「関西でガス代を安くしたいけど、どのガス会社を選べばいいかわからない…」とお悩みではありませんか?
2017年の都市ガス自由化以降、関西エリアでも大阪ガス以外のガス会社を自由に選べるようになりました。しかし選択肢が増えた分、料金プランやサービス内容をひとつひとつ調べるのはなかなか大変です。
結論からお伝えすると、関西・大阪で特におすすめのガス会社は以下の3社です。
- 電気の契約先を変えずにガスだけ安くするなら → エルピオ都市ガス
- 床暖房・ガス暖房を使っているなら → エルピオ都市ガス「床暖プラン」
- 電気も関西電力にまとめて最安を狙うなら → 関電ガス
- 大手の安心感やサポートを重視するなら → 大阪ガス
この記事では、関西(大阪ガスエリア)で契約できるおすすめのガス会社5社を厳選し、料金・特徴・向いている人をわかりやすく比較しています。基本料金と従量料金の2軸で5社の料金表を並べ、料金・供給エリア・キャンペーン条件は各社公式サイトで2026年8月時点の情報を確認しました。
なお、大阪ガスは標準メニュー「一般料金」の新規申込受付を2026年9月30日で終了し、10月1日から新メニュー「一般料金S」に切り替わります。今から大阪ガスに新規で申し込む場合は条件が変わるため、大阪ガスの章もあわせて確認してください。
目次
関西(大阪)でおすすめの都市ガス会社5選
関西(大阪ガスエリア)で申し込める都市ガス会社のうち、家庭向けプランを公開している5社を比較します。同じ使用量でも各社で月1,000円近い差がつくため、まずは料金を一覧で見比べてみましょう。
| ガス会社 | 1人世帯 のガス料金 | 2人世帯 のガス料金 | 3人世帯 のガス料金 | 4人世帯 のガス料金 | 公式サイト | 基本料金(月) | 単位料金(㎥) | 電気ガス セット割 | 解約金 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() 関電ガス なっトクプラン | 2,891円/月 大阪ガスより 315円安い | 4,724円/月 大阪ガスより 542円安い | 6,150円/月 大阪ガスより 706円安い | 6,798円/月 大阪ガスより 781円安い | 公式サイト▶︎ | ~20m³:735.13円 20.1~50m³:1,223.46円 50.1~100m³:1,227.82円 | ~20m³:154.00円 20.1~50m³:129.65円 50.1~100m³:129.52円 | なし | なし |
![]() エルピオ都市ガス スタンダードプラン | 3,042円/月 大阪ガスより 164円安い | 4,998円/月 大阪ガスより 268円安い | 6,506円/月 大阪ガスより 350円安い | 7,192円/月 大阪ガスより 387円安い | 公式サイト▶︎ | ~20m³:720.29円 20.1~50m³:1,295.20円 50.1~100m³:1,568.67円 | ~20m³:165.89円 20.1~50m³:137.15円 50.1~100m³:133.40円 | あり | なし |
![]() ガスワン 都市ガスハッピープラン | 3,077円/月 大阪ガスより 129円安い | 5,055円/月 大阪ガスより 211円安い | 6,581円/月 大阪ガスより 275円安い | 7,275円/月 大阪ガスより 304円安い | 公式サイト▶︎ | ~20m³:728.64円 20.1~50m³:1,310.21円 50.1~100m³:1,570.31円 | ~20m³:167.81円 20.1~50m³:138.73円 50.1~100m³:133.53円 | あり | なし |
![]() ミツウロコガス 標準プラン | 3,110円/月 大阪ガスより 96円安い | 5,108円/月 大阪ガスより 158円安い | 6,650円/月 大阪ガスより 206円安い | 7,351円/月 大阪ガスより 228円安い | 公式サイト▶︎ | ~20m³:736.23円 20.1~50m³:1,323.86円 50.1~100m³:1,586.66円 | ~20m³:169.56円 20.1~50m³:140.18円 50.1~100m³:134.92円 | あり | なし |
![]() 大阪ガス 一般料金 | 3,206円/月 | 5,266円/月 | 6,856円/月 | 7,579円/月 | 公式サイト▶︎ | ~20m³:759.00円 20.1~50m³:1,364.81円 50.1~100m³:1,635.74円 | ~20m³:174.81円 20.1~50m³:144.52円 50.1~100m³:139.10円 | あり | なし |
※シミュレーション条件の詳細はこちら。
※大阪ガス「一般料金」は2026年9月30日で新規申込受付を終了します。10月1日以降の新規契約は「一般料金S」が適用されます。
※原料費の上限がないプランの場合、燃料価格の高騰により上限があるプランよりも割高になる可能性あり。
おすすめの都市ガス会社は、各社から公開されている料金や平均的な利用状況をもとに、当サイトが独自に算出したガス料金の安さや契約実績などを総合的に評価して決定しています。
- 各社、ガス料金は「基本料金+基準単位料金×使用量」で計算しています。(1円未満切り捨て)
- 原料費調整額・政府補助金は除いて計算しています。実際のガス料金にはこれらが加減算されます。
- セット割引、ポイント還元は含めずに計算しています。
- 割引キャンペーンやキャッシュバックなどの一時的な還元額は含めずに計算しています。
- 各社、2026年8月時点での大阪ガスエリアの料金プランで計算しています。比較の基準日は全社2026年8月1日に統一しています。
- 年間差額は「(大阪ガス月額 − 各社月額)× 12」で算出しています。
- 金額は全て消費税込みで表記しています。
世帯別料金シミュレーションで用いたガス使用量の詳細は、以下の表の通りです。
| 世帯人数 | ガス使用量 |
|---|---|
| 1人暮らし | 14㎥/月 |
| 2人暮らし | 27㎥/月 |
| 3人暮らし | 38㎥/月 |
| 4人暮らし | 43㎥/月 |
※上記の資料から「ガス使用量」を引用し、戸建・集合住宅の平均を算出しています。
なお、2026年8月分・10月分のガス料金は国の「電気・ガス料金支援」により原料費調整単価から1㎥あたり14.0円、2026年9月分は18.0円が差し引かれます。この値引きは各社共通で適用されるため、上記の比較における各社の順位には影響しません。
ここからは各社の特徴を詳しく見ていきます。掲載順は料金の安さ順ではなく、乗り換えのしやすさ・料金メニューの幅を踏まえた編集部のおすすめ順です。料金だけで比較したい方は、上の一覧表をご確認ください。
エルピオ都市ガス「スタンダードプラン」|電気はそのままでガスだけ安くできる

| エルピオ都市ガス スタンダードプラン | |
|---|---|
| 基本料金(月) | ~20m³:720.29円 20.1~50m³:1,295.20円 50.1~100m³:1,568.67円 |
| 単位料金(㎥) | ~20m³:165.89円 20.1~50m³:137.15円 50.1~100m³:133.40円 |
| 供給エリア | 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、 和歌山県、滋賀県、岡山県の該当地域 (大阪ガス導管網エリア) |
| 電気ガス セット割 | 毎月110円割引 (年間1,320円割引) |
| 違約金/解約金 | なし |
| 支払い方法 | クレジットカード |
| 公式サイト | https://www.lpio.jp/city_gas/ |
| 料金シミュレーション | ||
|---|---|---|
| 世帯人数 | ガス料金 | 大阪ガスとの 年間差額 |
| 1人暮らし (使用量:14㎥) | 3,042円/月 | -1,968円 |
| 2人暮らし (使用量:27㎥) | 4,998円/月 | -3,216円 |
| 3人暮らし (使用量:38㎥) | 6,506円/月 | -4,200円 |
| 4人暮らし (使用量:43㎥) | 7,192円/月 | -4,644円 |
※原料費調整額に上限がないプランのため、燃料価格の高騰により大阪ガスの一般料金より割高になる可能性があります。
エルピオ都市ガスは、千葉県に本社を置くLPガス大手・株式会社エルピオが運営する都市ガスサービスです。CMやポイント還元にコストをかけず、その分を料金の安さに反映しているのが特徴です。
大阪ガスの一般料金と比べて基本料金・従量料金の両方が最大5.1%安く設定されています。割引率は使用量帯で変わり、月50㎥までのA表・B表が5.1%、50.1〜200㎥のC表・D表が4.1%、それ以上が3.1%です。一般的な家庭は割引率が最も大きいA表・B表に収まるため、セット割なしのガス単体契約でも節約効果が期待できます。
なお、エルピオ都市ガスは他エリアで新規申込者向けのキャッシュバックキャンペーンを実施していますが、大阪ガスエリア向けは2026年6月30日申込分で終了し、2026年8月時点では公式サイトで新たな告知がありません。申し込み前に公式サイトのお知らせ欄で最新の実施状況を確認することをおすすめします。
- 電気の契約先を変えずにガスだけ安くしたい人
- 解約金なしで気軽に乗り換えたい人
- エネファームや床暖房などの専用メニューを使っていない人
関電ガス「なっトクプラン」|全使用帯で最安水準のガス料金

| 関電ガス なっトクプラン | |
|---|---|
| 基本料金(月) | ~20m³:735.13円 20.1~50m³:1,223.46円 50.1~100m³:1,227.82円 |
| 単位料金(㎥) | ~20m³:154.00円 20.1~50m³:129.65円 50.1~100m³:129.52円 |
| 供給エリア | 大阪ガスネットワークまたは 大津市企業局の 都市ガス供給エリア |
| 電気ガス セット割 | なし ガス契約者は電気プラン 「なっトクでんき」を契約可能 |
| 違約金/解約金 | なし |
| 支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
| 公式サイト | https://kepco.jp/gas/ |
※兵庫県赤穂郡上郡町、佐用郡佐用町、たつの市新宮町(大阪ガスの西播磨サテライトエリア)は提供対象外です。
| 料金シミュレーション | ||
|---|---|---|
| 世帯人数 | ガス料金 | 大阪ガスとの 年間差額 |
| 1人暮らし (使用量:14㎥) | 2,891円/月 | -3,780円 |
| 2人暮らし (使用量:27㎥) | 4,724円/月 | -6,504円 |
| 3人暮らし (使用量:38㎥) | 6,150円/月 | -8,472円 |
| 4人暮らし (使用量:43㎥) | 6,798円/月 | -9,372円 |
※原料費調整額に上限がないプランのため、燃料価格の高騰により大阪ガスの一般料金より割高になる可能性があります。
関電ガスは、関西電力が提供する都市ガスサービスです。メインプランの「なっトクプラン」は、2022年9月時点で契約件数160万件を超えた人気プランです。
注目すべきは、すべての使用量帯で大阪ガスの一般料金より安い点です。2025年12月の料金改定により、一人暮らしから四人家族まで、どの世帯でもガス料金の節約が見込めます。今回比較した5社のなかでも、4人世帯(43㎥)で年間9,372円と最も大きな差額になりました。
一方で注意点もあります。エネファーム・ガス床暖房・ガス空調機器などを使っている家庭では、大阪ガスの専用メニューより割高になる場合があると関西電力自身が案内しています。該当する機器がある方は、切り替え前に現在の契約メニュー名を確認してください。
なお、関電ガスを契約すると、ガス契約者向けのお得な電気プラン「なっトクでんき」に申し込めるようになります。電気もまとめて関西電力にすれば、光熱費全体での節約効果がさらに高まります。
- ガス料金をとにかく安くしたい人
- 電気とガスをまとめて光熱費全体を安くしたい人
- 関西電力ブランドの安心感を重視する人
ガスワン「都市ガスハッピープラン」|口座振替に対応した全国規模のガス会社

| ガスワン 都市ガスハッピープラン | |
|---|---|
| 基本料金(月) | ~20m³:728.64円 20.1~50m³:1,310.21円 50.1~100m³:1,570.31円 |
| 単位料金(㎥) | ~20m³:167.81円 20.1~50m³:138.73円 50.1~100m³:133.53円 |
| 供給エリア | 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、 和歌山県、三重県、滋賀県の該当地域 (大阪ガス導管網エリア) |
| 電気ガス セット割 | 毎月220円割引 (年間2,640円割引) |
| 違約金/解約金 | なし |
| 支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
| 公式サイト | https://www.gasone.net/toshi-gas/ |
| 料金シミュレーション | ||
|---|---|---|
| 世帯人数 | ガス料金 | 大阪ガスとの 年間差額 |
| 1人暮らし (使用量:14㎥) | 3,077円/月 | -1,548円 |
| 2人暮らし (使用量:27㎥) | 5,055円/月 | -2,532円 |
| 3人暮らし (使用量:38㎥) | 6,581円/月 | -3,300円 |
| 4人暮らし (使用量:43㎥) | 7,275円/月 | -3,648円 |
※原料費調整額に上限がないプランのため、燃料価格の高騰により大阪ガスの一般料金より割高になる可能性があります。
ガスワン(Gas One)は、埼玉県に本社を置く株式会社サイサンが展開するガスブランドです。LPガスの全国供給で長い実績を持ち、都市ガスの小売にも参入しています。
大阪ガスエリア向けの「都市ガスハッピープラン」は、大阪ガスの一般料金よりも基本料金・単位料金が一律4%安く設定されています。
関電ガスやエルピオ都市ガスほどの割引率ではないものの、口座振替にも対応しており、クレジットカードを持っていない方でも契約しやすい点はメリットです。今回比較した5社のうち口座振替に対応しているのは、関電ガス・ガスワン・ミツウロコガス・大阪ガスの4社で、エルピオ都市ガスはクレジットカード払いのみとなります。
また、エネワンでんきまたはウォーターワン(宅配水)とのセット契約で年間2,640円おトクになる「ダブルハッピー割引」、電気と宅配水の両方をセットにすると年間3,300円おトクになる「トリプルハッピー割引」も用意されています。解約金もかかりません。
- 大阪ガスよりガス料金を抑えたい人
- 口座振替でガス料金を支払いたい人
- 宅配水も含めてまとめて割引を受けたい人
ミツウロコガス「標準プラン」|大阪ガスから3%オフでシンプルに安くなる

| ミツウロコガス 標準プラン | |
|---|---|
| 基本料金(月) | ~20m³:736.23円 20.1~50m³:1,323.86円 50.1~100m³:1,586.66円 |
| 単位料金(㎥) | ~20m³:169.56円 20.1~50m³:140.18円 50.1~100m³:134.92円 |
| 供給エリア | 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、 和歌山県、滋賀県の該当地域 (大阪ガス導管網エリア) |
| 対象外の ガス事業者 | 河内長野ガス、伊丹産業、 大和ガス、びわ湖ブルーエナジー |
| 電気ガス セット割 | 毎月110円割引 (年間1,320円割引) |
| 違約金/解約金 | なし |
| 支払い方法 | クレジットカード、口座振替 |
| 公式サイト | https://service.mitsuurokogas.jp/city-gas |
※大阪ガスの「一般料金」「もっと割料金」「あきない割料金」を契約中の方が対象です。
| 料金シミュレーション | ||
|---|---|---|
| 世帯人数 | ガス料金 | 大阪ガスとの 年間差額 |
| 1人暮らし (使用量:14㎥) | 3,110円/月 | -1,152円 |
| 2人暮らし (使用量:27㎥) | 5,108円/月 | -1,896円 |
| 3人暮らし (使用量:38㎥) | 6,650円/月 | -2,472円 |
| 4人暮らし (使用量:43㎥) | 7,351円/月 | -2,736円 |
※ミツウロコガスの原料費調整額は大阪ガスと同じ算定式を採用しています。
ミツウロコガスは、創業100年を超える総合エネルギー企業・ミツウロコグループの株式会社ミツウロコヴェッセルが運営する都市ガスサービスです。大阪ガスエリアの供給は、グループ会社の株式会社ミツウロコヴェッセル関西が担当しています。
料金体系はシンプルで、大阪ガスの一般料金から基本料金・従量料金ともに約3%オフになります。割引幅は関電ガスやエルピオ都市ガスと比べると控えめですが、ミツウロコガスならではのメリットもあります。
それは、原料費調整額の算定式が大阪ガスと同じという点です。他の新ガス会社では原料費調整額に上限がないことが多く、燃料価格が高騰すると想定以上にガス代が上がるリスクがあります。その点、ミツウロコガスは安心して使い続けやすいといえます。
一方で、ミツウロコガスが比較サイト経由で実施しているキャッシュバック特典は、大阪ガスエリアが対象外となっています。特典の有無で選びたい方は、この点を踏まえて検討してください。
- 大幅な値下げより安定した料金体系を重視する人
- 原料費高騰リスクをできるだけ避けたい人
- 老舗エネルギー企業の信頼感で選びたい人
大阪ガス「一般料金」|関西最大手の安心感とセットプランの豊富さが魅力

| 大阪ガス 一般料金 | |
|---|---|
| 基本料金(月) | ~20m³:759.00円 20.1~50m³:1,364.81円 50.1~100m³:1,635.74円 |
| 単位料金(㎥) | ~20m³:174.81円 20.1~50m³:144.52円 50.1~100m³:139.10円 |
| 供給エリア | 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、 和歌山県、三重県、滋賀県の該当地域 |
| 電気ガス セット割 | 一般料金より3%〜割引 |
| 違約金/解約金 | なし |
| 支払い方法 | クレジットカード、口座振替、振込用紙 |
| 新規申込 | 2026年9月30日で受付終了 10月1日以降は「一般料金S」 |
| 公式サイト | https://home.osakagas.co.jp/ |
| 料金シミュレーション | |
|---|---|
| 世帯人数 | ガス料金 |
| 1人暮らし (使用量:14㎥) | 3,206円/月 |
| 2人暮らし (使用量:27㎥) | 5,266円/月 |
| 3人暮らし (使用量:38㎥) | 6,856円/月 |
| 4人暮らし (使用量:43㎥) | 7,579円/月 |
※一般料金は原料費調整額に上限があります。
大阪ガスは関西エリアで最大の都市ガス会社です。2022年3月末時点で約490万件の供給実績を持つ最大手として、多くの家庭にガスを届けています。
一般料金だけで見ると、他社と比較して料金はやや高めですが、原料費調整額に上限が設けられている(一般料金の場合)点が大きな強みです。原料価格が急騰しても一定以上は値上がりしないため、長期的な料金安定性を重視する方に向いています。
また、電気やインターネットとのセットプラン「GAS得プラン」が充実している点も魅力です。電気とまとめる「まとめトク料金」なら一般料金より約3%安くなります。インターネット(さすガねっと)もセットにする「もっとまとめトク料金」なら約6%の割引です。
2026年10月から新メニュー「一般料金S」に切り替わる
大阪ガスは2026年4月9日のプレスリリースで、標準メニュー「一般料金」の新規申込受付を2026年9月30日で終了し、10月1日から新メニュー「一般料金S」を新設すると発表しました。一般料金Sは、従来の一般料金より基本料金を引き上げ、従量料金単価を引き下げた料金体系です。
| 料金表 | 1ヶ月の使用量 | 基本料金 (円/月) | 基準単位料金 (円/㎥) |
|---|---|---|---|
| A | 0㎥から20㎥まで | 1,335.00 | 148.00 |
| B | 20㎥をこえ50㎥まで | 1,415.00 | 144.00 |
| C | 50㎥をこえ100㎥まで | 1,680.00 | 138.70 |
| D | 100㎥をこえ200㎥まで | 2,129.00 | 134.21 |
影響が大きいのは基本料金です。A表(月20㎥まで)の基本料金は759.00円から1,335.00円へと576円引き上げられる一方、単位料金は174.81円から148.00円に下がります。つまり使用量が少ない世帯ほど負担が増え、使用量が多い世帯ほど影響が小さい設計です。
| 世帯人数 | 一般料金 | 一般料金S | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1人暮らし (14㎥) | 3,206円 | 3,407円 | +201円 |
| 2人暮らし (27㎥) | 5,266円 | 5,303円 | +37円 |
| 3人暮らし (38㎥) | 6,856円 | 6,887円 | +31円 |
| 4人暮らし (43㎥) | 7,579円 | 7,607円 | +28円 |
※シミュレーション条件の詳細はこちら。
なお、すでに一般料金で契約中の方と、2026年9月30日までに一般料金を契約した方は、10月以降も従来の一般料金のまま継続して利用できます。手続きも不要です。あわせて、GAS得プランの「あっためトク料金」「ハウス空調料金」なども2026年10月1日付で改定され、11月検針分から新料金が適用されます。
- 電気・ガス・インターネットをまとめて管理したい人
- 床暖房やエネファームなど特殊なガス機器を使っている人
- 最大手のサポート体制を重視する人
- 原料費調整額に上限がある安心感を求める人
【世帯人数別】ガス会社の料金シミュレーション
ここまで関西・大阪でおすすめのガス会社5社を紹介しましたが、「結局どこが一番安いの?」と思っている方も多いはずです。結論から言うと、今回比較した5社では全ての使用量帯で関電ガスが最安となり、使用量が増えるほど大阪ガスとの差が広がります。世帯人数ごとに具体的な金額で見ていきましょう。
一人暮らし(月14㎥目安)の料金比較とおすすめ
一人暮らしの場合、月20㎥以下の料金帯が適用されるケースがほとんどです。
| ガス会社 | 月額料金 | 大阪ガスとの 年間差額 |
|---|---|---|
![]() 関電ガス なっトクプラン | 2,891円 | -3,780円 |
![]() エルピオ都市ガス スタンダードプラン | 3,042円 | -1,968円 |
![]() ガスワン 都市ガスハッピープラン | 3,077円 | -1,548円 |
![]() ミツウロコガス 標準プラン | 3,110円 | -1,152円 |
![]() 大阪ガス 一般料金 | 3,206円 | ー |
※シミュレーション条件の詳細はこちら。
※原料費の上限がないプランの場合、燃料価格の高騰により上限があるプランよりも割高になる可能性あり。
この使用帯では、検証したガス会社のなかで関電ガスが月2,891円と最も安く、大阪ガスと比べて年間約3,780円の節約になります。エルピオ都市ガスも月3,042円と安い水準で、年間約1,968円の節約が可能です。
ただし一人暮らしの場合、月の使用量が5㎥以下など極端に少ないと、切り替えてもほとんど差が出ないこともあります。まずは検針票で自分の使用量を確認してから判断しましょう。なお、2026年10月以降に大阪ガスへ新規契約すると一般料金Sが適用され、14㎥の場合は月3,407円と一般料金より201円高くなります。
二人暮らし(月27㎥目安)の料金比較とおすすめ
二人暮らしの場合、使用量が増えるにつれて従量料金の差が効いてくるため、一人暮らしに比べて各社の料金差が広がります。
| ガス会社 | 月額料金 | 大阪ガスとの 年間差額 |
|---|---|---|
![]() 関電ガス なっトクプラン | 4,724円 | -6,504円 |
![]() エルピオ都市ガス スタンダードプラン | 4,998円 | -3,216円 |
![]() ガスワン 都市ガスハッピープラン | 5,055円 | -2,532円 |
![]() ミツウロコガス 標準プラン | 5,108円 | -1,896円 |
![]() 大阪ガス 一般料金 | 5,266円 | ー |
※シミュレーション条件の詳細はこちら。
※原料費の上限がないプランの場合、燃料価格の高騰により上限があるプランよりも割高になる可能性あり。
この使用帯では、検証したガス会社のなかで関電ガスが月4,724円で最も安く、大阪ガスと比べて年間約6,504円の節約です。エルピオ都市ガスも月4,998円で、年間約3,216円お得になります。
電気もまとめて関西電力に一本化したい方には関電ガスが便利です。一方、電気の契約先を変えたくない方や、ガスだけの乗り換えで手軽に始めたい方にはエルピオ都市ガスも選択肢になります。
ファミリー世帯(月38〜43㎥目安)の料金比較とおすすめ
ファミリー世帯では、月40㎥前後のガスを使うことも珍しくありません。使用量が多いほど料金差が大きくなるため、ガス会社選びのインパクトが最も大きい世帯タイプです。ここでは4人暮らし(43㎥)の料金で比較します。
| ガス会社 | 月額料金 | 大阪ガスとの 年間差額 |
|---|---|---|
![]() 関電ガス なっトクプラン | 6,798円 | -9,372円 |
![]() エルピオ都市ガス スタンダードプラン | 7,192円 | -4,644円 |
![]() ガスワン 都市ガスハッピープラン | 7,275円 | -3,648円 |
![]() ミツウロコガス 標準プラン | 7,351円 | -2,736円 |
![]() 大阪ガス 一般料金 | 7,579円 | ー |
※シミュレーション条件の詳細はこちら。
※原料費の上限がないプランの場合、燃料価格の高騰により上限があるプランよりも割高になる可能性あり。
この使用帯では、検証したガス会社のなかで関電ガスが月6,798円で最も安く、大阪ガスと比べた年間差額は約9,372円です。エルピオ都市ガスも月7,192円で年間約4,644円お得になります。3人暮らし(38㎥)の場合も順位は同じで、関電ガスが月6,150円、大阪ガスとの年間差額は約8,472円です。
関電ガスなら電気も関西電力でまとめられ、管理が楽になる点もメリットです。ただし床暖房やエネファームを使っている家庭は大阪ガスの専用メニューのほうが安い場合があるため、現在の契約メニュー名を確認してから判断してください。
【徹底比較】関電ガスとエルピオ都市ガスはどっちがいい?
関西(大阪ガスエリア)で実際に候補に残りやすいのが、関電ガスとエルピオ都市ガスの2社です。結論は「電気の契約先をどうしたいか」と「ガス暖房を使っているか」で変わります。3つの観点で整理します。
| 比較項目 | エルピオ都市ガス | 関電ガス |
|---|---|---|
| ガス料金の安さ | 大阪ガス比 最大5.1%オフ | 全使用帯で最安 |
| 電気とのセット割 | あり(毎月110円割引) | なし はぴeポイント還元あり |
| 電気を変えずに ガスだけ乗り換え | 向いている | 可能だが 電気も関西電力にすると有利 |
| 床暖房・ガス暖房 向けプラン | あり 床暖プラン/ガス暖お得プラン | なし 公式が「割高になる場合あり」と案内 |
| 支払い方法 | クレジットカードのみ | カード・口座振替 |
| 解約金 | なし | なし |
料金の絶対額だけで選ぶなら関電ガス
先に事実を書いておくと、ガス料金そのものは全使用量帯で関電ガスが安いです。4人世帯(月43㎥)で月6,798円、エルピオ都市ガスは月7,192円なので、月394円・年間4,728円ほど関電ガスが有利になります。
ただし関電ガスには電気とのセット割引がありません。ガス料金1,000円につき5ポイントの「はぴeポイント」還元はありますが、これは「はぴeみる電」に会員登録し、毎月Webで料金を確認することが付与条件です。エルピオ都市ガスは電気とのセット契約で毎月110円が直接割引されるため、条件次第で差は縮まります。
エルピオ都市ガスが向いている3つのケース
- 電気の契約先を変えたくない人
- すでに関西電力以外の新電力に切り替えている人
- 床暖房・ガス暖房を使っている人
1つめは、電気の契約先を変えたくない場合です。関電ガスの強みは電気とまとめたときに発揮されるため、電気を動かさないなら旨みが薄れます。エルピオ都市ガスならガス単体でも大阪ガス比で最大5.1%オフになり、手続きもガスだけで完結します。
2つめは、すでに関西電力以外の新電力を使っている場合です。ガスのために電気を関西電力へ戻すと、電気側で解約金や料金差が発生することがあります。ガスだけを切り離して乗り換えられるエルピオ都市ガスのほうが、トータルで得になるケースがあります。
3つめが床暖房・ガス暖房です。ここは次の項目で詳しく解説します。
床暖房・ガス暖房があるならエルピオ「床暖プラン」一択
ガス床暖房やガス温水暖房を使っている家庭は、通常のプランで比較してはいけません。大阪ガスには床暖房世帯向けの専用メニューがあり、冬期(12〜3月)は基本料金が高くなる代わりに従量単価が大幅に下がる設計になっているためです。暖房でガスを大量に使う冬に、この単価差が効きます。
ここで問題になるのが、今回比較した5社のうち、床暖房向けの専用プランを用意しているのはエルピオ都市ガスだけという点です。関西電力も公式サイトで、ガス床暖房・エネファーム・ガス空調機器を使っている場合は関電ガスが他社の専用メニューより割高になる可能性があると案内しています。
| ガス会社 | 床暖房向けプラン | 冬期100㎥の ガス料金 |
|---|---|---|
| エルピオ都市ガス | 床暖プラン ガス暖お得プラン | 13,477円 |
| 大阪ガス | 床暖料金 ほか | 13,491円 |
| 関電ガス | なし 通常のなっトクプランのみ | 14,179円 |
| ガスワン ミツウロコガス | なし | ー |
※冬期(12〜3月)に月100㎥を使用した場合の試算です。関電ガスは床暖房向けメニューがないため、なっトクプランのC表で算出しています。
冬期に月100㎥を使う床暖房世帯の場合、エルピオ都市ガスの床暖プランなら月13,477円ですが、床暖房向けメニューのない関電ガスに乗り換えると月14,179円となり、月702円・冬期4か月で約2,808円割高になる計算です。
ただし注意点もあります。エルピオ都市ガスの床暖プランは、冬期の割引率が大阪ガスの床暖料金比でわずか0.1%にとどまります。大きく安くなるのは4〜11月の「その他季」で、この期間は5.1%オフです。「冬に大幅に安くなる」プランではなく、「冬に損をせず、それ以外の季節で安くなる」プランだと理解してください。
年間トータルでどうなるかは各家庭の使用パターンで変わります。まずは検針票で契約メニュー名(大阪ガスの「床暖料金」など)と冬期の使用量を確認したうえで、専用メニュー同士で比較するのが確実です。
- ガス代を下げたいなら → エルピオ都市ガス「床暖プラン」
- 関電ガス・ガスワン・ミツウロコガスは床暖房向けプランがないため要注意
- まずは検針票で現在の契約メニュー名を確認する
ガス会社を選ぶときに見るべき4つのポイント
料金の安さだけでガス会社を決めると、あとから「こんなはずじゃなかった」となるケースもあります。契約前にチェックしておきたいポイントを4つ紹介します。
基本料金と従量料金のバランスを確認する
都市ガスの料金は「基本料金 + 従量料金 × 使用量」で決まります。基本料金は毎月固定でかかる料金、従量料金は使った分だけかかる料金です。
使用量が少ない世帯は基本料金の安さが重要になり、使用量が多い世帯は従量料金の単価差が月々の節約額に直結します。
実例が大阪ガスの新メニュー「一般料金S」です。基本料金を759.00円から1,335.00円に上げる代わりに、単位料金を174.81円から148.00円に下げています。その結果、月14㎥の一人暮らしでは月201円の負担増になる一方、月43㎥の4人世帯では28円増に収まります。同じプランでも使用量によって有利・不利が逆転するため、自分の使用量帯に合わせて比較することが大切です。
電気とのセット割引があるかどうか
ガス単体の料金だけでなく、電気もまとめて同じ会社で管理できるかも比較のポイントです。請求先が一本化されると光熱費の管理がシンプルになります。
今回の5社では、エルピオ都市ガスが毎月110円、ガスワンが毎月220円、ミツウロコガスが毎月110円のセット割を用意しています。大阪ガスは「GAS得プラン まとめトク料金」で一般料金より約3%割引です。関電ガスにはセット割引そのものはありませんが、ガス料金1,000円につき5ポイント、電気料金1,000円につき8ポイントの「はぴeポイント」還元があります。
ただし、セット割があるからといって同じ会社にまとめるのが最安とは限りません。電気は電気で最安の会社を、ガスはガスで最安の会社を選んだほうがトータルで安くなる場合もあります。
原料費調整額の上限有無をチェックする
都市ガスの料金には原料価格の変動を毎月反映させる「原料費調整額」が含まれます。これは原料(LNGなど)の輸入コストが上がれば増え、下がれば減る仕組みです。
大阪ガスの一般料金には上限が設けられていますが、エルピオ都市ガスやガスワン、関電ガスなど新規参入のガス会社の多くは上限がありません。なお、ミツウロコガスは大阪ガスと同じ算定式を採用しています。
通常時は上限なしのプランのほうが安い場合がほとんどですが、原料価格が大幅に高騰した場合は逆転する可能性がある点は理解しておきましょう。
解約金・契約期間の縛りがないか確認する
ガス会社によっては一部のプランに解約金が設定されているケースもあります。申し込み前に契約条件を必ず確認しましょう。
この記事で紹介した5社は、いずれもガスプランについては解約金や最低契約期間を設けていません。合わなければいつでも別の会社に切り替えられます。
ガス会社の切り替え・新規契約時の注意点
ガス会社の切り替えは基本的に簡単ですが、事前に確認しておきたい注意点をまとめました。
賃貸アパート・マンションでは乗り換えできない場合がある
賃貸マンションやアパートにお住まいの場合、物件によってはガス会社が指定されていて切り替えができないことがあります。
都市ガスの場合、基本的には個人の名義で契約していれば切り替えは可能です。ただし、マンションやアパートの管理会社が一括でガス契約を結んでいる「一括受ガス」の物件では、入居者が個別に切り替えることはできません。
まずは管理会社やオーナーに「ガス会社の変更は可能か」を確認してみてください。
使用量が少ないと切り替えても安くならないことがある
ガスの使用量が極端に少ない場合(月5㎥以下など)、切り替えてもほとんど料金が変わらないか、場合によっては割高になるケースもあります。
一人暮らしで自炊をほとんどしない方や、お湯もあまり使わない方は、まず検針票で使用量を確認したうえで判断しましょう。月の使用量が15㎥以上あれば、多くの場合切り替えによる料金メリットが出ます。
プロパンガスから都市ガスへの切り替えは工事が必要
現在プロパンガス(LPガス)を利用している方が都市ガスに切り替える場合は、ガス管の引き込み工事が必要になります。
工事には数十万円の費用がかかる場合があり、そもそも都市ガスの導管が通っていない地域では切り替え自体ができません。
プロパンガスをお使いの方は、まず自宅が都市ガスの供給エリアかどうかを確認しましょう。エリア内であっても、工事費用とガス料金の節約額を比較して判断するのがおすすめです。
床暖房やエネファームがある家庭は割高になる場合がある
ガス床暖房・エネファーム・エコウィル・ガス空調機器などを使っている家庭は、切り替えでかえって高くなることがあります。関西電力も公式サイトで、これらの機器を利用している場合は関電ガスが他社の専用メニューより割高になる可能性があると案内しています。
大阪ガスの「床暖料金」「マイホーム発電料金」など、機器に対応した専用メニューを契約している場合は、乗り換え前に必ず現在の契約メニュー名を検針票で確認してください。エルピオ都市ガスには床暖房世帯向けの「床暖プラン」もあるため、専用メニュー同士で比較するのが確実です。詳しくは床暖房・ガス暖房がある家庭のガス会社選びで解説しています。
【3ステップで簡単】ガス会社を切り替える手順
ガス会社の切り替え手続きは、大きく以下の3つのステップで完了します。
- 現在の検針票を手元に用意する
- 新しいガス会社にWebまたは電話で申し込む
- 切り替え完了を待つ(目安は2週間〜1か月)
- STEP
現在の検針票を手元に用意する
まずは、現在契約しているガス会社の検針票(ガスご使用量のお知らせ)を用意します。検針票には、申し込みに必要な以下の情報が記載されています。
- お客様番号(ご使用番号)
- ガス供給地点特定番号
- 現在のガス使用量と契約メニュー名
検針票が手元にない場合は、現在のガス会社のマイページや問い合わせ窓口でも確認できます。
- STEP
新しいガス会社にWebまたは電話で申し込む
切り替え先のガス会社の公式サイトから、申し込みを行います。多くの会社は24時間受付のWeb申し込みフォームを用意しています。
なお、契約中のガス会社への解約連絡は不要です。新しいガス会社が手続きを代行してくれるため、ご自身で連絡する手間はありません。
- STEP
切り替え完了を待つ(目安は2週間〜1か月)
申し込みが完了したら、あとは切り替え日を待つだけです。通常、申し込みから2週間〜1か月程度で切り替えが完了します。
切り替え時にガスが止まることはなく、工事やガスメーターの交換も基本的に不要です。切り替え当日も普段通りガスを使えるので、日常生活への影響はほとんどありません。
関西・大阪のガス会社選びでよくある質問(FAQ)
関西・大阪のガス会社選びでよくある質問に回答します。
Q
大阪ガスから切り替えるとガスの品質は変わる?
A
ガス会社を切り替えても、ガスの品質は一切変わりません。どのガス会社と契約しても、ガスは大阪ガスネットワークが管理・保守する同じ導管(ガス管)を通じて届けられます。ガスの成分や安全性が変わることもありません。ガス漏れなど緊急時の対応や定期保安点検も、引き続き大阪ガスネットワークが担当します。
Q
大阪ガスの「一般料金」はもう申し込めない?
A
2026年9月30日までなら申し込めます。大阪ガスは一般料金の新規申込受付を2026年9月30日で終了し、10月1日からは新メニュー「一般料金S」を提供します。すでに一般料金を契約中の方や、9月30日までに契約した方は、10月以降も従来の一般料金のまま継続利用でき、手続きも不要です。一般料金Sは基本料金が高く従量単価が安い設計のため、使用量が少ない世帯ほど負担が増えます。
Q
ガス会社の切り替えには何日かかる?
A
申し込みから切り替え完了までの目安は2週間〜1か月程度です。次の検針日のタイミングで切り替わるため、申し込みのタイミングによって多少前後します。切り替え期間中にガスが止まることはありません。
Q
乗り換え後に料金が高くなるケースはある?
A
はい、あり得ます。大阪ガスの一般料金には原料費調整額に上限がありますが、多くの新ガス会社にはこの上限がありません。そのため、天然ガスの輸入価格が急騰すると、新ガス会社のほうが割高になるケースがあります。また、床暖房やエネファーム向けの専用メニューを契約中の場合も割高になることがあります。ただし、通常の相場環境であれば、この記事で紹介した4社はいずれも大阪ガスの一般料金より安い水準です。解約金もかからないため、万が一割高に感じた場合はいつでも元に戻すことができます。
Q
オール電化の家でも都市ガスに切り替えられる?
A
切り替えることは可能です。ただし、オール電化住宅から都市ガスに切り替えるにはガス管の引き込み工事が必要になり、大きなコストがかかります。オール電化の住宅にお住まいの場合は、電気料金プランの見直しで光熱費を節約する方法を検討するのが現実的です。
まとめ|使用量から自分に合ったガス会社を選ぼう
関西(大阪ガスエリア)でガス会社を選ぶ際は、まず毎月の使用量を検針票で確認することから始めましょう。
- 電気の契約先を変えずにガスだけ安くするなら → エルピオ都市ガス
- 床暖房・ガス暖房を使っているなら → エルピオ都市ガス「床暖プラン」
- 電気も関西電力にまとめて最安を狙うなら → 関電ガス
- 大手の安心感やサポートを重視するなら → 大阪ガス
今回紹介した5社はいずれも解約金がかからないため、「まず試してみて、合わなければ変える」という使い方もできます。大阪ガスの一般料金を検討している方は、2026年9月30日の受付終了までに判断が必要な点にも注意してください。ご自身の使用量とライフスタイルに合ったガス会社を見つけて、無理なくガス代を節約してみてください。
なお、同じ大阪ガスエリアでも、京都府と滋賀県では選べる会社や導管事業者が一部異なります。お住まいの府県に合わせて以下の記事もご覧ください。
※当ページで掲載している情報は、各ガス会社が公開している特定時点(2026年8月)の情報を収集したものであり、閲覧時点でのガス料金等を保証するものではありません。
※当ページで掲載している比較金額や節約額は、公開されている料金や平均的な利用状況を基に独自に算出したものであり、あくまで参考値です。実際の金額とは異なる場合があります。
※大阪ガス「一般料金」は2026年9月30日をもって新規申込受付を終了し、2026年10月1日より「一般料金S」が新設されます。
※各ガス会社の料金やサービスの詳細については、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。








