ダイソンホットアンドクールは、温風モードと涼風モードで電気代が大きく変わります。HP10の場合、温風モードは最大1,400W、涼風モードは最大50Wです。
31円/kWhで試算すると、温風モードは1時間約43.4円、涼風モードは1時間約1.55円です。長時間使うなら、温風モードの電気代には注意が必要です。
ただし、涼風モードは冷房ではなく送風です。部屋全体を冷やす・暖める目的ならエアコン、足元や脱衣所などを短時間暖めるならダイソン、という使い分けが現実的です。

※実際の削減額や適用条件は、ご利用状況や各社公式サイトの最新情報をご確認ください。
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目次
ダイソンホットアンドクールの電気代は高い?
ダイソンホットアンドクールの電気代は、使うモードで判断が変わります。温風は高くなりやすく、涼風は扇風機に近い電気代です。
温風モードは1時間約43.4円、1カ月最大約10,416円
温風モードの消費電力は最大1,400Wです。家電の中でも消費電力は大きめで、長時間使うほど電気代に差が出ます。
| 使用時間 | 電気代の目安 |
|---|---|
| 1時間 | 約43.4円 |
| 1日30分 | 約21.7円 |
| 1日1時間×30日 | 約1,302円 |
| 1日8時間×30日 | 約10,416円 |
広い部屋を暖めようとすると、設定温度に達するまで強い運転が続きやすくなります。その分、電気代も上がります。
反対に、足元や脱衣所を短時間だけ暖める使い方なら、負担は抑えられます。温風モードは、主暖房ではなく補助暖房として考えると使いやすいです。
涼風モードは1時間約1.55円、1カ月約372円
涼風モードの消費電力は最大50Wです。温風モードと比べると消費電力が小さく、電気代も低くなります。
| 使用時間 | 電気代の目安 |
|---|---|
| 1時間 | 約1.55円 |
| 1日8時間 | 約12.4円 |
| 1日8時間×30日 | 約372円 |
ただし、涼風モードは室温を下げる機能ではありません。風を送って体感的に涼しくする機能です。
暑い部屋を冷やしたいときは、エアコンが必要です。ダイソンの涼風モードは、扇風機やサーキュレーターに近い役割として使います。
実際の電気代は設定温度・使用環境で変わる
ここまでの試算は、最大消費電力をもとにした目安です。実際の電気代は、室温、設定温度、部屋の広さ、断熱性、使用時間で変わります。
温風モードでは、設定温度に達した後に運転が弱まる場合があります。そのため、常に1,400Wで動き続けるわけではありません。
一方で、寒い部屋や断熱性の低い部屋では、強い運転が長く続きます。電気代を抑えるには、使う場所と時間を絞ることが大切です。
ダイソンホットアンドクールはエアコンの代わりになる?

ダイソンホットアンドクールは、エアコンの補助として使えます。ただし、冷房でも暖房でも、エアコンと同じ役割ではありません。
ここを混同すると、電気代だけを見て判断しやすくなります。見るべきなのは、どの場所を、どれくらいの時間、どう暖めたいかです。
暖房は足元・脱衣所などの補助利用向き
温風モードは、近くの空間をすばやく暖める使い方に向いています。足元、デスク周り、脱衣所、寝室の就寝前などです。
こうした場所なら、短時間でも暖かさを感じやすくなります。必要なときだけ使えば、電気代の増えすぎも防ぎやすくなります。
一方、リビング全体を長時間暖める目的では、エアコンの方が向いています。ダイソンを主暖房にすると、温風モードの運転時間が長くなりやすいためです。
涼風は冷房ではなく送風
ダイソンの涼風モードは、冷たい空気を作る機能ではありません。室温を下げるのではなく、風を送る機能です。
そのため、暑い部屋を冷やしたいときはエアコンを使います。涼風モードだけで、真夏の室温を下げることはできません。
涼風モードが合うのは、風を直接受けたいときや、エアコンの冷気を循環させたいときです。冷房ではなく、送風として使うのが前提です。
部屋全体を長時間暖めるならエアコン向き
エアコンは、部屋全体を冷暖房するための家電です。広い範囲を長時間暖めるなら、今回の試算ではダイソンよりエアコンの方が電気代を抑えやすくなります。
一方、短時間だけ足元を暖めたい場面では、ダイソンも使いやすいです。エアコンが届きにくい場所を補いたいときにも候補になります。
つまり、部屋全体はエアコン、狭い場所の補助はダイソンという使い分けが現実的です。
ダイソンホットアンドクールの主な機能と仕様

ここまで見たように、ダイソンホットアンドクールは使い方で電気代の印象が変わります。次に、機能と仕様を確認しておきます。
涼風・温風・空気清浄の1台3役
Dyson Purifier Hot+Cool Gen1(HP10)は、空気清浄機・ヒーター・扇風機の3役を1台で使える空気清浄ファンヒーターです。
涼風モードでは風を送り、温風モードでは暖かい風を出します。空気清浄機能も搭載しているため、季節を問わず使いやすい点が特徴です。
ただし、電気代を重視するなら、温風モードの使い方には注意が必要です。便利な家電でも、長時間の暖房として使うと負担が大きくなります。
HP10の消費電力は涼風2〜50W・温風1,400W
HP10の公式仕様では、最小/最大消費電力は涼風モードが2W/50W、温風モードが1,400Wです。
| モード | 消費電力 | 1時間の電気代目安 |
|---|---|---|
| 涼風モード | 2〜50W | 最大約1.55円 |
| 温風モード | 1,400W | 約43.4円 |
この差が、温風と涼風の電気代の差につながります。涼風は安く使いやすい一方、温風は使う時間が長いほど電気代が上がります。
参考:ダイソン公式サイト「Dyson Purifier Hot+Cool Gen1」
空気清浄性能は公式表記に合わせて確認する
公式サイトでは、同梱フィルターについて記載があります。H13規格のHEPAフィルターが、0.3μmの微細な粒子を99.97%捕集するという内容です。
また、微細な粒子までも99.95%除去すると説明されています。ただし、これはフィルター性能試験に基づく数値です。実使用空間での実証結果ではない旨の注記もあります。
空気清浄機能を重視する場合は、対象モデルの公式ページを確認してください。フィルター性能や適用床面積は、モデルによって異なります。
ダイソンとエアコンの電気代を比較
ダイソンとエアコンは、電気代だけで単純に比べると誤解しやすい家電です。暖房として比べる場合と、涼風・冷房として比べる場合で見方が変わります。
暖房として使う場合
まず、暖房として比べます。ダイソンの温風モードを1,400W、エアコン暖房を690Wとして試算すると、エアコンの方が安くなる計算です。
| 項目 | ダイソン温風 | エアコン暖房 |
|---|---|---|
| 消費電力 | 1,400W | 690W |
| 1時間 | 約43.4円 | 約21.4円 |
| 1日8時間 | 約347円 | 約171円 |
| 1カ月 | 約10,416円 | 約5,130円 |
この試算では、部屋全体を長時間暖めるほどエアコンが有利です。エアコンは部屋全体を暖める前提で作られているためです。
ダイソンは、短時間のスポット暖房として使う方が向いています。エアコンだけでは寒い足元を補う使い方なら、役割がはっきりします。
涼風と冷房を比べる場合の注意点
涼風モードは、電気代だけを見るとエアコンの冷房より安く見えます。ただし、涼風は冷房ではありません。
| 項目 | ダイソン涼風 | エアコン冷房 |
|---|---|---|
| 役割 | 送風 | 室温を下げる |
| 消費電力 | 最大50W | 例:515W |
| 1時間 | 約1.55円 | 約16円 |
| 1カ月 | 約372円 | 約3,832円 |
暑い部屋を冷やす目的なら、エアコンが必要です。ダイソンの涼風モードは、冷気を循環させるときや、風を浴びたいときに使います。
つまり、涼風と冷房は比較できますが、同じ役割ではありません。電気代の差だけで選ぶと、用途と合わなくなります。
電気代だけでなく用途で選ぶ

ダイソンとエアコンは、優劣ではなく用途で分けると選びやすくなります。
- 部屋全体を冷暖房する:エアコン
- 足元や脱衣所を短時間暖める:ダイソン温風
- エアコンの風を循環させる:ダイソン涼風
- 空気清浄も同時に使う:ダイソン
このように分けると、電気代だけに引っ張られずに判断できます。長時間の冷暖房はエアコン、短時間の補助はダイソンが基本です。
ダイソンと他の暖房器具の電気代を比較

エアコン以外の暖房器具とも比べてみます。ダイソンの温風モードは、電気式ヒーターに近い電気代です。
ただし、暖房器具は暖める範囲が違います。表の金額だけでなく、どこを暖める家電かもあわせて見てください。
他の暖房器具との比較表
| 暖房器具 | 消費電力の例 | 1時間の電気代 | 1カ月の目安 |
|---|---|---|---|
| ダイソン温風 | 1,400W | 約43.4円 | 約10,416円 |
| セラミックファンヒーター | 1,200W | 約37.2円 | 約8,928円 |
| オイルヒーター | 900W | 約27.9円 | 約6,696円 |
| 電気ストーブ | 800W | 約24.8円 | 約5,952円 |
| こたつ | 160W | 約5.0円 | 約1,190円 |
| エアコン暖房 | 690W | 約21.4円 | 約5,130円 |
長時間使うならエアコン・こたつの方が安くなりやすい
部屋全体を暖めるなら、エアコンが候補になります。体の周りだけを暖めるなら、こたつの方が電気代を抑えやすいです。
ダイソン温風は、温風をすぐに出せる点が便利です。一方で、消費電力は1,400Wあります。長時間使うほど、他の暖房器具との差が出ます。
ダイソンは短時間・スポット暖房向き
ダイソンの温風モードは、部屋全体を長時間暖めるより、短時間だけ暖めたい場面に向いています。
たとえば、朝の脱衣所、在宅ワーク中の足元、寝る前の寝室です。使う場所と時間を決めると、電気代の負担を抑えやすくなります。
ダイソンホットアンドクールの電気代を抑える使い方

温風モードの電気代を抑えるには、主暖房として使い続けないことが大切です。使う場所と時間を絞るだけでも、無駄な運転を減らせます。
足元・脱衣所・デスク周りなど狭い場所で使う
ダイソンホットアンドクールは、限られた場所を暖める使い方に向いています。足元、脱衣所、デスク周りなどです。
広いリビング全体を暖めようとすると、運転時間が長くなります。短時間だけ使う場所を決めると、電気代の増えすぎを防ぎやすくなります。
エアコンの補助として使う
部屋全体はエアコンで暖め、足元だけダイソンで補う方法もあります。エアコンの設定温度を上げすぎずに、寒い場所だけを補えます。
冷房時は、涼風モードで空気を循環させる使い方もあります。エアコンの冷気を部屋全体に回したいときに便利です。
設定温度を上げすぎない
温風モードは、設定温度が高いほど強い運転が続きやすくなります。必要以上に高い温度にしないことが、電気代の抑制につながります。
寒さが気になるときは、衣類やひざ掛けも併用してください。窓際やドア付近では、厚手のカーテンやラグなどの断熱対策も役立ちます。
タイマー・自動モードを使う
使いすぎを防ぐには、タイマーや自動モードを活用します。就寝前や脱衣所など、使う時間が限られる場面と相性がよい機能です。
手動で強い運転を続けるより、必要な時間だけ使う方が電気代を抑えやすくなります。
家全体の電気代が高いなら電力プランを比較する
ダイソンの使い方を見直しても電気代が高い場合は、家全体の電気使用量も見ます。家電単体ではなく、料金プランが影響している場合もあります。
同じ使用量でも、電力会社や料金プランによって請求額は変わります。電気代全体が高いと感じる場合は、電力会社の比較も選択肢です。
ダイソンホットアンドクールの電気代に関するよくある質問

Q
ダイソンは暖房の代わりになりますか?
A
足元や脱衣所など、限られた場所を短時間暖める用途なら代わりになります。
ただし、広いリビングを長時間暖める主暖房には向きません。部屋全体を暖めるなら、エアコンの方が電気代を抑えやすくなります。
ダイソンは、補助暖房として使うのが現実的です。
Q
ダイソンの涼風は冷房ですか?
A
冷房ではありません。涼風モードは送風機能で、エアコンのように室温を下げる機能ではありません。
暑い部屋を冷やしたいときはエアコンが必要です。ダイソンの涼風は、扇風機やサーキュレーターに近い使い方になります。
Q
温風モードの電気代が高い理由は?
A
温風モードの消費電力が最大1,400Wと大きいためです。31円/kWhで計算すると、1時間あたり約43.4円になります。
広い部屋や寒い部屋で使うと、強い運転が続きやすくなります。短時間のスポット暖房として使うと、電気代の増えすぎを防ぎやすくなります。
Q
つけっぱなしにすると電気代はいくらですか?
A
温風モードを最大消費電力で使った場合、1日8時間で約347円です。30日では約10,416円になります。
涼風モードなら、最大50Wで1日8時間使っても約12.4円です。30日では約372円です。
ただし、涼風は冷房ではなく送風です。
Q
エアコンとダイソンはどっちが安いですか?
A
部屋全体を暖めるなら、エアコンの方が電気代を抑えやすいです。今回の試算では、ダイソン温風が1時間約43.4円、エアコン暖房が1時間約21.4円です。
一方、短時間だけ足元を暖める用途なら、ダイソンも使いやすいです。用途と使用時間で使い分けてください。
まとめ
ダイソンホットアンドクールは、温風モードでは電気代が高くなりやすく、涼風モードでは低めに抑えられます。ただし、涼風は冷房ではなく送風です。
部屋全体を長時間冷暖房するなら、エアコンの方が向いています。ダイソンは、足元・脱衣所・デスク周りなどを短時間暖めたい場面や、エアコンの補助として使うのが現実的です。
温風モードの電気代が気になる場合は、使う場所と時間を絞ることが大切です。家全体の電気代も高い場合は、電力プランの見直しも選択肢になります。



