキュートを稼働させれば、固定料金型よりさらに安くなる可能性もあります。電気を使う時間帯を工夫できる方は、市場連動型プランのセクションもあわせてご確認ください。

電気使用量の多い時間帯を把握することが、オール電化世帯の電気代削減の鍵になります。

電気とガスをまとめたい!九州のガスセット割を比較

福岡・熊本・長崎で西部ガスの都市ガスを使っている方、または福岡地区・北九州地区でミツウロコガスを検討している方は、電気とガスをまとめることで光熱費をさらに節約できます。

本記事で紹介している電力会社の中で、九州でガスとのセット割を提供しているのは西部ガスの電気とミツウロコでんきの2社です。

比較項目西部ガスの電気
公式サイト
ミツウロコでんき
公式サイト
対象エリア福岡・熊本・長崎
(西部ガス都市ガス供給区域)
福岡地区・北九州地区のみ
(ミツウロコガス西部ガスエリア)
セット割の内容でんき割
ガス料金が毎月3%割引
(最大1,100円/月)
でんき・ガスセット割
電気+ガス合計から
毎月110円割引
電気料金九州電力より安い
(基本料金・電力量料金ともに安い)
九州電力より安い
(ファミリー世帯で年間約8,000円節約)
ガス料金西部ガスの料金プランのまま
(でんき割で3%OFF)
ミツウロコガス料金
(西部ガス比3%安い設定)
おすすめの選び方
  • ガス使用量が多いファミリー世帯(福岡・熊本・長崎)
    西部ガスの電気がおすすめ。でんき割は定率(3%)のためガス代が高いほどお得になる
  • 福岡地区・北九州地区でミツウロコでんきを使っている・検討中の方
    ミツウロコガスと同時契約すれば月110円のセット割が適用される。電気代の安さと組み合わせてトータルでお得を狙いたい方向け
  • 手続きをシンプルにしたい方
    どちらも電気・ガスの支払いを一本化できるので、使い慣れた会社にまとめるのがラク

なお、佐賀・大分・宮崎・鹿児島にお住まいの方は西部ガス・ミツウロコガスいずれも供給対象外のため、ガスセット割は利用できません。電気料金の安さだけで選ぶなら、本記事のランキングを参考にしてください。

九州の電力会社の選び方|5つのポイント

電力会社を選ぶ際には、料金の安さだけでなく、契約条件やサービス内容も総合的に判断することが重要です。ここでは、失敗しないための電力会社選びのポイントを5つご紹介します。

現在の電気料金と使用量を事前に把握する

電力会社を選ぶ第一歩は、現在の電気料金と月間使用量を正確に把握することです。これらの情報がなければ、どの電力会社がお得なのかを正確に比較することができません。

九州電力の電気料金と使用量は、毎月届く「電気ご使用量のお知らせ」または九州電力のWebサービス「My九電」から確認できます。確認すべき項目は以下の通りです。

確認すべき項目
  • 契約容量(30アンペア、40アンペア、50アンペアなど)
  • 月間使用量(kWh)
  • 請求予定金額(月額電気代)
  • 供給地点特定番号(「09」+20桁の番号)

月間使用量は、季節によって変動することが多いため、できれば直近1年間の平均値を確認するのが理想的です。夏や冬はエアコンの使用で電気代が高くなる傾向があるため、年間を通じた平均値で比較することで、より正確な判断ができます。

また、供給地点特定番号は、新電力会社への申し込み時に必要となる重要な情報です。常に把握しておく必要はありませんが、電気の切替えのお手続きなど、必要な調べ方について把握しておくと、スムーズに切替えを行うことができます。

電気料金単価以外の金額も確認する

電気料金は、基本的に以下の式で計算されます。

電気料金 = 基本料金 + 電力量料金 + 燃料費調整額 + 再エネ賦課金

電気代を安くするために乗り換えを考えているのであれば、電気料金単価だけでなくその他に必要な費用項目がないかも確認しましょう。電気代は主に以下の費用がかかることがあります。

電気代として請求される費用の例
  • 基本料金
  • 燃料費調整額
  • 容量拠出金相当額
  • 市場連動手数料
  • 託送料金
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

各社の電気料金を比較する際のポイントは以下の通りです。

たとえば、電気料金単価が安価な電力会社であっても、基本料金や燃料費調整額が高額な場合には、トータルで見ると電気料金が高くなってしまうケースもあります。

ただし、基本料金や燃料費調整額(または電源調達調整費)は各電力会社が任意に金額を設定できますが、再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)は毎年国によって金額が定められているため、どの電力会社と契約しても同額です。

公式サイトのシミュレーションを活用すれば、現在契約中のプランと比較しながら、どれほど安くなるかを具体的に確認できます。

契約期間の縛りや解約金の有無を確認する

電力会社を選ぶ際は、契約期間の縛りや解約金の有無を必ず確認することも重要です。これらの条件を見落とすと、後で思わぬ出費が発生する可能性があります。

新電力会社の契約条件には、主に以下の3つのパターンがあります。

電力会社の契約条件パターン
  • 契約期間の縛りなし・解約金なし ▶ いつでも自由に解約できる(オクトパスエナジー、TERASELでんきなど)
  • 1年自動更新・解約金なし ▶ 形式上は1年契約だが、いつ解約しても違約金は発生しない(idemitsuでんき、ENEOSでんきなど)
  • 契約期間あり・解約金あり ▶ 契約期間内に解約すると違約金が発生する場合がある

特に、引越しの予定がある方や、他の電力会社も試してみたいと考えている方は、契約期間の縛りや解約金がない電力会社を選ぶことをおすすめします。

また、キャンペーン特典を受け取る条件として「特典受取まで契約継続が必要」というケースもあります。例えば、TERASELでんきでは、特典を受け取る前に解約すると特典がもらえないため注意が必要です。

契約前に、必ず公式サイトの「電気料金メニュー定義書」や「契約約款」で詳細を確認しましょう。不明な点があれば、カスタマーサポートに問い合わせて納得した上で契約することが大切です。

運営会社の信頼性や実績を確認する

新電力会社を選ぶ際は、運営会社の信頼性や供給実績を確認することも重要なポイントです。電気は生活に欠かせないインフラであるため、安定して供給できる信頼性の高い会社を選ぶべきです。

確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 運営会社の規模や実績 ▶ 大手企業のグループ会社か、長年の事業実績があるか
  • 契約件数 ▶ 多くの利用者がいる電力会社ほど安心
  • 顧客満足度や口コミ ▶ 実際の利用者の評判をチェック
  • カスタマーサポート体制 ▶ 電話やメール、チャットでの問い合わせに対応しているか

例えば、オクトパスエナジーは東京ガスとの合弁会社で、世界の契約世帯数が1,000万件を超えています。TERASELでんきは、エネルギー商社の伊藤忠エネクスグループが運営しており、60年以上の歴史による確かな実績があります。

また、カスタマーサポートの対応品質も重要です。電気に関するトラブルや疑問が生じた際に、迅速かつ丁寧に対応してくれる会社を選ぶことで、安心して電気を使い続けることができます。

特典や付帯サービスもチェック

電気料金の安さだけでなく、ポイント還元やキャンペーン特典、付帯サービスも総合的に評価することで、よりお得な電力会社を選ぶことができます。

新電力会社の主な特典や付帯サービスは以下の通りです。

電力会社ポイント還元・特典
TERASELでんき電気料金200円につき楽天ポイント1ポイント
新規契約で最大8,000円相当の特典
オクトパスエナジー友達紹介で8,000円キャッシュバック
(紹介した人・された人の両方)
ENEOSでんきTポイントまたはdポイントが貯まる
契約1年ごとに500ポイントプレゼント
idemitsuでんき契約1年ごとに500ポイントプレゼント
ガソリン・軽油が最大2円/L割引

例えば、楽天経済圏を活用している方なら、TERASELでんきで楽天ポイントを貯めることで、楽天市場での買い物がさらにお得になります。車をよく使う方なら、idemitsuでんきやENEOSでんきのガソリン代割引が大きなメリットになります。

ただし、特典に惹かれて安易に契約すると、電気料金そのものが高く、結果的に損をするケースもあります。必ず、電気料金の安さと特典の両方を総合的に評価して、本当にお得かどうかを判断しましょう。

九州で電力会社を切り替える際の注意点

九州で電力会社を乗り換える際の注意点をイメージできる画像

電力会社の乗り換えは手続きがシンプルな一方で、条件によっては「申し込んだけど切り替えできなかった」「期待していたほど料金が下がらなかった」といったケースも見られます。

事前に注意点も理解しておくことで、後悔のない電力会社選びができます。

市場連動型は料金変動リスクがある

市場連動型の料金プランは、電力市場の価格に応じて電気料金が変動するため、電力需要が高まる時期には料金が高騰するリスクがあります。

たとえば、真夏や真冬の電力需要がピークになる時間帯は、電気料金が通常より高くなることがあります。また、燃料価格の高騰や電力供給のひっ迫により、一時的に電気代が割高になる可能性もあります。

市場連動型プランを選ぶ場合は、専用アプリで電気料金の変動を確認し、安い時間帯を狙って電気を使うなど、工夫が必要です。

料金変動のリスクを避けたい方は、固定料金制のプランを選ぶことをおすすめします。

新電力は倒産や事業撤退のリスクがある

新電力会社の中には、経営状況が不安定な会社もあり、倒産や事業撤退のリスクがゼロではありません

実際に、過去には燃料価格の高騰や電力市場の変動により、一部の新電力会社が事業を撤退したケースもありました。

ただし、万が一契約していた電力会社が倒産しても、すぐに電気が止まることはありません。地域の大手電力会社(九州電力)がセーフティネットとして電力供給を継続してくれるため、安心してください。

倒産リスクを避けたい方は、大手企業が運営する電力会社や、契約件数が多く実績のある電力会社を選ぶことをおすすめします。

初期費用や手数料が発生するケースもある

多くの電力会社では、初期費用や切り替え手数料は無料ですが、一部の電力会社では契約時に手数料が発生する場合があります。

また、スマートメーターが設置されていない場合は、工事費用が発生することがありますが、これは通常、地域の電力会社(九州電力)が負担するため、利用者の負担はありません。

契約前に、初期費用や手数料の有無を公式サイトで確認しておくと安心です。

支払い方法が限定される場合がある

新電力会社によっては、支払い方法がクレジットカードのみに限定されている場合があります。

口座振替やコンビニ払いに対応していない電力会社もあるため、クレジットカードを持っていない方や、口座振替を希望する方は、事前に対応している支払い方法を確認しておきましょう。

この記事で紹介したオクトパスエナジーは、クレジットカード、口座振替、コンビニ払いに対応しており、柔軟に支払い方法を選択できます。

賃貸物件は切り替えできないことがある

賃貸マンションやアパートの場合、建物全体で電力会社が一括契約されている「高圧一括受電契約」の物件では、個別に電力会社を変更できません

「高圧一括受電契約」とは、管理会社などが建物1棟単位で高圧電力の契約を結び、変圧器で低圧電力に変換してから各戸に供給する方式のことです。

賃貸物件にお住まいの方は、契約前に管理会社やオーナーに確認することをおすすめします。多くの場合、個別に電気メーターがあれば、電力会社の変更は可能です。

九州電力から新電力に乗り換える手順

申し込みから切り替え完了まで約2〜4週間。手続きはWebで完結し、立ち会い工事も不要です。九州電力への解約連絡も新電力会社が代行します。

  1. STEP

    現在の契約情報を手元に用意する

    「電気ご使用量のお知らせ」または「My九電」で供給地点特定番号(20桁)契約アンペア月間使用量を確認します。供給地点特定番号は申し込み時に必須です。

  2. STEP

    新電力会社の公式サイトから申し込む

    希望する電力会社の公式サイトでWebフォームに入力します。
    支払い方法(クレジットカードまたは口座振替)も同時に設定します。

  3. STEP

    スマートメーター設置(未設置の場合のみ)

    スマートメーターが未設置の場合は九州電力送配電が無料で設置します。立ち会い不要・費用負担なしで完了します。現在は多くの家庭で設置済みのため、このステップが不要な場合がほとんどです。

  4. STEP

    切り替え完了・新電力会社から請求開始

    申し込みから約2〜4週間で切り替わります。九州電力への解約手続きは新電力会社が代行するため、自分で連絡する必要はありません。

九州の電力会社についてよくある質問

九州の電力会社についてよくある質問をイメージできる画像

九州の電力会社についてよくある質問をまとめました。

Q

九州の電気代が安い理由は何ですか?

A

総務省統計局の家計調査(2025年)によると、九州エリアの1世帯あたりの月額平均電気代は10,047円で、全国10地方のなかで最も安い水準です。

2025年エリア別電気代

九州地方の電気代が全国で最も安い理由には、以下のような要因があります。

九州地方の電気代が安い理由
  • 年間を通して比較的温暖な気候で、暖房費が他地域より抑えられる
  • 太陽光発電による電力供給が豊富で、電力市場価格が安い傾向にある
  • 九州電力の料金設定が他地域の大手電力会社と比較して安い
  • 火力発電所・原子力発電所なども稼働しており、安定した供給が確保されている

特に九州地方は太陽光発電の導入量が全国トップクラスであり、これにより電力供給コストの削減に貢献しています。また、年間を通して比較的温暖な気候のため、特に冬場の暖房費が他地域と比較して大幅に安くなります。

Q

新電力に変更しても電気の品質は変わらない?

A

新電力に切り替えても、電気の品質や安定性は一切変わりません

これは、電力自由化後も、送電網はすべて地域の大手電力会社(九州電力送配電)が管理しているためです。新電力会社は、発電や小売を担当しますが、送電は従来通り九州電力送配電が行います。

そのため、停電のリスクや電気の質が変わることはなく、安心して利用できます。

Q

賃貸やマンションでも電力会社は変更できる?

A

多くの場合、賃貸物件やマンションでも電力会社の変更は可能です。

ただし、以下の場合は変更できません。

  • 建物全体で電力会社が一括契約されている「高圧一括受電契約」の物件
  • 管理会社やオーナーが電力会社の変更を禁止している場合

賃貸物件にお住まいの方は、契約前に管理会社やオーナーへ問い合わせることをおすすめします。

Q

契約期間の縛りや解約金はある?

A

電力会社によって異なります。

契約期間の縛りや解約金がない電力会社も多く、この記事で紹介したオクトパスエナジー、ミツウロコでんき、TERASELでんきは、いずれも解約金がかかりません。

一方、長期契約で割引が受けられるプランの場合、契約期間内に解約すると違約金が発生することがあります。

契約前に、公式サイトや契約書で、契約期間の縛りや解約金の有無を必ず確認しましょう。

Q

乗り換えても電気代が安くならないことはある?

A

はい、選ぶプランや電気使用量によっては、乗り換えても電気代が安くならない場合があります。

たとえば、電気使用量が非常に少ない場合や、九州電力の特定のプランよりも割高な新電力会社を選んでしまった場合です。

また、市場連動型プランの場合、電力市場価格が高騰すると、一時的に九州電力よりも高くなることもあります。

乗り換える前に、必ず料金シミュレーションを行い、自身の電気使用量で本当に安くなるかを確認することが大切です。

Q

市場連動型プランとは何ですか?デメリットはありますか?

A

市場連動型プランとは、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場価格に連動して、電気料金の単価が30分ごとに変動するプランです。電力の需要が少ない時間帯(深夜や日中の太陽光発電が多い時間帯)は安く、需要が集中する夕方や夏冬のピーク時は高くなります。

  • メリット
    安い時間帯に電気を使うように工夫すれば、固定料金型より大幅に節約できる可能性があります。特に九州エリアは太陽光発電が豊富なため、日中の市場価格が安くなりやすく、市場連動型との相性が良い地域です。
  • デメリット
    電力需要が急増する夏冬の夕方は料金が高騰するリスクがあります。また、毎月の電気代が予測しにくいため、料金の安定を重視する方には向いていません。

この記事では、市場連動型プランとしてLooopでんきリボンエナジーを紹介しています。料金変動のリスクを避けたい方は、固定料金型のランキングから選ぶことをおすすめします。

まとめ

九州エリアで電気代を安くするための電力会社選びについて、詳しく解説してきました。

九州でおすすめの電力会社

九州は全国で最も電気代が安い地域ですが、それでも適切な電力会社を選ぶことで、年間数千円から1万円以上の節約が見込まれます。

まずは、この記事で紹介した電力会社の公式サイトで料金シミュレーションを試してみてください。自身の電気使用量で、どれくらい安くなるのかを確認できます。

電気代の節約は、毎月の家計の負担を軽くする確実な方法です。ぜひ、自身に最適な電力会社を見つけて、快適で経済的な暮らしを実現してください。

※当ページで掲載している情報は、各電力会社(以下、販売代理店も含みます)がウェブサイト等にて公にしている特定時点の情報を収集したものであり、閲覧時点での電気料金等を保証するものではありません。
※当ページで掲載している比較金額や節約額は、公開されている料金や平均的な利用状況を基に独自に算出したものであり、あくまで参考値です。実際の金額とは異なる場合があります。
※各電力会社の料金やサービスの詳細については、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。