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東京電力エリアの2026年10月分(9月使用分)で計算すると、燃料費調整額が0円のシンプルオクトパスが東京電力の従量電灯Bより月74〜1,420円安くなりました。一方、標準プランのグリーンオクトパスは月199〜271円高くなります。同じオクトパスエナジーでも、プランの選び方で結果が逆になります。

単価は3段階すべてグリーンオクトパスが10円以上安いのに、なぜ請求額が高くなるのか。シンプルオクトパスだけが安くなるのはなぜか。1年後に何が起きるのか。順に見ていきます。

比較する項目安い・優れているほう決め手
1か月に払う総額燃調0円が効くシンプルオクトパス月74〜1,420円 安い
電力量料金の単価グリーンオクトパス10.53〜12.63円/kWh 安い
燃料費調整額東京電力グリーンより12.55円/kWh 安い
申し込み時の特典申請不要オクトパスエナジー総額4,000円割引
オール電化の総額東京電力月605〜1,370円 安い
ガスとのセット割東京電力電気代が月102円引き
ポイント還元東京電力月50〜100ポイント
燃料高騰への強さ東京電力(従量電灯B)燃料費調整額に上限あり
電気の中身追加料金なしオクトパスエナジー実質再生可能エネルギー100%
※金額はすべて税込。2026年10月分(9月使用分)の単価で算出。燃料費調整額は毎月変わるため、月によって結果は入れ替わります。

目次

【結論】シンプルオクトパスなら東京電力より安い

東京電力の従量電灯Bとオクトパスエナジーの2プランを2026年10月分の単価で計算すると、シンプルオクトパスが最も安く、グリーンオクトパスが最も高い結果になりました。差を生んでいるのは電力量料金ではなく燃料費調整額で、シンプルオクトパスだけがこれを0円にしています。

契約と使用量東京電力
従量電灯B
オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
オクトパスエナジー
シンプルオクトパス
30A・150kWh5,360円5,559円5,266円
−94円
30A・210kWh7,447円7,683円7,373円
−74円
40A・300kWh10,889円11,160円10,533円
−356円
40A・400kWh14,776円15,039円14,044円
−732円
50A・500kWh18,975円19,209円17,555円
−1,420円
※税込。基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再エネ賦課金の合計。赤字は東京電力との差額。基本料金は30日換算、再エネ賦課金は4.18円/kWh。国の値引き3.50円/kWhは3プランとも同額のため含めていません。

シンプルオクトパスの強みは使用量が多いほど大きくなります。150kWhでは月94円の差ですが、500kWhでは月1,420円、年間で17,040円の差になります。基本料金が0円で、使った分だけ一律30.93円/kWhという設計だからです。

ただしシンプルオクトパスの適用期間は1年で、13か月目からは自動的にグリーンオクトパスへ切り替わります。切り替わった後どうなるかまで含めて判断してください。

オクトパスエナジーが向く人
  • 月300kWh以上使っていて、シンプルオクトパスを選べる人
  • 燃料費調整額で請求額が上下するのを避けたい人(シンプルオクトパス)
  • 追加料金なしで実質再生可能エネルギー100%の電気を使いたい人
東京電力のままがよい人
  • 従量電灯Bを契約していて、燃料費調整額に上限があるほうが安心な人
  • ガスセット割やくらしTEPCOポイントを受けている人
  • オール電化住宅で、スマートライフSを契約している人
編集部のコメント

編集部のコメント

世帯人数ではなく、検針票に書いてある「今月の使用量」のkWhで見てくださいね。

実際に契約している人がどう評価しているかは、オクトパスエナジー利用者100名への調査でまとめています。

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オクトパスエナジーとの比較はエリアと契約中プランで決まる

比較を始める前に確認すべきは、供給エリア・契約中のプラン・オール電化機器の有無の3つです。オクトパスエナジーは沖縄と離島を除く全国で供給しており、東京電力エリアでも6つの料金プランから選べます。契約中のプランによって比較すべき相手が変わるため、検針票を先に手元に用意してください。

オクトパスエナジーの供給エリアは沖縄と離島を除く全国

オクトパスエナジーは沖縄と離島を除く全国9エリアで電気を供給しています。東京電力エリアでも、グリーンオクトパス・シンプルオクトパス・オール電化オクトパス・オール電化オクトパス-サンシャイン・EVオクトパス・ソーラーオクトパスの6プランから選べます。

この記事では、一般家庭が最初に検討するグリーンオクトパスシンプルオクトパスを比較の中心に置きます。グリーンオクトパスは東京電力の従量電灯Bと料金体系が同じで単価をそのまま並べられ、シンプルオクトパスは燃料費調整額がかからない対照的な設計だからです。

提供地域は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県と、静岡県の富士川以東です。静岡県の富士川より西にお住まいの場合は中部電力エリアの扱いになり、オクトパスエナジー自体は契約できますが、比較相手が中部電力ミライズに変わって単価も燃料費調整額も異なります。

東京電力の契約中プランで比較するプランが変わる

東京電力の家庭向けプランは、規制料金の従量電灯Bと、自由料金のスタンダードS・スマートライフSに分かれます。従量電灯BとスタンダードSは単価がまったく同じで、違いは燃料費調整額の上限・ガスセット割・ポイントの3点だけです。

契約中のプラン比較する相手確認すべき点
従量電灯Bグリーンオクトパス
シンプルオクトパス
燃料費調整額の上限を手放してよいか
スタンダードSグリーンオクトパス
シンプルオクトパス
ガスセット割とポイントの額
スマートライフS・Lオール電化オクトパス夜間と日中の使用量の比率
※契約中のプラン名は、検針票または「くらしTEPCO web」で確認できます。

検針票が手元にない場合は、くらしTEPCO webにログインすると契約種別・契約アンペア・直近の使用量が1画面で確認できます。オクトパスエナジーの申し込みには、検針票にある「お客さま番号」と「供給地点特定番号」の2つが必要です。

オール電化住宅はオール電化オクトパスとの比較になる

オール電化オクトパスは、夜間蓄熱式機器またはオフピーク蓄熱式電気温水器を1kVA以上所有していることが適用条件です。エコキュートや電気温水器がこれにあたり、所有を証明する資料の提出を求められる場合があります。

該当する機器がない住宅では、オール電化オクトパスは契約できません。日中と夜間で単価が変わらないグリーンオクトパスかシンプルオクトパスとの比較になります。

グリーンオクトパスは単価が安く燃料費調整額は東京電力が安い

グリーンオクトパスと従量電灯Bを比べると、電気代を決める4つの単価のうち基本料金と電力量料金はグリーンオクトパスが安く、燃料費調整額は東京電力が安く、再エネ賦課金は同額です。2026年10月分では燃料費調整額の差12.55円/kWhが電力量料金の差10.53〜12.63円/kWhを上回り、単価の安さを打ち消しています。

項目従量電灯BスタンダードSグリーンオクトパス
基本料金(30A)935.25円935.25円873.00円
〜120kWh29.80円29.80円19.27円
120〜300kWh36.40円36.40円24.47円
300kWh超40.49円40.49円27.86円
燃料費調整単価−5.80円−5.80円+6.75円
燃料費調整額の上限ありなしなし
再エネ賦課金4.18円4.18円4.18円
ガスセット割対象外月102円引きなし
ポイントなしくらしTEPCOポイントなし
解約金0円0円0円
※税込。基本料金は30日換算。燃料費調整単価は2026年10月分で、国の値引き3.50円/kWhを除いた金額。出典:東京電力エナジーパートナー「従量電灯B・C」電気料金メニュー定義書【グリーンオクトパス 2026-04(東京電力エリア)】

基本料金は30A契約でグリーンオクトパスが月62円安い

グリーンオクトパスの基本料金は、10アンペアにつき1日9.70円です。30アンペア契約なら1日29.10円で、30日の月は873.00円になります。東京電力の従量電灯Bは30アンペアで月935.25円の固定額なので、差は月62.25円です。

金額の差より重要なのは、グリーンオクトパスが日割りで計算する点です。31日ある月は902.10円、28日の2月は814.80円と、月によって基本料金が変わります。引っ越しで月の途中から使い始めた場合も、使った日数分だけの請求になります。

契約アンペア東京電力(月額)グリーンオクトパス(30日)
20A623.50円582.00円
30A935.25円873.00円
40A1,247.00円1,164.00円
50A1,558.75円1,455.00円
60A1,870.50円1,746.00円
※税込。グリーンオクトパスは1日9.70円/10Aの日割りのため、月の日数で金額が変わります。シンプルオクトパスの基本料金は0円です。出典:東京電力エナジーパートナー「従量電灯B・C」グリーンオクトパス 2026-04の定義書

電力量料金は3段階すべてグリーンオクトパスが10円以上安い

電力量料金の単価は、3つの段階すべてでグリーンオクトパスが従量電灯Bを10円以上下回ります。差は第1段階で10.53円、第2段階で11.93円、第3段階で12.63円と、使用量が増えるほど大きくなります。

使った量東京電力
従量電灯B
グリーン
オクトパス
最初の120kWhまで29.80円19.27円10.53円
120kWh超〜300kWh36.40円24.47円11.93円
300kWh超40.49円27.86円12.63円
300kWh使った場合10,128円6,717円3,411円
※税込・1kWhあたり。最下段のみ月300kWh使った場合の電力量料金の合計額。出典:東京電力エナジーパートナー「従量電灯B・C」グリーンオクトパス 2026-04の定義書

月300kWhを使う家庭なら、電力量料金だけで3,411円の差です。ここだけを見れば「年間4万円以上安くなる」という計算になります。実際には、この差が燃料費調整額で打ち消されます。

燃料費調整額は東京電力が1kWhあたり12.55円安い

燃料費調整額は、発電に使う原油・液化天然ガス・石炭の輸入価格に応じて毎月変わる調整額です。2026年10月分では東京電力が−5.80円/kWh、グリーンオクトパスが+6.75円/kWhで、東京電力は請求から差し引かれ、グリーンオクトパスは加算されます。

項目東京電力
従量電灯B
グリーン
オクトパス
燃料費調整単価−5.80円/kWh+6.75円/kWh
300kWh使った場合−1,740円+2,025円
基準となる燃料価格86,100円/kl
(従量電灯B)
44,200円/kl
上限あり(129,200円)なし
※税込。2026年10月分の単価で、国の値引き3.50円/kWhを除いた金額。出典:東京電力エナジーパートナー「燃料費調整のお知らせ」グリーンオクトパス 2026-04の定義書

月300kWhなら、東京電力は1,740円が引かれ、グリーンオクトパスは2,025円が足されます。金額にして3,765円の逆転で、電力量料金で得た3,411円の差を上回ります。この逆転が起きるのは、両社がまったく違う基準で燃料費調整額を計算しているためです。

再エネ賦課金は4.18円で両社に差はつかない

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、2026年5月分から2027年4月分まで1kWhあたり4.18円です。国が全国一律で定めるため、どの電力会社を選んでも変わりません。月300kWhなら1,254円で、両社とも同額です。

国の電気・ガス料金支援による値引きも同じで、2026年10月請求分は両社とも3.50円/kWhが請求額から差し引かれます。電力会社を比べるときは、この2つを計算から外して構いません。差がつくのは基本料金・電力量料金・燃料費調整額の3つだけです。

グリーンオクトパスの燃料費調整額が高いのは基準が低いから

両社の燃料費調整額に12.55円/kWhもの差がつくのは、計算のしかたがそもそも違うためです。東京電力の従量電灯Bは86,100円/klを基準に、これを下回った分だけ請求から差し引きます。オクトパスエナジーの基準はその約半分の44,200円/klで、これを上回った分が加算されます。基準が低いほど、同じ燃料価格でも加算されやすくなります。

従量電灯Bの基準は86,100円、オクトパスは44,200円

燃料費調整額は、実際の燃料価格が基準を上回れば加算、下回れば減算されます。東京電力の従量電灯Bは基準が86,100円/klで、いまの燃料価格はこれを下回っているためマイナス調整になっています。オクトパスエナジーの基準は44,200円/klと約半分で、燃料価格がこれを上回っているためプラス調整です。同じ燃料価格でも、調整が働く向きが逆になります。

なお、平均燃料価格の算出に使う原油・液化天然ガス・石炭の構成比は事業者ごとに異なります。基準の差額41,900円をそのまま燃料費調整額の差として計算することはできません。

基準が低いということは、その分だけ電力量料金の単価を安く設定できるという意味でもあります。グリーンオクトパスの単価が10円以上安いのは、燃料費を単価に織り込まず燃料費調整額で回収する設計だからです。両社の単価差と燃料費調整額の差がほぼ同じ大きさになるのは偶然ではありません。

つまり単価表だけを並べて「10円以上安い」と判断しても、そのぶん請求額が下がるわけではありません。比較するときは燃料費調整額まで含めた金額で見てください。

上限があるのは東京電力の従量電灯Bだけ

東京電力の従量電灯Bは規制料金プランで、燃料費調整額に上限があります。上限は基準燃料価格86,100円/klの1.5倍にあたる129,200円/klで、平均燃料価格がこれを超えても、超えた分は請求に反映されません。一方、オクトパスエナジーと東京電力のスタンダードS・スマートライフSは自由料金プランで、上限がありません。

規制料金プラン(従量電灯などの特定小売供給約款にもとづく料金プラン)には、加算される燃料費調整額の変動単価に上限がある一方、当社の自由料金プランにおいては上限がありませんので、燃料価格が高騰した場合には、当社の自由料金プランの方が燃料費調整額が高くなる可能性があります。

東京電力エナジーパートナー「燃料費調整制度とは」

いまの燃料価格が上限にどれくらい近いかは、燃料費調整単価の符号でわかります。2026年10月分の従量電灯Bは−5.80円のマイナス調整で、これは平均燃料価格が基準の86,100円を下回っていることを意味します。上限の129,200円まではまだ距離があり、この上限がすぐに効いてくる状況ではありません。

ただし2022年から2023年の高騰局面では、実際にこの上限が働きました。上限のある規制料金プランと自由料金プランで請求額に差が生まれ、規制料金のほうが安いという逆転が起きています。従量電灯Bを解約してオクトパスエナジーに移ると、この保険を手放すことになります。

燃料費調整単価から燃料価格の水準を読む
  • 従量電灯Bの単価がマイナス=平均燃料価格が86,100円/klを下回っている
  • 従量電灯Bの単価がプラスに転じたら=86,100円を超え、上限129,200円に近づき始めた合図
  • オクトパスエナジーの単価は基準が44,200円/klと低いため、常にプラスになりやすい

国の値引きは東京電力だけ燃料費調整額に含まれる

国の電気・ガス料金支援による値引きを、東京電力は燃料費調整単価に含めて公表し、オクトパスエナジーは燃料費調整額とは別に電気料金の総額から差し引いています。両社の公表値をそのまま引き算すると、東京電力だけが値引き済みの数字になり、差が実際より3.50円大きく見えます。

2026年10月分公表されている値国の値引き値引きを除いた値
東京電力−9.30円燃料費調整額に含む−5.80円
グリーンオクトパス+6.75円総額から別途差し引く+6.75円
※税込・1kWhあたり。国の値引きは低圧で3.50円/kWhで、両社とも同額が請求から差し引かれます。出典:東京電力エナジーパートナー「燃料費調整単価等一覧」

値引き自体は両社とも同額なので、比べるときは除いて計算するのが正確です。この記事の試算もすべて値引きを除いた金額で統一しています。なお国の値引きは2026年9月使用分で終了する予定のため、10月使用分からは両社とも請求額が上がります。

この12.55円の差は、グリーンオクトパスを選ぶ限り避けられません。ただしオクトパスエナジーには、燃料費調整額そのものがかからないプランがあります。

燃料費調整額を避けるならシンプルオクトパス

シンプルオクトパスは基本料金と燃料費調整額がどちらも0円で、東京電力エリアの単価は30.93円/kWhの一律です。燃料費調整額そのものが発生しないため、グリーンオクトパスで問題になる12.55円の差が起きません。2026年10月分では、月150kWhから500kWhのどの使用量でも東京電力の従量電灯Bを下回りました。

基本料金0円・燃料費調整額0円で一律30.93円/kWh

シンプルオクトパスの請求額は、使った電力量に30.93円を掛け、再エネ賦課金を足すだけです。契約アンペアに応じた基本料金がなく、段階ごとの単価の違いもありません。

項目東京電力
従量電灯B
グリーン
オクトパス
シンプル
オクトパス
基本料金(30A)935.25円873.00円0円
電力量料金29.80〜40.49円
(3段階)
19.27〜27.86円
(3段階)
30.93円
(一律)
燃料費調整額−5.80円/kWh+6.75円/kWh0円
適用期間制限なし制限なし1年
※税込。基本料金は30日換算。燃料費調整単価は2026年10月分で、国の値引き3.50円/kWhを除いた金額。出典:電気料金メニュー定義書【シンプルオクトパス 2026-04(東京電力エリア)】

一律30.93円という単価は、従量電灯Bの第1段階29.80円より高く、第2段階36.40円より安い水準です。120kWh以下しか使わない家庭では割高になるため、使用量が少ない場合は有利になりません。

使用量が多いほど東京電力との差が広がる

シンプルオクトパスと従量電灯Bの差は、使用量が増えるほど大きくなります。150kWhでは月94円ですが、500kWhでは月1,420円で、年間に換算すると17,040円です。基本料金0円と、第3段階40.49円を避けられる効果が積み上がるためです。

契約と使用量従量電灯Bとの差年間
30A・150kWh−94円−1,128円
30A・210kWh−74円−888円
40A・300kWh−356円−4,272円
40A・400kWh−732円−8,784円
50A・500kWh−1,420円−17,040円
※税込。マイナスはシンプルオクトパスが安い金額。2026年10月分の単価で算出。

210kWhで差が150kWhより小さくなるのは、従量電灯Bの第2段階に入る使用量だからです。この帯では両社の単価が近く、差がつきにくくなります。

13か月目から自動でグリーンオクトパスに切り替わる

シンプルオクトパスの定義書によると、適用期間は適用開始日から1年目の検針日の前日までです。この期間が終わると、自動的に同じエリアのグリーンオクトパスが適用されます。手続きをしなくても切り替わり、燃料費調整額もかかるようになります。

切り替わった後にどちらが安いかは、その時点の燃料費調整額の水準で決まります。2026年10月分の水準がそのまま続いた場合、グリーンオクトパスは従量電灯Bより月199〜271円高くなる計算です。毎月の判定方法を使って確認してください。

切り替わる前にやること
  • 申し込み時に、適用開始日から11か月後をカレンダーに登録しておく
  • その時点で両社の燃料費調整単価を引き算し、どちらが安いか判定する
  • グリーンオクトパスが不利なら、解約金0円で他社へ切り替える
編集部のコメント

編集部のコメント

申し込んだ日をスマホのカレンダーに入れて、11か月後に通知が出るようにしておくと安心ですよ。

グリーンオクトパスと東京電力のどちらが安いかは毎月入れ替わる

燃料費調整額の差は毎月変わるため、グリーンオクトパスと東京電力のどちらが安いかも毎月入れ替わります。2026年6月分から10月分にかけて差は10.13円から12.55円へ2.42円広がり、9月分で東京電力が逆転しました。ただし境目となる金額は料金表から決まっていて動かないため、自分の使用量で一度覚えておけば毎月の判定に使えます。

なお、燃料費調整額がかからないシンプルオクトパスはこの判定の対象外です。以下はグリーンオクトパスと従量電灯Bを比べる場合の話になります。

月300kWhなら差が11.65円を超えたら東京電力が安い

どちらが安いかの境目は、使用量ごとに11.22円から12.08円の範囲にあります。両社の燃料費調整単価の差がこの金額を超えていれば東京電力、下回っていればグリーンオクトパスが安くなります。使用量が多いほど境目の金額は上がり、グリーンオクトパスが有利になる幅が広がります。

契約と使用量東京電力が安くなる
燃料費調整額の差
10月分
(12.55円)の判定
30A・150kWh11.22円を超えたら東京電力
30A・210kWh11.43円を超えたら東京電力
40A・300kWh11.65円を超えたら東京電力
40A・400kWh11.89円を超えたら東京電力
50A・500kWh12.08円を超えたら東京電力
※1kWhあたり・税込。基本料金と電力量料金の差を使用量で割った金額。基本料金は30日換算。

この金額は両社の基本料金と電力量料金の差から計算したもので、燃料価格がどう動いても変わりません。料金表そのものが改定されたときだけ変わります。自分の使用量に近い行の数字を覚えておけば、毎月の判定に使えます。

2026年9月分に東京電力とグリーンオクトパスが入れ替わった

過去5か月の燃料費調整単価を並べると、差が広がり続けて9月分で境目を越えたことがわかります。8月分までは月300kWhでグリーンオクトパスが安く、9月分から東京電力が安くなりました。

適用月東京電力グリーン
オクトパス
300kWhでの結果
2026年6月分−7.30円+2.83円10.13円オクトパスが455円安い
7月分−7.19円+3.18円10.37円オクトパスが383円安い
8月分−6.77円+4.32円11.09円オクトパスが167円安い
9月分−6.46円+5.78円12.24円東京電力が178円安い
10月分−5.80円+6.75円12.55円東京電力が271円安い
※1kWhあたり・税込。東京電力は国の値引きを除いた金額。300kWhでの結果は40A契約・30日換算での比較。出典:東京電力エナジーパートナー「燃料費調整単価等一覧」

この5か月で、グリーンオクトパスの単価は3.92円上がり、東京電力は1.50円しか上がっていません。同じ燃料価格の動きに対して、グリーンオクトパスのほうが請求額が動きやすいということです。燃料価格が下がる局面では逆に、グリーンオクトパスのほうが早く安くなります。

言い換えると、燃料価格が上がっているあいだは東京電力が有利で、下がっているあいだはグリーンオクトパスが有利になりやすい関係です。5か月という観測期間は短いため、この傾向が続くとは限りません。

両社の燃料費調整単価を引き算すれば毎月判定できる

両社とも燃料費調整単価を毎月公式サイトで公表しているため、引き算するだけでその月どちらが安いか判定できます。所要時間は1分ほどです。

  1. STEP

    検針票で使用量を確認する

    今月使った電力量(kWh)と契約アンペアを見ます。くらしTEPCO webでも確認できます。

  2. STEP

    東京電力の燃料費調整単価を調べる

    東京電力エナジーパートナーの「燃料費調整のお知らせ」で当月分を確認します。国の値引きが実施されている月は、注記にある値引き単価を足し戻してください。

  3. STEP

    オクトパスエナジーの単価を調べて引き算する

    オクトパスエナジーの「燃料費調整額のお知らせ」で東京電力エリアの当月分を確認し、東京電力の単価を引きます。この差が上の表の金額を超えていれば東京電力、下回っていればグリーンオクトパスが安くなります。

たとえば月300kWhの家庭で、東京電力が−5.80円、グリーンオクトパスが+6.75円なら、差は12.55円です。境目の11.65円を超えているので東京電力のほうが安い、と判定できます。

編集部のコメント

編集部のコメント

1か月だけで決めず、3か月ほど続けて差を見てから判断してみてくださいね。

オール電化もいまは東京電力のスマートライフSが安い

オール電化住宅の比較でも、2026年10月分では東京電力のスマートライフSが月605〜1,370円安くなりました。夜間の単価はオール電化オクトパスが10.15円安いものの、燃料費調整額の差12.55円がこれを上回るためです。さらにオール電化では、夜間に電気を寄せるほどスマートライフSとの差が開く関係にあります。

夜間単価はオール電化オクトパスが10.15円安い

オール電化オクトパスは午前1時から午前6時がナイトタイムで17.71円/kWh、それ以外がデイタイムで24.31円/kWhです。スマートライフSは同じ午前1時から午前6時が27.86円/kWh、それ以外が35.76円/kWhなので、時間帯の区切りは両社で一致しています。

時間帯東京電力
スマートライフS
オール電化
オクトパス
午前1時〜午前6時27.86円17.71円10.15円
午前6時〜翌午前1時35.76円24.31円11.45円
燃料費調整単価−5.80円+6.75円12.55円
※税込・1kWhあたり。燃料費調整単価は2026年10月分で、国の値引き3.50円/kWhを除いた金額。出典:東京電力エナジーパートナー「スマートライフ(オール電化)」電気料金メニュー定義書【オール電化オクトパス 2026-07-D(東京電力エリア)】

ここで注意したいのが、夜間の単価差10.15円が日中の11.45円より小さい点です。燃料費調整額の差12.55円はどの時間帯にも同じだけかかるため、夜間はオクトパスエナジー側の不利が大きくなります。実質は夜間が1kWhあたり2.40円のマイナス、日中が1.10円のマイナスです。

夜間に電気を寄せれば電気代が下がること自体は、どちらのプランでも変わりません。ただし夜間に寄せるほど、スマートライフSとの差は開きます。オール電化住宅ほどオクトパスエナジーが有利、とは言えない状況です。

オール電化オクトパスの基本料金は使った電力で決まる

スマートライフSは契約アンペアで基本料金が決まり、10アンペアにつき月311.75円です。一方オール電化オクトパスは契約電力1kWにつき1日10.25円で、この契約電力は実際に使った電力から自動的に決まります。

具体的には、30分ごとの使用電力のうち月間で最も大きい値を2倍した数値と、過去11か月分のうち最大の値を比べ、大きいほうが契約電力になります。一度エアコンと給湯を同時に使った月があると、その水準の基本料金が11か月続きます。

項目東京電力
スマートライフS
オール電化
オクトパス
決まり方契約アンペア実際に使った電力
単価311.75円/10A/月10.25円/kW/日
50A・5kW相当1,558.75円1,537.50円
自分で下げられるかアンペア変更で可能使い方を変えて11か月待つ
※税込。オール電化オクトパスは1日あたりの単価のため、30日換算で算出。出典:東京電力エナジーパートナー「スマートライフ(オール電化)」オール電化オクトパス 2026-07-Dの定義書

金額の水準は近いものの、オール電化オクトパスは自分で基本料金をコントロールしにくい点が違います。同時に使う家電が多い家庭では、想定より基本料金が上がる可能性があります。

オール電化の月400〜700kWhでの試算と夜間比率の影響

夜間の使用量を全体の35%として計算すると、どの使用量でもスマートライフSのほうが安くなりました。差は月605円から1,370円で、使用量が増えるほど広がります。

月の使用量スマート
ライフS
オール電化
オクトパス
400kWh13,797円14,402円+605円
500kWh17,246円18,002円+756円
600kWh20,696円21,603円+908円
700kWh23,833円25,204円+1,370円
※税込。夜間(午前1時〜6時)の使用量を全体の35%として算出。契約はスマートライフSが40〜60A、オール電化オクトパスが4〜7kWを想定。再エネ賦課金4.18円/kWhを含み、国の値引きは含みません。

オール電化で東京電力とオクトパスエナジーが入れ替わる境目は、燃料費調整額の差が11.04円/kWhのあたりです。グリーンオクトパスの11.65円より低いため、オール電化のほうが先に入れ替わります。実際、8月分の差11.09円の時点では、オール電化はすでにスマートライフSが有利になっていました。

夜間の使用割合東京電力が安くなる
燃料費調整額の差
10月分での差
(500kWh)
20%11.23円を超えたら+659円
35%11.04円を超えたら+756円
50%10.84円を超えたら+854円
※1kWhあたり・税込。夜間に寄せるほど境目が下がるのは、夜間の単価差10.15円が日中の11.45円より小さいためです。どちらのプランでも、夜間に寄せれば電気代自体は下がります。
編集部のコメント

編集部のコメント

くらしTEPCO webなら時間帯ごとの使用量が出るので、自分の夜間割合を先に確かめてみてくださいね。

料金以外はポイントとセット割が東京電力、再エネがオクトパス

料金以外の4項目は、ポイント還元とガスセット割で東京電力が、実質再生可能エネルギー100%とコンビニ払いでオクトパスエナジーが上回りました。ただし東京電力の2つは自由料金プランだけの特典で、従量電灯Bを契約している場合はどちらも受けられません。

くらしTEPCOポイントは月50〜100ポイント

東京電力の会員サイト「くらしTEPCO web」に月1回ログインすると、対象プラン1契約につき50ポイントが付与されます。電気とガスをセットで契約していれば月100ポイントで、年間1,200ポイントです。オクトパスエナジーには独自のポイント制度がなく、他社ポイントとの連携もありません。

くらしTEPCOポイントは300ポイントから交換でき、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayマネーライト・Amazonギフトカードなどに交換できます。有効期限は付与日の2年後の月末です。

ただし対象は自由料金プランのみで、従量電灯Bは対象外です。従量電灯Bを契約している人にとって、この項目は乗り換えの判断材料になりません。

ガスセット割は電気代が月102円引き

東京電力のガス料金プランと対象の電気料金プランを両方契約すると、電気料金が毎月102円割引されます。年間では約1,200円です。とくとくガスプラン自体も東京ガスの一般料金より約3%安く設定されています。

オクトパスエナジーは2026年3月から一部エリアでガスの取次を始めましたが、電気とガスをまとめたセット割引は提供していません。スマートフォンやインターネット回線とのセット割もありません。

ポイントと同じく、ガスセット割も従量電灯Bは対象外です。対象はスタンダードS・スマートライフSなどの自由料金プランに限られます。

実質再生可能エネルギー100%を選べるのはオクトパスエナジー

グリーンオクトパスとシンプルオクトパスは、再生可能エネルギー指定の非化石証書を100%使うことで、実質的に再生可能エネルギー100%かつ二酸化炭素の排出量をゼロとみなす電気です。この環境価値のための追加料金はかかりません。

東京電力にも水力発電100%の「アクアエナジー100」がありますが、2023年1月から新規申し込みの受け付けを停止しています。いま東京電力エリアで環境価値のある電気を新規に契約するなら、選択肢は限られます

非化石証書は発電所や電源の種類を特定するものではなく、証書の調達状況によっては100%とならない場合があることが定義書に明記されています。実際に届く電気そのものが変わるわけではない点は理解しておいてください。

コンビニ払いを選べるのはオクトパスエナジーだけ

支払い方法はどちらもクレジットカードと口座振替に対応しています。コンビニ払いを選べるのはオクトパスエナジーだけですが、その場合は月220円の手数料がかかります。

項目東京電力オクトパスエナジー
クレジットカード対応対応
口座振替対応対応
コンビニ払い振込用紙で月220円対応(月220円)
紙の検針票月110円ウェブのみ
電話窓口あり平日のみ
※税込。2026年9月時点。

オクトパスエナジーの電話窓口は月曜から木曜が9時から17時、金曜が9時から16時で、土日祝日と年末年始は休みです。対面の窓口もないため、電話や対面で相談しながら手続きしたい人には向きません。問い合わせはメールとLINEが中心になります。

オクトパスエナジーのキャンペーンは総額4,000円割引

オクトパスエナジー

オクトパスエナジーには新規申し込み向けの割引があり、当ページ経由で申し込むと総額4,000円が電気代から差し引かれます。毎月1,000円ずつ4か月にわたって自動で適用されるため、申請の手続きも受け取りの待ち時間もありません。契約後に友達を紹介すると、さらに8,000円が加わります。

特典金額受け取り方
新規申し込み割引総額4,000円初回から毎月1,000円×4か月
申請不要・自動適用
友達紹介割8,000円契約後に自分が紹介したとき
東京電力の特典なし常設の新規割引はなし
※税込。友達紹介割は新規申し込み時には適用されず、契約後に友達を紹介することで適用されます。キャンペーンの内容は変更される場合があるため、最新の条件は公式サイトでご確認ください。

この4,000円は、グリーンオクトパスを選んだ場合の判断を変えます。2026年10月分の水準では年間2,385〜3,252円高くなる計算ですが、4,000円の割引がこれを上回るため、1年目は東京電力より安くなります

契約と使用量グリーンオクトパスの
年間の差
4,000円割引を
含めた1年目
30A・150kWh+2,385円−1,615円
30A・210kWh+2,831円−1,169円
40A・300kWh+3,252円−748円
40A・400kWh+3,156円−844円
50A・500kWh+2,811円−1,189円
※税込。2026年10月分の燃料費調整単価がそのまま12か月続いた場合の試算。マイナスは東京電力より安い金額。

シンプルオクトパスを選べば割引がなくても東京電力より安いため、4,000円はそのまま上乗せになります。月500kWhなら年間17,040円の削減に4,000円が加わり、1年目は合計で21,040円の差です。

解約金・違約金・事務手数料はいずれも0円なので、割引を受けたあとに合わないと感じれば費用をかけずに戻せます。ただし従量電灯Bには同じ条件で戻れない場合があるため、その点だけは先に確認してください。

\このページからお申込みで最大12,000円割引適用/

※内訳:本ページ経由の新規申込みでもれなく4,000円割引+友達紹介割8,000円割引
※「友達紹介割」は新規申し込み時には適用されず、契約後に友達を紹介することで適用されます。

オクトパスエナジーに乗り換えて損をする3つの条件

解約金がかからないため乗り換えの金銭的なハードルは低いものの、元に戻せなくなる条件が3つあります。とくに従量電灯Bを契約している人は、解約すると同じ条件で戻れない場合があるため、切り替える前に確認してください。

従量電灯Bは解約すると同じ条件で戻れないことがある

従量電灯Bは電力自由化前から続く規制料金プランで、新規の申し込みには条件があります。一度解約して他社に移ったあと、同じ需要場所で従量電灯Bを契約し直せるとは限りません。

戻れなかった場合の受け皿はスタンダードSです。単価は従量電灯Bとまったく同じですが、燃料費調整額の上限がなくなります。燃料価格が高騰したときに請求額が青天井になる点で、条件は同じではありません。

切り替える前に確認すること
  • 検針票で契約種別が「従量電灯B」かどうかを確認する
  • 従量電灯Bなら、東京電力(0120-995-001/9時〜17時・日祝除く)に自宅の住所で再契約できるか確認する
  • 戻れないと言われた場合、スタンダードSでも許容できるか判断してから申し込む

オクトパスエナジーは1年間プランも容量も変更できない

グリーンオクトパスの定義書には、契約電流や契約容量を設定または変更した後の検針日から1年目の検針日まで、これらを変更できないと定められています。料金プランの変更についても同じ制限がかかります。

解約して他社に移ることはいつでもできますが、オクトパスエナジーの中でプランを変えたり、アンペアを下げたりすることは1年間できません。グリーンオクトパスで契約したあとに「シンプルオクトパスのほうが安かった」と気づいても、1年間は変更できない仕組みです。

申し込みの時点でどのプランにするかを決めておく必要があります。オール電化住宅で夜型と昼型のどちらにするか迷う場合は、くらしTEPCO webで時間帯別の使用量を確認してから申し込んでください。

従量電灯Bをやめると燃料高騰の上限がなくなる

グリーンオクトパスの燃料費調整額に上限はありません。平均燃料価格が上がった分だけ、そのまま請求額に反映されます。従量電灯Bから乗り換えるということは、129,200円/klの上限という保険を手放すことでもあります。

実際、この5か月でグリーンオクトパスの燃料費調整単価は3.92円上がり、東京電力の1.50円を大きく上回りました。同じ燃料価格の動きに対して、グリーンオクトパスのほうが請求額が動きやすいということです。

この変動を避けたい場合は、燃料費調整額が0円のシンプルオクトパスを選ぶ方法があります。ただし適用は1年間で、13か月目からはグリーンオクトパスに切り替わって同じリスクを負うことになります。

東京電力からオクトパスエナジーへの乗り換えは番号2つでできる

乗り換えの手続きはウェブで完結し、工事も立ち会いも不要です。必要なのは検針票にある「お客さま番号」と「供給地点特定番号」の2つで、東京電力への解約連絡もオクトパスエナジーが代行します。申し込みから切り替わるまでは通常1か月から2か月です。

  1. STEP

    検針票で2つの番号を確認する

    紙の検針票かくらしTEPCO webで、「お客さま番号」と「供給地点特定番号」を控えます。契約アンペアと直近の使用量も一緒に確認しておくと、料金シミュレーションがすぐできます。

  2. STEP

    公式サイトでプランを選んで申し込む

    郵便番号を入れて提供エリアを確認し、プランを選びます。契約から1年間はプランを変更できないため、この時点で決めきってください。支払い方法はクレジットカード・口座振替・コンビニ払いから選びます。

  3. STEP

    スマートメーターの設置状況を確認する

    設置済みなら作業はありません。未設置の場合のみ後日交換されますが、多くの場合は費用負担も立ち会いも不要です。オール電化オクトパスは30分ごとの使用電力で契約電力が決まるため、スマートメーターが前提になります。

  4. STEP

    次回の検針日から切り替わる

    手続きが完了すると、次回の検針日から自動的にオクトパスエナジーの供給になります。切り替えの途中で電気が止まることはありません。即日の開通には対応していないため、引っ越しの場合は余裕をもって申し込んでください。

引っ越しを伴う場合だけは、退去先の電力会社へ自分で解約の連絡が必要です。同じ住所で電力会社だけを変える場合は、東京電力への連絡は不要です。

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※内訳:本ページ経由の新規申込みでもれなく4,000円割引+友達紹介割8,000円割引
※「友達紹介割」は新規申し込み時には適用されず、契約後に友達を紹介することで適用されます。

オクトパスエナジーから東京電力へ戻す手順と、戻せない場合

東京電力へ戻す手続き自体は、オクトパスエナジーへの乗り換えと同じくウェブで完結します。ただし戻れるプランは契約状況によって変わり、従量電灯Bには戻れずスタンダードSになる場合があります。オクトパスエナジー側の解約金は0円で、戻すこと自体に費用はかかりません。

  1. STEP

    戻せるプランを東京電力に確認する

    規制料金プランへの切り替えは電話受付です。東京電力エナジーパートナー(0120-995-001/9時〜17時・日曜と祝日を除く)に、自宅の住所で従量電灯Bを契約できるか確認します。ここで戻れないと言われた場合は、スタンダードSでよいかを判断してください。

  2. STEP

    東京電力に申し込む

    オクトパスエナジーのマイページで確認したお客さま番号と供給地点特定番号を使って申し込みます。オクトパスエナジーへの解約連絡は東京電力が代行するため、自分で連絡する必要はありません。

  3. STEP

    次回の検針日から切り替わる

    次回の検針日から東京電力の供給に戻ります。オクトパスエナジーの解約金・違約金・事務手数料はいずれもかかりません。ガスセット割やくらしTEPCOポイントを使いたい場合は、電気の契約が自由料金プランである必要があります。

戻す際に気をつけたいのが、スタンダードSに変わると燃料費調整額の上限がなくなる点です。単価は従量電灯Bと同じなので請求額の違いは高騰時にしか現れませんが、条件としては別のプランになります。

逆にスタンダードSに戻るのであれば、ガスセット割で月102円、ポイントで月50〜100ポイントが付くため、従量電灯Bのときより有利になる面もあります。どちらを重く見るかで判断してください。

東京ガスの電気も候補になる|ガスとまとめたい場合

ガスとまとめたい人や、毎月の判定に手間をかけたくない人には、東京ガスの電気「基本プラン」も候補になります。オクトパスエナジーを運営するTGオクトパスエナジーは東京ガスとイギリスのOctopus Energy Groupの合弁会社で、東京ガス自身も電気を単独で販売しています。

項目東京電力
従量電灯B
東京ガス
基本プラン
オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
基本料金(30A)935.25円935.22円873.00円
〜120kWh29.80円29.70円19.27円
120〜300kWh36.40円35.69円24.47円
300kWh超40.49円39.50円27.86円
燃料費調整額の上限ありなしなし
ガスセット割対象外電気料金0.5%引きなし
※税込。東京ガスの単価は2026年5月時点。基本料金は30日換算。燃料費調整単価は各社の公表値をご確認ください。

東京ガスの基本プランは、東京電力の従量電灯Bより段階単価が0.10〜0.99円安く、ガス契約がなくても単独で申し込めます。ガスとセットにすると電気料金が0.5%割引されます。単価の差は小さいものの、燃料費調整額の基準が東京電力と同じ86,100円/klに設定されているため、グリーンオクトパスのような大きな入れ替わりは起きにくい設計です(東京ガス「燃料費調整制度とは?」)。

東京ガスを検討したい人
  • すでに東京ガスでガスを契約していて、請求をひとつにまとめたい人
  • 毎月どちらが安いか確認する手間をかけたくない人
  • 従量電灯Bから大きく条件を変えずに、少しだけ単価を下げたい人
東京ガスが向かない人
  • 燃料費調整額の上限を残したい人(東京ガスにも上限はない)
  • 年間で数千円以上の削減を狙いたい人(単価差が小さい)
  • 実質再生可能エネルギー100%の電気を使いたい人

東京電力エリアの他社も含めて比べたい場合は、関東・東京の電力会社おすすめランキングで主要21社の料金を比較しています。

オクトパスエナジーと東京電力の比較でよくある質問

Q

オクトパスエナジーは安くないと言われるのはなぜですか?

A

グリーンオクトパスは電力量料金の単価が10円以上安いのに、燃料費調整額でその差が打ち消されるためです。2026年10月分では燃料費調整額の差が12.55円/kWhあり、単価の差10.53〜12.63円を上回っています。単価表だけを見て判断すると期待と結果がずれます。

Q

オクトパスエナジーと東京電力は資本関係がありますか?

A

資本関係はありません。運営するTGオクトパスエナジー株式会社は、東京ガスとイギリスのOctopus Energy Groupの合弁会社です。共通するのは送配電を担う東京電力パワーグリッドの設備を使う点だけで、これはどの電力会社を選んでも変わりません。会社の詳細はオクトパスエナジーの評判記事で解説しています。

Q

オクトパスエナジーに切り替えると停電しやすくなりますか?

A

変わりません。電気を届ける電線や電柱は、小売事業者を変えても東京電力パワーグリッドの設備をそのまま使います。切り替え工事も停電もなく、電気の品質も同じです。

Q

シンプルオクトパスの1年が終わったらどうなりますか?

A

手続きをしなくても、自動的に同じエリアのグリーンオクトパスに切り替わります。基本料金がかかるようになり、燃料費調整額も加算されます。解約金は0円なので、切り替わる前に他社へ移ることもできます。

Q

賃貸マンションでもオクトパスエナジーに切り替えられますか?

A

電力会社と個別に契約している物件なら切り替えられます。検針票が自分宛てに届いていれば個別契約です。建物全体で一括受電しているマンションは個別に変更できないため、管理組合や大家さんへの確認が必要です。

オクトパスエナジーと東京電力の比較まとめ

2026年10月分の単価では、シンプルオクトパスが東京電力の従量電灯Bより月74〜1,420円安く、グリーンオクトパスは月199〜271円高い結果でした。同じオクトパスエナジーでもプランによって結果が逆になるため、料金だけで選ぶならプラン選びが分かれ目になります。

この記事のまとめ
  • 燃料費調整額が0円のシンプルオクトパスは、いまの水準ではどの使用量でも東京電力より安い
  • グリーンオクトパスは単価が10円以上安いが、燃料費調整額の差12.55円がそれを上回るため2026年10月分では東京電力が安い
  • オクトパスエナジーは燃料費調整額の基準が東京電力の約半分のため、加算される方向に働きやすい
  • 月300kWhなら燃料費調整額の差が11.65円を超えたら東京電力、下回ればグリーンオクトパスが安い
  • シンプルオクトパスは1年で終わり、13か月目からグリーンオクトパスに自動で切り替わる
  • 従量電灯Bを解約すると同じ条件では戻れない可能性がある

2026年10月分の単価で見るかぎり、月300kWh以上を使っていてシンプルオクトパスを選べるなら、オクトパスエナジーのほうが安く済みます。総額4,000円の割引も加わるため、1年目の差はさらに広がります。一方、従量電灯Bを契約していて燃料費調整額の上限を残したい人は、乗り換えると高騰時の備えがなくなります。オール電化でスマートライフSを使っている場合は、この記事の試算では東京電力のほうが安い結果でしたが、夜間の使用割合によって変わるため、自分の比率で確かめてください

判断に迷ったら、まず検針票を用意して今月の使用量を確認してください。解約金は両社とも0円なので、数か月様子を見てから決めても損はしません。

\このページからお申込みで最大12,000円割引適用/

※内訳:本ページ経由の新規申込みでもれなく4,000円割引+友達紹介割8,000円割引
※「友達紹介割」は新規申し込み時には適用されず、契約後に友達を紹介することで適用されます。

スミカノモリ編集部

この記事の執筆・編集者

スミカノモリ編集部

スミカノモリ編集部は、電気・ガス・ウォーターサーバーなどの生活インフラ領域を専門に扱う編集部です。各社の公式サイト、料金表、約款、キャンペーン条件、公的機関の情報などを確認し、読者が自分の家庭に合ったサービスを選びやすいよう情報を整理しています。

※当編集部では、公式情報や公開資料を確認したうえで記事を制作しています。広告の有無や成果報酬の条件のみで評価順位を決定することはありません。詳しくは コンテンツ制作ポリシー をご確認ください。

荒木孝博

この記事の監修者

荒木 孝博 株式会社アディバル(Adeval Inc.) 代表取締役

旅行業界・通信業界・デジタルマーケティングで幅広い経験を持つ。株式会社ALL CONNECTでフレッツ光の営業、WiMAXの広告運用、Y!mobileの代販事業運営を担当したのち、現在は株式会社アディバル(Adeval Inc.)代表取締役。料金プランや契約条件が複雑なサービスの比較コンテンツ制作・監修に携わる。