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「夏場は冷房をたくさん使っているけど、1時間あたりの電気代はいくらなんだろう?」「毎日エアコンを使っているけど、無駄にお金がかかっていないか心配」

上記のような疑問やお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

近年は猛暑が続いており、熱中症や体調不良などの心配があるため、冷房は欠かせない存在になっています。

しかし、毎日エアコンの冷房を使っていると、電気代の請求額が高額になってしまうため、できる限りの節約をする必要があります。

本記事では、エアコンの1時間あたりの電気代や計算方法に加えて、賢く節約する7つのポイントを解説します。

エアコンの冷房の電気代が気になる方、毎月の電気代を節約したい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

エアコンの冷房の畳数別1時間の電気代

エアコンの冷房は畳数によって1時間あたりの電気代が異なります

一般的に畳数が大きくなるほど冷房の出力は大きくなり消費電力が増えるため、電気代は高くなります。

畳数電気代※
6畳約15.2円
8畳約17.4円
10畳約20.2円
12畳約32.9円
※冷房の設定温度26℃、外気温35℃を想定
※消費電力は6畳655W、8畳745W、10畳800W、12畳1415W、電気料金31円/kWhで計算

6畳用のエアコンと12畳用のエアコンを比較する場合、発生する電気代は約2倍程度の差があります。

しかし、12畳のお部屋に6畳のエアコンを設置しても、性能が不足するため冷房効率が悪化し、電気代が高くなる傾向があります。

そのため、エアコンを設置する予定の部屋に合ったサイズのエアコンを選ぶことが重要です。

エアコンの冷房の畳数別の1時間あたりの消費電力

畳数消費電力
6畳0.49kWh
8畳0.56kWh
10畳0.65kWh
12畳1.06kWh

エアコンの消費電力は、お部屋の畳数によって必要な冷房能力が異なるため、広いお部屋用のエアコンほど消費電力は大きくなります

例えば6畳用のエアコンであれば消費電力は0.49kWhですが、12畳用のエアコンになると1.06kWhと約2倍以上の差があります。

広いお部屋のエアコンほど消費電力が大きく、狭いお部屋のエアコンは消費電力が小さいと覚えておくと良いでしょう。

エアコンのモード別の電気代を比較

モード電気代※
冷房約15.2円
再熱除湿約20.2円
弱冷房除湿約12.1円
送風約1.6円
※6畳用エアコン、電気料金31円/kWhで計算

エアコンでは、冷房や除湿、送風などの設定モードによっても電気代が異なります

また、除湿には複数の種類があり、除湿の方法によっても電気代に違いが出るため、除湿の種類を確認することも重要です。

エアコンを使用する状況に合わせて適切なモードを選ぶことで、電気代を節約できるため、モードごとの電気代も把握しておくと良いでしょう。

エアコンの冷房1時間あたりの電気代の計算方法

エアコンの冷房1時間あたりの電気代は、消費電力と電気料金単価と使用時間をかけて計算します。

エアコンによって消費電力は異なり、お使いのエアコンの消費電力を調べるためには、取扱説明書やメーカーのカタログに記載されている数値を確認しましょう。

例えば、エアコンの消費電力が0.59kWh、電気料金単価が31円/kWhで1時間使用する場合は、「0.59×31×1=18.29円」と計算します。

電気代の計算方法を把握しておけば、どれくらいの電気代がかかるのかの目安を把握しやすくなるため、計算方法は覚えておくと良いでしょう。

なお、エアコンの場合、運転中に消費電力が変動するため、上記の計算方法では正確な電気代を計算するのは難しいです。

そのため、上記の計算方法で電気代を計算する場合は、あくまでも目安程度に考えておきましょう。

正確な電気代を計算するときは消費電力から計算する

エアコンの電気代を正確に計算したい場合、「期間消費電力量」を確認する必要があります。

期間消費電力量とは、エアコンを1年間冷暖房で使用した際にかかる電力量の目安のことです。

期間消費電力量は、エアコンの取扱説明書やカタログに記載されています。

期間消費電力量を使用する計算方法は「期間消費電力量×電気料金単価=1年間の電気代の目安」です。

例えば、期間消費電力量が800kWh、電気料金単価が31円/kWhの場合、「800×31=24,800円」が1年間の電気代の目安となります。

エアコンの冷房の設定温度と風量で電気代はどう変わる?

エアコンの冷房の設定温度と風量で電気代は変わるのかどうか、以下の2つに分けて解説します。

エアコンの冷房の設定温度と風量での電気代の違い

エアコンの設定温度と風量の設定でお困りの方は、どちらも参考にしてください。

設定温度1℃の違いで電気代は約10%変わる

エアコンの冷房は、設定温度を1℃上げるだけで、設定変更前と比べて約10%の節電効果があるとされています。
参考元:DAIKIN

エアコンの設定温度ごとの電気代の目安は以下のとおりです。

設定温度電気代※
24℃約18.2円
25℃約16.7円
26℃約15.2円
27℃約13.7円
※6畳用エアコン、外気温35℃、電気料金31円/kWhで計算

一般的にエアコンの冷房では、設定温度が低くなるほど電気代が高くなる傾向があります。

エアコンの設定温度が外気温に近くなることで、コンプレッサーの動作が減り、電力消費を抑えられるからです。

そのため、夏場にエアコンの電気代を節約したいという場合は、快適さを確保できる程度で設定温度を高めに設定すると良いでしょう。

風量設定の変更でも電気代が変わる

エアコンの冷房では、風量設定でも電気代が変わります
参考元:DAIKIN

最も電気代を節約できるのは、自動設定となっており、弱風や強風は電気代が高くなりやすい傾向があります。

風量電気代※
自動約15.2円
約17.2円
約15.8円
約16.4円
※6畳用エアコン、外気温35℃、電気料金31円/kWhで計算

エアコンの風量設定の弱は、室内を設定温度に下げるまでに時間がかかるため、電気代が高くなってしまいます。

また、風量設定を強にする場合、冷やす力が強いこともあり、消費電力が大きいため電気代が高くなります。

快適さと電気代のバランスを考えるなら、エアコンの風量設定は自動設定にすると良いでしょう。

エアコンの冷房の電気代を節約する7つのポイント

エアコンの冷房の電気代を節約するなら、以下7つのポイントを把握しましょう。

エアコンの冷房の電気代を節約するポイントをひとつずつ解説します。

室内温度は28℃を目安にする

エアコンの電気代を節約しつつ快適に使用するためには、冷房を使用して室内温度が28℃になるように調整しましょう。

環境省では、快適性を損なわない範囲で省エネを目指すためには、室温が28℃になることを推奨しています。
参考元:環境省

なお、設定温度を28℃にするのではなく、室内温度を28℃にするように調整することが推奨されているため、エアコンの設定温度自体は28℃よりも低くなります。

室内温度が28℃になるように調整すれば良いため、極端に強い風量にする必要もありません。

エアコンの冷房は自動運転を基本的に使用する

エアコンの冷房を使用するときは、自動運転を基本的に使用しましょう

電気代の節約を考えすぎると、弱運転に設定してしまいがちですが、弱運転の方が電気代が高くなる傾向があります。

弱運転の場合、室内温度が下がるまでに時間がかかってしまうため、余計な消費電力を使用してしまうからです。

自動運転であれば、室内温度を下げた後に自動的に省エネ運転に移行するため、効率よくエアコンを使用できます

エアコンの冷房のオン・オフは頻繁に切り替えない

エアコンの冷房を節約する場合、電源のオン・オフを頻繁に切り替えないように注意しましょう。

エアコンは、室温を設定温度にするまでが一番電気代がかかってしまう特徴があるからです。

例えば、冷房の電源をつけて室内が冷えたからといって電源をオフにし、暑くなってきて再度エアコンをつけると電気代が余計にかかる傾向があります。

夏場などの暑い時期は、冷房の電源をつけて室内が冷えたら、自動運転や設定温度の変更などで対処すると良いでしょう。

フィルターを定期的に掃除する

エアコンを効率よく使用するためには、フィルターは定期的に掃除しましょう

エアコンのフィルターにゴミやホコリが溜まってしまうと、運転効率が悪くなり電気代が余計に発生する場合があります。

フィルターは2週間に1回の目安で掃除すると、ゴミやホコリが溜まる前に綺麗にできるため、定期的な掃除を忘れないようにしましょう。

扇風機・サーキュレーターを併用する

エアコンの冷気を部屋中に循環させるためには、扇風機やサーキュレーターの併用がおすすめです。

エアコンの冷房が出す冷たい空気は室内の下部にたまり、温かい空気は上部にたまる特性があるからです。

扇風機やサーキュレーターを併用し、室内の上部と下部の温度差がなくなれば、設定温度を変更する必要がなくなり、電気代の節約につながります

室外機の周辺にものを設置しない

エアコンの室外機の周辺にものを設置している場合、運転効率の低下や故障の原因につながります

室外機の周辺にものを設置している場合、他の場所に移動させ、室外機の周辺に置かないようにしましょう

なお、室外機に直射日光が当たる場合、本体温度が上昇し運転効率が低下するため、日焼けカバーやすだれなどを設置すると良いです。

遮光カーテン・遮熱カーテンを併用する

室内の温度上昇を抑えるためには、遮光カーテンや遮熱カーテンの併用も検討しましょう。

遮光カーテンや遮光カーテンを使えば、冷房の効率を高められるため、設定温度を高めにできる場合があり、電気代の節約につながります。

エアコンは設定温度を1℃上げるだけで、設定変更前と比べて約10%の節電効果があるため、電気代の節約を考えている場合は、遮光カーテンや遮光カーテンの利用もご検討ください。

電力会社の見直しで冷房の電気代をさらに削減する方法

エアコンの冷房の電気代を節約したいなら、エアコンの使い方を工夫するだけでなく、電力会社の見直しもおすすめです。

2025年現在、契約する電力会社は自由に選べるようになったため、従来の大手電力会社ではなく、新電力会社が提供するプランを選べるようになりました。

従来の大手電力会社と比べて、新電力会社の方がご家庭にあった料金プランを提供している場合があり、電力会社を乗り換えれば、エアコンの使い方を変えなくても電気代が節約できる場合があります

「Looopでんき」では、基本料金が0円で30分ごとに電気料金が変動するというプランを提供しており、電気代が安い時間帯にエアコンを使う方なら、毎月の電気代が抑えやすいでしょう。

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おすすめの新電力会社については「新電力会社おすすめ15選を徹底比較|エリアや世帯別の安い電力会社を解説」で解説しているので、こちらも合わせてご覧ください。

エアコンの冷房の1時間の電気代に関するよくある質問

エアコンの冷房の1時間の電気代に関するよくある質問に回答します。

Q

エアコンのサイズで電気代は変わる?

A

エアコンのサイズによって電気代は変わる傾向があります。

例えば、6畳用のエアコンと比べて12畳用のエアコンを選ぶだけで、電気代は約2倍程度高くなります。

そのため、エアコンを設置する予定のお部屋のサイズに合わせてエアコンを選ぶことが重要です。

Q

エアコンの冷房28℃の1時間の電気代はいくら?

A

エアコンの冷房を28℃に設定し1時間使用した場合、6~12円程度の電気代が発生することがあります。

なお、エアコンのメーカーや種類、風量、電力会社によって電気代は異なるため、目安程度にお考えください。

Q

エアコンを1日中つけっぱなしにするといくらかかる?

A

エアコンを1日中つけっぱなしにする場合、消費電力が166kWhのエアコンでは、約38.1円の電気代が発生します。

なお、お住まいの地域や契約している電力会社によって発生する電気代は異なるため、参考程度にお考えください。

Q

外出するときはエアコンを切ったほうが良い?

A

パナソニックが行った調査によると、夏場に30分程度外出する場合、外気温が35℃を上回る日はつけっぱなしにした方がお得です。
参考:PR TIMES

外出する時間に加えて、外気温によってもつけっぱなしの方がお得なのか、こまめに消した方がお得なのか異なります。

まとめ:冷房の1時間あたりの電気代を理解して、賢く節約を始めよう

エアコンの冷房1時間あたりの電気代は、使用しているエアコンの種類や設定温度、電力会社などによって異なります

近年発売されたエアコンは省エネ機能が搭載されていることが多いものの、フィルターにホコリがつまっている、室外機の周辺にものが置いてあるなどで、運転効率が下がり電気代が高くなっていることも考えられます。

毎月の電気代を節約するためには、エアコンを定期的に掃除し、遮光カーテンや遮熱カーテンなどを併用し、設定温度を高くできるように工夫しましょう。

また、毎月の電気代を節約するためには、電力会社の見直しも効果的です。

現在契約中の電力会社よりも安い料金プランの電力会社に乗り換えれば、今と同じエアコンの使い方をしても毎月の電気代は節約できます。

お使いの地域によって安く契約できる電力会社は異なるため、この機会に電力会社の乗り換えも検討してはいかがでしょうか。