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神奈川県で電気代を見直したいと考えている方にとって、数ある電力会社からどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

神奈川エリアは東京電力管内に属しており、全国的に見ても新電力の選択肢が非常に豊富なエリアです。

地域密着型の湘南電力から、全国展開する大手新電力まで、それぞれに特徴があって選ぶ楽しみがある反面、情報が多すぎて混乱してしまうことも。

この記事では2025年10月時点の最新情報をもとに、神奈川エリアでおすすめの電力会社10社を厳選してご紹介します。

あなたのライフスタイルや家族構成に合った電力会社を見つけて、無理なく電気代を節約していきましょう。

神奈川の電力事情と料金の特徴

神奈川県の電力事情を理解することは、自分に合った電力会社を選ぶ第一歩です。

神奈川は東京電力エナジーパートナーの管轄エリアであり、2016年の電力自由化以降、多くの新電力が参入してきました。

横浜市や川崎市といった人口密集地を抱えるこのエリアでは、競争が激しく消費者にとって有利な料金プランが次々と登場しています。

基準となる東京電力(地域電力会社)の料金体系

神奈川エリアの電気料金を比較する際の基準となるのが、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」や「スタンダードS」です。

2025年10月現在、30アンペア契約の基本料金は月額約842円、電力量料金は3段階制となっており、120kWhまでが29.80円/kWh、121〜300kWhが36.40円/kWh、301kWh以上が40.49円/kWhとなっています。

これに燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されて、実際の請求額が決まるという仕組みです。

多くの新電力はこの東京電力の料金を基準に、基本料金や電力量料金を割安に設定することで価格競争力を持たせています。

ただし注意したいのは、燃料費調整額の上限設定の有無です。

東京電力の従量電灯Bには上限がありますが、多くの新電力プランには上限がないため、燃料価格が高騰した際には逆に割高になるケースもあります。

エリア特有の事情

神奈川エリアならではの特徴として、まず挙げられるのが地域密着型の電力会社の存在です。

例えば、湘南電力のように、神奈川で生まれた電力を神奈川にのみ供給する「電気の地産地消」を目指す事業者もあり、地元愛の強い方から支持を集めています。

また、東急電鉄や小田急電鉄といった私鉄系の電力会社も参入しており、定期券利用者向けの割引や沿線住民向けのサービスが充実しているのも特徴的です。

さらに神奈川は都市ガスの普及率が高いエリアでもあるため、東京ガスやCDエナジーダイレクトといったガス会社系の電力サービスとのセット割引を活用できる点も見逃せません。

横浜市や川崎市の都市部では単身世帯も多く、電気使用量が少ない世帯向けのプランも充実しています。

一方で、郊外の一戸建て住宅ではオール電化住宅も増えており、夜間電力を活用したプランへのニーズも高まっています。

このように、神奈川エリアは多様なライフスタイルに対応できる電力プランが揃っているといえるでしょう。

電気代を比較する際に押さえるポイント

電力会社を比較する際には、単純な料金の安さだけでなく、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

電気代を比較するときのポイント
  • 料金タイプ
  • 燃料費調整額の上限設定の有無
  • 解約金や契約期間の縛り
  • セット割引やポイント還元

まず確認すべきは料金タイプです。

固定型、時間帯別型、市場連動型の3つがあり、それぞれメリット・デメリットが異なります。

固定型は料金が安定していて予測しやすい反面、電力市場価格が下がっても恩恵を受けられません。

市場連動型は電力が余っている時間帯に使えば安くなりますが、逆に高騰リスクもあります。

次に燃料費調整額の上限設定の有無も重要です。

上限がない場合、燃料価格高騰時に想定外の請求が来る可能性があります。

2025年10月時点では政府の電気料金支援策も終了しており、この点は特に注意が必要でしょう。

また、解約金や契約期間の縛りがあるかどうかも事前に確認しておきたいポイントです。

お試し感覚で切り替えたい場合は、解約金なしのプランを選ぶと安心ですね。

さらに、セット割引やポイント還元といった付加価値サービスも見逃せません。

ガスや携帯電話、インターネットなどとまとめることで、トータルでの節約効果が大きくなることもあります。

最後に、環境への配慮も選択基準の一つとして考えてみてください。

実質再生可能エネルギー100%のプランを選ぶことで、環境保護に貢献できるという付加価値もあります。

神奈川エリアでおすすめの電力会社10選

ここからは、神奈川エリアで特におすすめの電力会社を10社ご紹介していきます。

それぞれの特徴や料金体系、おすすめポイントを詳しく見ていきましょう。

2025年10月現在の最新情報をもとにしていますので、ぜひ参考にしてください。

オクトパスエナジー

おすすめポイント
  • 実質再生可能エネルギー100%なのに料金もお得
  • 基本料金が1日単位で計算されるから無駄がない
  • 解約金・違約金が一切なく気軽に試せる

オクトパスエナジーは、イギリス発の新電力会社で、環境に配慮したい方に特におすすめです。

「グリーンオクトパス」プランでは実質再生可能エネルギー100%の電気を供給しながらも、料金は東京電力と比較して年間約1万円以上お得になるケースも。

基本料金が1日単位(9.7円/日/10A)で計算される独自の仕組みを採用しており、月の途中で引っ越しがあっても無駄が少ないのが魅力です。

電力量単価は使用量に関わらず一定で、0〜120kWhが29.62円/kWh、121〜300kWhが35.29円/kWh、301kWh〜が37.44円/kWhとシンプル。

オール電化向けのプランも用意されており、東京電力の「スマートライフL」と比較しても電力量料金が10円以上安く設定されています。

解約金が不要なので、とりあえず試してみたいという方にもぴったりですね。

会社名オクトパスエナジー株式会社
供給エリア全国(沖縄・一部離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定型
基本料金(月)10A:291円
20A:582円
30A:873円
40A:1,164円
50A:1,455円
60A:1,746円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)0〜120kWh:29.62円
121〜300kWh:35.29円
301kWh〜:37.44円
燃料費調整あり(上限なし)
再エネ賦課金あり
オール電化適合あり(LLオクトパスプラン)
セット割/ポイントなし
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成実質再エネ100%(グリーンオクトパス)
申込方法WEB
キャンペーン(条件)時期により変動(公式サイト要確認)
※価格は税込

Looopでんき

おすすめポイント
  • 30分ごとに変動する市場連動型で電気代を工夫次第で節約
  • 専用アプリで電気料金の安い時間帯が一目でわかる
  • 電気使用量が多い世帯ほどお得になりやすい

Looopでんきの「スマートタイムONE」は、2025年4月にリニューアルした市場連動型のユニークなプランです。

電力市場価格に連動して30分ごとに電気料金が変わるため、太陽光発電が多く発電される昼間など電気が余っている時間帯を狙って家電を使うことで、大幅に電気代を節約できる可能性があります。

また、専用アプリの「でんき予報」機能を使えば、翌日の電気料金が安い時間帯を事前にチェックできるので、洗濯機や炊飯器のタイマー設定に活用できます。

ただし、2025年4月の改定で「制度対応費」という固定費が追加されたため、電気使用量が100kWh以下の一人暮らし世帯では逆に割高になるケースもあります。

月200kWh以上使う2人暮らし以上の世帯や、電気の使い方を工夫できる方におすすめのプランといえるでしょう。

解約金もないので、ゲーム感覚で節電に取り組みたい方にはぴったりです。

会社名株式会社Looop
供給エリア全国(沖縄・一部離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)市場連動型
基本料金(月)実量制(使用電力に応じて変動)
電力量単価(※段階/時間帯/連動)30分ごとに変動(電源料金+託送料金+制度対応費)
燃料費調整なし(市場価格に連動)
再エネ賦課金あり
オール電化適合対応可能
セット割/ポイントなし
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード
再エネオプション/電源構成市場調達電力(FIT電気含む)
申込方法WEB
キャンペーン(条件)時期により変動
(2025年10月:秋のWEB限定キャンペーン等)
※価格は税込

CDエナジーダイレクト

CDエナジーのロゴ
おすすめポイント
  • 中部電力と大阪ガスの共同出資で経営基盤が安定
  • ガスとセットで契約すると電気代が0.5%割引
  • カテエネポイントが貯まって日常生活でも使いやすい

CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスが共同出資する新電力会社で、経営の安定性が魅力です。

東京電力エリア限定のサービスですが、「ベーシックでんき」プランは東京電力と比較して基本料金・電力量料金ともにやや安く設定されています。

2025年10月時点では、30アンペア契約で月額基本料金が約835円、電力量料金は第1段階(〜120kWh)が29.90円/kWh、第2段階(121〜300kWh)が35.59円/kWh、第3段階(301kWh〜)が36.50円/kWhとなっています。

特に電気使用量が多い第3段階の料金が割安なのが特徴で、300kWh以上使う世帯では節約効果を実感しやすいでしょう。

また、CDエナジーのガスとセットで契約すると電気代が0.5%割引になるほか、カテエネポイントが貯まって他社ポイントに交換できるのも嬉しいポイント。

ファミリー世帯や電気使用量が多めの世帯におすすめのサービスです。

会社名株式会社CDエナジーダイレクト
供給エリア東京電力エリア
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定型
基本料金(月)30A:834.75円
40A:1,113円
50A:1,391.25円
60A:1,669.50円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)〜120kWh:29.90円
121~300kWh:35.59円
301kWh〜:36.50円
燃料費調整あり(上限なし)
再エネ賦課金あり
オール電化適合あり(スマートでんきプラン)
セット割/ポイントガスセット割0.5%/カテエネポイント
解約金/縛りなし(一部プランを除く)
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成再エネプランあり
申込方法WEB、電話
キャンペーン(条件)時期により変動(公式サイト要確認)
※価格は税込

東京ガスの電気

東京ガスのロゴ
おすすめポイント
  • 新規申込で基本料金1ヶ月無料キャンペーン実施中
  • ガスとのセット割で電気代が0.5%割引
  • 大手ならではの信頼性とサポート体制

東京ガスの「基本プラン」は、東京電力の「スタンダードS」よりも基本料金・電力量料金が安く設定されており、2025年10月現在は新規申込で基本料金が1ヶ月無料になるキャンペーンも実施中です。

30アンペア契約の基本料金は月額935.22円、電力量料金は第1段階が29.70円/kWh、第2段階が35.69円/kWh、第3段階が39.50円/kWhとなっています。

東京ガスの都市ガスとセットで契約すると「ガス・電気セット割(定率B)」が適用され、電気代が0.5%割引になるのも見逃せないポイント。

すでに東京ガスのガスを使っている方なら、請求をまとめられて管理も楽になりますね。

大手ガス会社としての信頼性も高く、初めて電力会社を切り替える方でも安心して選べるサービスといえるでしょう。

引越し時の再契約でもキャンペーンが適用されるのは、引越しが多い神奈川エリアでは嬉しいポイントです。

会社名東京ガス株式会社
供給エリア東京電力エリア
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定型
基本料金(月)30A:935.22円
40A:1,246.96円
50A:1,558.70円
60A:1,870.44円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)〜120kWh:29.70円
121〜300kWh:35.69円
301kWh〜:39.50円
燃料費調整あり(上限なし)
再エネ賦課金あり
オール電化適合なし
セット割/ポイントガスセット割0.5%/パッチョポイント
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替、払込書
再エネオプション/電源構成さすてな電気(FIT電気)
申込方法WEB、電話、店頭
キャンペーン(条件)新規申込で基本料金1ヶ月無料(2025年10月現在)
※価格は税込

シン・エナジー

シン・エナジー
おすすめポイント
  • 生活パターンに合わせて昼型・夜型プランを選べる
  • きほんプランは電気使用量が少なくても安い
  • 全国対応で引越し先でも継続利用しやすい

シン・エナジーは、ライフスタイルに合わせて3つのプランから選べる柔軟性が魅力の新電力です。

「きほんプラン」は東京電力と比較して基本料金・電力量料金がやや安く設定されており、特に電気使用量が200〜400kWh程度の標準的な家庭でお得になりやすい設計

「【夜】生活フィットプラン」は夜22時〜朝8時の電力量料金が安く、夜型生活の方や共働きで昼間は不在がちな世帯におすすめです。

逆に「【昼】生活フィットプラン」は昼間(平日9〜16時、休日8〜22時)の料金が割安なので、在宅ワークの方やリタイア世代にぴったり。

2025年10月現在、きほんプランの30アンペア契約では基本料金が約757円、電力量料金は第1段階が28.45円/kWh、第2段階が31.82円/kWh、第3段階が34.51円/kWhとなっています。

全国(一部離島を除く)に対応しているので、将来の引越しを考えている方でも安心して契約できますね。

会社名シン・エナジー株式会社
供給エリア全国(沖縄・一部離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定型/時間帯別型
基本料金(月)きほんプラン
30A:756.68円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)きほんプラン
〜120kWh:28.45円
121〜300kWh:31.82円
301kWh〜:34.51円
燃料費調整あり(上限なし)
再エネ賦課金あり
オール電化適合対応可能(生活フィットプラン)
セット割/ポイントなし
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード
再エネオプション/電源構成FIT電気含む
申込方法WEB
キャンペーン(条件)時期により変動(公式サイト要確認)
※価格は税込

エネワンでんき

おすすめポイント
  • 基本料金10ヶ月間半額キャンペーン実施中
  • サイサンのLPガスや灯油とセット契約でさらにお得
  • 東京電力より基本料金が安く設定されている

エネワンでんきは、LPガス大手のサイサンが提供する新電力サービスです。

2025年10月現在、「エネワンハッピー」プランへの新規申込で基本料金が10ヶ月間半額になるキャンペーンを実施しており、初年度の電気代を大きく抑えられるチャンスです。

東京電力エリアの場合、30アンペア契約で月額基本料金が902.25円(キャンペーン適用で451円)、電力量料金は3段階制で東京電力とほぼ同等か若干安めに設定されています。

特にサイサンのLPガスや灯油を使っている家庭では、エネワンでんきとセットにすることで請求をまとめられるメリットもあります。

神奈川県内でもLPガスエリアは意外と多く、プロパンガスをお使いの方は検討する価値がありそうです。

電力量料金は東京電力と大きく変わらないものの、基本料金が安い分、特に電気使用量が少なめの世帯で節約効果を実感しやすいでしょう。

会社名株式会社サイサン(エネワンでんき)
供給エリア東京電力エリア、中部電力エリア、関西電力エリア
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定型
基本料金(月)30A:902.25円
40A:1,203円
50A:1,503.75円
60A:1,804.50円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)〜120kWh:29.57円
121〜300kWh:35.74円
301kWh〜:37.48円
燃料費調整あり(上限なし)
再エネ賦課金あり
オール電化適合なし
セット割/ポイントLPガス・灯油とのセット割引あり
解約金/縛り1年未満の解約で3,300円
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成FIT電気含む
申込方法WEB、電話
キャンペーン(条件)基本料金10ヶ月間半額(2025年10月現在)
※価格は税込

湘南電力

湘南電力のロゴ
おすすめポイント
  • 神奈川県内限定の地域密着型電力会社
  • 電気料金の1%が地域貢献活動に充てられる
  • 電気の地産地消を目指す環境配慮型サービス

湘南電力は、神奈川県平塚市に本社を置く地域密着型の新電力会社です。

神奈川で生まれた電力を神奈川にのみ供給するという「電気の地産地消」をコンセプトにしており、地元を大切にしたい方から熱い支持を集めています。

料金面では東京電力とほぼ同等か若干安めの設定で、30アンペア契約の基本料金は935.25円、電力量料金は3段階制となっています。

湘南電力の最大の特徴は、電気料金の1%が地域の課題解決に充てられる仕組みです。

申込時に支援したい団体やプロジェクトを選択でき、自分の電気代が地域貢献につながるという実感を持てるのが魅力的ですね。

料金的な圧倒的メリットというよりは、地域への思い入れや環境意識の高い方向けのサービスといえるでしょう。

会社名湘南電力株式会社
供給エリア神奈川県内のみ
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定型
基本料金(月)30A:935.25円
40A:1,247円
50A:1,558.75円
60A:1,870.50円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)〜120kWh:29.80円
121~300kWh:36.40円
301kWh〜:40.49円
燃料費調整あり(上限なし)
再エネ賦課金あり
オール電化適合なし
セット割/ポイントなし
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成神奈川県内発電所中心のFIT電気
申込方法WEB
キャンペーン(条件)時期により変動(公式サイト要確認)
※価格は税込

東急でんき&ガス

東急でんき&ガス
おすすめポイント
  • TOKYU POINTが貯まって東急線沿線住民にお得
  • 東急線定期券利用で毎月110円割引
  • 電気・ガスをまとめて管理できる

東急パワーサプライが提供する「東急でんき&ガス」は、東急線沿線にお住まいの方に特におすすめのサービスです。

電気・ガスの利用でTOKYU POINTが貯まり、2025年10月からは還元率が1.0%にアップしてさらにお得になりました。

TOKYU CARDで支払えばポイントの二重取りも可能で、貯まったポイントは東急百貨店や東急ハンズ、東急線の運賃支払いにも使えます。

料金面でも東京電力と比較して基本料金・電力量料金が若干安く設定されており、さらに東急線の通勤・通学定期券を持っていれば「定期券割」として毎月110円が割引されます。

横浜市や川崎市、世田谷区など東急線沿線に住んでいる方なら、日常生活で貯めたポイントを効率的に活用できるでしょう。

電気とガスをまとめて契約すれば請求書も一本化できて管理も楽になりますね。

会社名株式会社東急パワーサプライ
供給エリア東京電力エリア
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定型
基本料金(月)30A:約910円
40A:約1,213円
50A:約1,516円
60A:約1,820円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)〜120kWh:約29.50円
121〜300kWh:約35.90円
301kWh〜:約39.90円
燃料費調整あり(上限なし)
再エネ賦課金あり
オール電化適合なし
セット割/ポイントTOKYU POINT 1.0%還元/定期券割110円/月
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成FIT電気含む
申込方法WEB、電話
キャンペーン(条件)時期により変動(公式サイト要確認)
※価格は税込

小田急でんき

小田急でんきのロゴ
おすすめポイント
  • 小田急ポイントが貯まって小田急線沿線でお得
  • ガスとセットで契約すると割引が適用される
  • 電源調達調整費の仕組みで料金変動が比較的安定

小田急電鉄グループが提供する「小田急でんき」は、小田急線沿線にお住まいの方向けのサービスです。

東京電力と比較して基本料金がやや安く設定されており、40アンペア契約で月額1,180.96円となっています。

電力量料金は段階制で、特に電気使用量が多い第3段階の料金が割安なのが特徴です。

小田急ポイントカード会員なら電気料金に応じてポイントが貯まり、小田急百貨店や小田急線の利用で活用できます。

また、小田急ガスとセットで契約すると割引が適用されるため、町田市や相模原市、厚木市など小田急沿線の都市ガスエリアにお住まいの方は検討する価値がありそうです。

料金体系に「電源調達調整費」という独自の仕組みを採用しており、市場価格の変動を反映しながらも大きな変動を避ける設計になっているのも安心材料の一つといえるでしょう。

会社名小田急電鉄株式会社
供給エリア東京電力エリア
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定型(電源調達調整費あり)
基本料金(月)30A:885.72円
40A:1,180.96円
50A:1,476.20円
60A:1,771.44円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)〜120kWh:28.31円
121〜300kWh:32.36円
301kWh〜:35.64円
燃料費調整なし(電源調達調整費で対応)
再エネ賦課金あり
オール電化適合なし
セット割/ポイント小田急ポイント還元/ガスセット割
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成FIT電気含む
申込方法WEB
キャンペーン(条件)時期により変動(公式サイト要確認)
※価格は税込

idemitsuでんき

idemitsuでんき
おすすめポイント
  • カーオプションでガソリン代が月100Lまで2円/L割引
  • EVコースなら電気代が200円/月割引
  • オール電化プランも充実している

idemitsuでんき(旧:出光昭和シェル)は、車をよく使う方に特におすすめの新電力です。

「Sプラン」と「カーオプション」を組み合わせると、ガソリン車なら月100Lまでガソリン代が2円/L割引電気自動車なら電気代が200円/月割引になります。

神奈川は車社会の側面もあり、郊外にお住まいでマイカー通勤している方や週末のドライブが趣味の方には大きなメリットがあるでしょう。

料金面では東京電力と比較してやや割安で、特に電気使用量が多い第3段階の料金が抑えられています。

2025年10月現在、30アンペア契約の基本料金は約885円、電力量料金は第1段階が29.80円/kWh、第2段階が34.76円/kWh、第3段階が36.31円/kWhとなっています。

オール電化向けのプランも用意されており、深夜電力を活用したい方にも対応しています。

5,000円キャッシュバックキャンペーンも頻繁に実施されているので、タイミングを見て申し込むとさらにお得ですね。

会社名出光興産株式会社
供給エリア全国(沖縄・一部離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定型/時間帯別型(オール電化)
基本料金(月)30A:885.72円
40A:1,180.96円
50A:1,476.20円
60A:1,771.44円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)〜120kWh:29.80円
121〜300kWh:34.76円
301kWh〜:36.31円
燃料費調整あり(上限なし)
再エネ賦課金あり
オール電化適合あり(オール電化プラン)
セット割/ポイントカーオプション
(ガソリン2円/L割引 or 電気200円/月割引)
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成FIT電気含む
申込方法WEB
キャンペーン(条件)5,000円キャッシュバック等(時期により変動)
※価格は税込

世帯タイプ別おすすめの選び方

ここまで10社の電力会社をご紹介してきましたが、実際にどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

ここからは世帯タイプ別に、どの電力会社が向いているのかを解説していきます。

一人暮らし向け

一人暮らしの場合、電気使用量が月100〜150kWh程度と少なめになることが多いです。

この場合、基本料金が安いプランや、少量利用でもお得になる設計のプランを選ぶのがポイントです。

おすすめは東京ガスの基本プランCDエナジーのベーシックでんき

特に東京ガスは2025年10月現在、新規申込で基本料金1ヶ月無料キャンペーンを実施しているので、初期費用を抑えられます。

また、都市ガスも東京ガスを使っている場合はセット割が適用されてさらにお得です。

ただし注意したいのは、市場連動型のLooopでんきは一人暮らしだと割高になる可能性があること。

2025年4月の料金改定で制度対応費という固定費が加わったため、電気使用量が少ない世帯では逆に損をしてしまうケースもあるんです。

一人暮らしなら安定した固定型プランを選ぶのが無難でしょう。

2〜3人世帯向け

2〜3人世帯では電気使用量が月200〜350kWh程度となり、電力会社の選択肢が最も広がる層です。

このボリュームゾーンでは、電力量料金の第2段階(121〜300kWh)や第3段階(301kWh〜)の単価が安いプランを選ぶと節約効果が高まります。

おすすめはオクトパスエナジーのグリーンオクトパスシン・エナジーのきほんプラン。

オクトパスは実質再エネ100%で環境にも優しく、料金も東京電力より年間1万円以上お得になるケースがあります。

シン・エナジーは生活パターンに合わせて昼型・夜型プランを選べるのが魅力で、共働き世帯なら夜生活フィットプラン在宅ワーク中心なら昼生活フィットプランが向いています。

また、Looopでんきのスマートタイムも、この使用量帯なら専用アプリを使って電気の使い方を工夫することで大きく節約できる可能性があります。

ゲーム感覚で節電に取り組める方にはおすすめですね。

4人以上・オール電化向け

4人以上のファミリー世帯や、オール電化住宅では電気使用量が月400kWh以上になることも珍しくありません。

この場合、第3段階の電力量料金が安いプランや、オール電化専用プランを選ぶのが鉄則です。

おすすめはオクトパスエナジーのLLオクトパスプランidemitsuでんきのオール電化プラン

オクトパスのLLオクトパスは東京電力のスマートライフLと比較して電力量料金が10円以上安く設定されており、エコキュートや蓄熱暖房機を使っている家庭では大きな節約効果が期待できます。

idemitsuでんきのオール電化プランも夜間電力を活用できる設計で、深夜にエコキュートでお湯を沸かす家庭に最適です。

また、車をよく使うファミリーならidemitsuのカーオプションでガソリン代も割引になるのでダブルでお得。

CDエナジーのスマートでんきプランも時間帯別料金でオール電化に対応しているので、複数社で見積もりを取って比較するのがおすすめです。

電気使用量が多い世帯ほど、電力会社選びによる年間節約額の差が大きくなるので、しっかり比較検討したいところですね。

電力会社を選ぶ際の注意点

電力会社を選ぶ際には、料金の安さだけでなく、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。

ここでは特に重要な4つのポイントを解説していきます。

市場連動型のリスクと対策

Looopでんきのスマートタイムのような市場連動型プランは、電力市場価格が下がる時間帯に電気を使えば大幅に節約できる可能性がありますが、逆に市場価格が高騰した際には想定外の高額請求が来るリスクもあります

2021年1月には電力需給がひっ迫して市場価格が高騰し、一部の市場連動型プラン利用者に通常の10倍以上の請求が来たケースもありました。

市場連動型プランを選ぶ場合は、専用アプリで日々の電気料金をチェックする習慣をつけ、高騰しそうな日は電気の使用を控えるなどの対策が必要です。

また、予算管理が難しい方や電気代を安定させたい方は、固定型プランを選ぶ方が安心でしょう。

市場連動型は「電気代を工夫して節約するのが楽しい」と感じられる方向けのプランといえますね。

契約期間・解約金の有無

多くの新電力は解約金不要ですが、一部のプランでは契約期間の縛りや解約金が設定されているケースがあります。

例えばエネワンでんきは1年未満の解約で3,300円の解約金がかかります。

引越しの予定がある方や、お試し感覚で電力会社を切り替えたい方は、解約金なしのプランを選ぶと安心です。

本記事で紹介した中では、オクトパスエナジー、Looopでんき、CDエナジー、東京ガス、シン・エナジー、湘南電力、東急でんき&ガス、小田急でんき、idemitsuでんきは基本的に解約金不要となっています。

契約前に必ず解約条件を確認しておきましょう。

また、契約期間の自動更新があるかどうかも要チェックです。

支払い方法・キャンペーン条件

電力会社によって利用できる支払い方法が異なっている場合があり、クレジットカード払いのみの会社もあれば、口座振替や払込書に対応している会社もあります。

例えばLooopでんきはクレジットカード払いのみですが、東京ガスはクレジットカード、口座振替、払込書の3つから選べます。

クレジットカードを持っていない方は、支払い方法が限定されないか事前に確認しておきましょう。

また、キャンペーンにはさまざまな条件が付いていることが多いです。

東京ガスの基本料金1ヶ月無料キャンペーンは新規申込だけでなく引越し時の再契約も対象ですが、エネワンでんきの基本料金10ヶ月間半額キャンペーンは対象プランが限定されています。

キャンペーンの適用条件や期間をよく確認してから申し込むようにしましょう。

セット割やポイント還元

電気だけでなく、ガスや通信サービス、鉄道などとセットで契約することで割引やポイント還元が受けられるケースがあります。

東京ガスやCDエナジーはガスとのセット割が充実しており、電気代が0.5%割引になります。

月1万円の電気代なら50円の割引ですが、年間で600円、10年で6,000円と考えると決して無視できない金額です。

また、東急でんき&ガスや小田急でんきは、それぞれTOKYU POINTや小田急ポイントが貯まるので、沿線住民なら日常生活で活用しやすいでしょう。

idemitsuでんきのカーオプションはガソリン代が割引になるので、車をよく使う方には大きなメリットがあります。

トータルでの生活コストを考えて、自分のライフスタイルに合ったセット割やポイント還元を活用するのが賢い選び方といえるでしょう。

よくある質問(FAQ)

神奈川エリアで電力会社を選ぶ際によく寄せられる質問をまとめました。

疑問や不安を解消して、安心して電力会社を切り替えましょう。

地域電力に戻すのは簡単?

新電力から東京電力に戻すのは非常に簡単で、東京電力に申し込むだけで、現在の電力会社への解約手続きは東京電力が代行してくれます。

特別な工事も不要で、スマートメーターがすでに設置されていれば切替手続きだけで完了します。

ただし、新電力によっては解約金がかかる場合があるので、その点だけ事前に確認しておきましょう。

東京電力は規制料金プランの「従量電灯B」を継続しているので、いつでも戻ることができる安心感がありますね。

冬の暖房需要が多い家庭におすすめは?

冬場の暖房で電気使用量が増える家庭には、電力量料金の第3段階(301kWh〜)が安いプランがおすすめです。

オクトパスエナジーやCDエナジーダイレクト、idemitsuでんきは第3段階の料金が東京電力より割安に設定されています。

特にオール電化住宅で蓄熱暖房機やエアコンをフル稼働させる場合は、オクトパスエナジーのLLオクトパスやidemitsuのオール電化プランが向いています。

夜間電力を活用できる時間帯別プランなら、深夜に暖房の蓄熱をすることで電気代を大幅に抑えられるでしょう。

ガス・通信とのセット割は?

神奈川エリアでガスとのセット割が充実しているのは、東京ガス、CDエナジーダイレクト、東急でんき&ガス、小田急でんきです。

東京ガスとCDエナジーは電気代が0.5%割引になり、東急と小田急はそれぞれガスとセットで契約すると請求がまとまって管理しやすくなります。

通信サービスとのセット割は、auでんきやソフトバンクでんきなどがあります。

ただし、通信系のセット割は料金面でのメリットが限定的なケースも多いので、純粋に電気料金が安い新電力を選んだ方がトータルでお得になることもあります。

市場連動プランは大丈夫?

市場連動型プランは、電気の使い方を工夫できる方にとっては大きな節約チャンスがありますが、2021年1月のような電力市場高騰時には高額請求のリスクもあります。

Looopでんきのスマートタイムを選ぶ場合は、専用アプリで毎日の電気料金をチェックする習慣をつけ、高騰している日は電気の使用を控えるなどの対応が必要です。

また、予算管理をしっかりしたい方や、電気代の変動にストレスを感じやすい方は固定型プランを選ぶ方が安心でしょう。

市場連動型は「節電をゲーム感覚で楽しめる」「電気料金の仕組みに興味がある」という方向けのプランといえます。

まとめ

この記事のまとめ
  • 神奈川エリアは東京電力管内で新電力の選択肢が豊富
  • 一人暮らしは固定型プラン、ファミリー世帯は電力量料金が安いプランがおすすめ
  • ガスや鉄道とのセット割を活用すればトータルコストを削減できる
  • 市場連動型プランは電気の使い方を工夫できる方向け
  • 解約金の有無や燃料費調整額の上限設定を確認することが重要
  • 環境配慮型の実質再エネプランも選択肢の一つ

神奈川エリアで電力会社を選ぶ際のポイントをまとめてきました。

電力自由化から9年が経ち、新電力の選択肢は増える一方で、自分に合ったプランを見つけるのは簡単ではありません。

しかし、ライフスタイルや家族構成、電気の使い方に合わせて適切な電力会社を選べば、年間で数千円から数万円の節約も可能です。

特に神奈川は都市ガスの普及率も高く、電気とガスをまとめることで管理も楽になりますし、トータルでの生活コストも下げられます。

東急線や小田急線沿線にお住まいなら、私鉄系の電力会社でポイントを貯めるのも賢い選択肢の一つでしょう。

環境意識の高い方には、オクトパスエナジーのような実質再エネ100%のプランもあります。

この記事で紹介した10社のプランを参考に、ぜひあなたの生活に最適な電力会社を見つけてください。

2025年10月現在、各社ともキャンペーンを実施していることも多いので、タイミングを見計らって申し込むとさらにお得になりますよ。

電気代の見直しは家計改善の第一歩。この機会に、神奈川エリアでの電力会社選びを始めてみてはいかがでしょうか。