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埼玉県で電力会社の切り替えを検討している方にとって、どの電力会社を選べば良いのか迷うことも多いでしょう。

2016年の電力自由化以降、多くの新電力会社が参入し、選択肢が大幅に増えました。

しかし、選択肢が増えたからこそ「結局どこが一番お得なの?」と悩んでしまうのも事実です。

埼玉県は東京電力エリアに属しており、首都圏ならではの豊富な電力会社から選ぶことができます。

この記事では、埼玉県にお住まいの方に向けて、おすすめの電力会社10社を厳選し、それぞれの特徴や料金プラン、失敗しない選び方まで詳しく解説します。

一人暮らしからファミリー世帯、オール電化住宅まで、あなたのライフスタイルに最適な電力会社が見つかるはずです。

埼玉の電力事情と料金の特徴

埼玉県の電力事情を理解するには、まず東京電力エリアとしての特性を把握することが重要です。

埼玉県は東京に隣接する首都圏の一角として、電力供給網が充実しており、多くの新電力会社がサービスを展開しています。

基準となる東京電力の料金体系

埼玉県で電気料金を比較する際の基準となるのが、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」です。

2025年10月現在、従量電灯Bの料金体系は以下のようになっています。

基本料金は契約アンペア数によって決まり、10Aあたり311.75円です。

例えば、一般的な家庭で多い40A契約の場合、基本料金は月額1,247円となります。

電力量料金は3段階制で、最初の120kWhまでが29.80円/kWh、120kWhを超えて300kWhまでが36.40円/kWh、300kWhを超える分が40.49円/kWhとなっています。

これに加えて、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が毎月の電気料金に加算されます。

燃料費調整額は原油やLNG(液化天然ガス)などの燃料価格の変動に応じて毎月変わるため、同じ使用量でも月によって請求額が変わることがあります。

エリア特有の事情

埼玉県は東京電力エリアに属しているため、首都圏向けのサービスを展開する電力会社の多くが利用できます。

都市ガスとのセット割が利用できる東京ガスやCDエナジーダイレクトなど、総合エネルギー企業の参入も活発です。

また、埼玉県は戸建て住宅が多いエリアもあれば、さいたま市や川口市などマンション・アパートが多いエリアもあり、住居形態によって最適な電力会社が異なります。

さらに、夏の猛暑と冬の寒さが厳しい内陸性気候のため、エアコンの使用頻度が高く、電気使用量が季節によって大きく変動する傾向があります。

こうした気候特性を考えると、使用量が多い月でも割安になる料金プランや、時間帯別プランなどを検討する価値があるでしょう。

電気代を比較する際に押さえるポイント

電力会社を比較する際には、基本料金と電力量料金だけでなく、燃料費調整額の仕組みも確認することが大切です。

東京電力と同じ燃料費調整制度を採用している会社もあれば、独自の調整制度を設けている会社もあります。

特に市場連動型プランの場合電力市場の価格変動がダイレクトに料金に反映されるため、冬季など電力需給が逼迫する時期には想定外の高額請求になるリスクがあります。

また、解約金の有無やキャンペーン特典、ポイント還元なども総合的に判断材料に加えましょう。

一見料金が安く見えても、契約期間の縛りがあったり、解約時に違約金が発生したりする場合もあるので、契約条件の詳細をしっかり確認することが重要です。

埼玉エリアでおすすめの電力会社10選

それでは、埼玉県で契約できるおすすめの電力会社を10社ご紹介します。

それぞれの特徴や料金プラン、メリットを詳しく見ていきましょう。

Looopでんき

おすすめポイント
  • 30分ごとに変動する電源料金で節電意識が高まる
  • 基本料金0円のシンプルな料金体系
  • 専用アプリで電気料金の見える化が可能

Looopでんきは、2011年の東日本大震災をきっかけに設立された新電力会社です。

「スマートタイムONE」プランでは、30分ごとに電源料金が変動するため、電気料金が安い時間帯に家事をまとめるなど、工夫次第で電気代を大幅に削減できます。

専用アプリの「でんき予報」機能を使えば、翌日の電気料金を事前にチェックでき、計画的に電気を使うことができたりします。

太陽光発電が多く発電される日中は電気料金が安くなる傾向があるため、在宅勤務の方や日中に洗濯や掃除などの家事をされる方には特にメリットが大きいでしょう。

解約手数料も0円で契約期間の縛りもないため、気軽に試してみることができます。

ただし、市場連動型のため電力需給が逼迫する時期には料金が高騰するリスクがある点は理解しておく必要があります。

会社名株式会社Looop
供給エリア全国(沖縄・離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)市場連動型
基本料金(月)実量制(使用電力に応じて変動)
電力量単価(※段階/時間帯/連動)30分ごとに変動(市場価格連動)
燃料費調整なし(電源料金に含まれる)
再エネ賦課金あり
オール電化適合要相談
セット割/ポイントガスとのセット割あり
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード
再エネオプション/電源構成再生可能エネルギー中心
申込方法Web申込
キャンペーン(条件)時期により変動
※価格は税込

CDエナジーダイレクト

CDエナジーのロゴ
おすすめポイント
  • 東京電力より確実に安くなる料金設定
  • ガスとのセット割で更にお得
  • 豊富な料金プランで様々なライフスタイルに対応

CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスの共同出資会社が運営する電力サービスです。

「ベーシックでんきB」は東京電力の従量電灯Bに相当するプランで、基本料金・電力量料金ともに東京電力よりも安く設定されています。

2025年10月現在、30A契約の基本料金は830.70円、電力量料金は1段目が29.90円/kWh、2段目が35.59円/kWh、3段目が36.50円/kWhとなっています。

特に注目すべきは「ファミリーでんき」プランで、300kWhまでが定額料金となり、電気使用量が多い世帯ほどお得になる仕組みです。

さらに、CDエナジーのガスとセットで契約すると、電気料金が0.5%割引になるセット割も魅力的です。

カテエネポイントが貯まるサービスもあり、貯まったポイントは電気料金の支払いに充てたり、Vポイントやdポイントなどに交換したりできます。

解約金もなく、首都圏で総合的にコストパフォーマンスの高い電力会社といえるでしょう。

会社名株式会社CDエナジーダイレクト
供給エリア東京電力エリア
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定料金型
基本料金(月)30A:830.70円
40A:1,107.60円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)1段目:29.90円/kWh
2段目:35.59円/kWh
3段目:36.50円/kWh
燃料費調整あり(上限なし)
再エネ賦課金あり
オール電化適合専用プランあり
セット割/ポイントガスセット割0.5%、カテエネポイント
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成再エネプランあり
申込方法Web、電話
キャンペーン(条件)新規契約でポイントプレゼント等
※価格は税込

楽々でんき

楽々でんきのロゴ
おすすめポイント
  • 無料の駆けつけサービスが付帯
  • シンプルな一律料金で分かりやすい
  • U-NEXTやSOKUYAKUなどのオプションサービスが充実

楽々でんきは、シンプルな料金体系と充実したサポートサービスが魅力の電力会社です。

「新生活安心プラン」では、基本料金は10Aあたり280.575円、電力量料金は使用量にかかわらず一律27円/kWhとなっています。

この単一料金制は非常に分かりやすく、使えば使うほど単価が上がることがないため、電気使用量が多い家庭でも安心です。

特筆すべきは、無料で付帯する「かけつけサービス」で、電気・ガス・水道のトラブル時に60分以内の応急作業を無料で対応してもらえます。

一人暮らしの方や高齢者世帯にとっては、この安心感は大きな付加価値になるでしょう。

また、オプションで「U-NEXT for 楽々でんき」を月額2,079円で利用できたり、オンライン診療サービス「SOKUYAKU」を最大2カ月無料で試せたりと、生活を豊かにするサービスが揃っています。

ただし、市場電源調達調整費が別途かかる点には注意が必要です。

会社名楽々サービス株式会社
供給エリア全国(一部地域を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定料金型
基本料金(月)10Aあたり280.575円(関東)
電力量単価(※段階/時間帯/連動)一律27円/kWh
燃料費調整市場電源調達調整費として別途
再エネ賦課金あり
オール電化適合非推奨
セット割/ポイントなし
解約金/縛り2年契約(自動更新)、途中解約で契約手数料分請求の可能性
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成なし
申込方法Web
キャンペーン(条件)U-NEXT・SOKUYAKU初月無料等
※価格は税込

オクトパスエナジー

おすすめポイント
  • 世界770万件以上の実績を持つグローバル企業
  • 実質100%再生可能エネルギー
  • ライフスタイルに合わせたプランを多数用意

オクトパスエナジーは、イギリス発の再生可能エネルギーに特化した電力会社で、日本では東京ガスと提携してサービスを展開しています。

最大の特徴は、実質100%再生可能エネルギーで環境に配慮しながらも、料金面でも競争力がある点です。

基本プランでは東京電力と同等かそれ以下の料金設定となっており、特に電気使用量が多い世帯ほど節約効果が高くなります。

さらに、太陽光発電を設置している家庭向けの「ソーラーオクトパス」、オール電化住宅向けの「オール電化オクトパス」、電気自動車オーナー向けの「EVオクトパス」など、ライフスタイルに合わせたプランが豊富に用意されているのも魅力です。

顧客サービスにも定評があり、Googleレビューでも高評価を獲得しています。

環境意識が高く、かつ電気代も抑えたいという方には最適な選択肢といえるでしょう。

解約金もなく、気軽に試せるのも嬉しいポイントです。

会社名オクトパスエナジー株式会社
供給エリア全国(沖縄・一部離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定料金型・時間帯別プランあり
基本料金(月)東京電力従量電灯B相当
電力量単価(※段階/時間帯/連動)プランにより異なる(段階制・時間帯別等)
燃料費調整あり
再エネ賦課金あり
オール電化適合専用プランあり
セット割/ポイントなし
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成実質100%再生可能エネルギー
申込方法Web
キャンペーン(条件)時期により変動
※価格は税込

シン・エナジー

シン・エナジー
おすすめポイント
  • ライフスタイルに合わせて選べる多彩なプラン
  • 昼型・夜型の生活パターンに最適化された料金設定
  • 再生可能エネルギーを積極的に活用

シン・エナジーは、兵庫県に本社を置く再生可能エネルギー事業者で、太陽光発電所の運営なども手がける企業です。

最大の特徴は、生活スタイルに合わせて選べるユニークな料金プラン展開です。

標準的な「きほんプラン」に加えて、平日昼間の電気料金が割安になる「【昼】生活フィットプラン」と、夜間の電気料金が安くなる「【夜】生活フィットプラン」があります。

在宅勤務で平日日中に電気を多く使う方は昼プラン、仕事で日中は不在がちな方は夜プランを選ぶことで、効率的に電気代を節約することができます。

関東エリアの「きほんプラン」では、基本料金が30Aで796.06円、電力量料金は1段目が19.67円/kWhと、東京電力より明確に安い設定になっています。

JALマイルが貯まる提携サービスもあり、旅行好きな方には二重にお得です。

解約金もなく、環境に配慮しながら電気代も削減したい方におすすめの電力会社です。

会社名シン・エナジー株式会社
供給エリア全国(沖縄・離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定料金型・時間帯別プランあり
基本料金(月)30A:796.06円(きほんプラン)
電力量単価(※段階/時間帯/連動)1段目:19.67円/kWh
2段目:24.78円/kWh
3段目:27.71円/kWh
燃料費調整独自の電源調達費調整あり
再エネ賦課金あり
オール電化適合【夜】生活フィットプラン推奨
セット割/ポイントJALマイル提携
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成再生可能エネルギー中心
申込方法Web
キャンペーン(条件)時期により変動
※価格は税込

おてがるでんき

おてがるでんきのロゴ
おすすめポイント
  • 基本料金0円のシンプルプラン
  • 電力量料金が一律で分かりやすい
  • おてがる光とのセット割でさらにお得

おてがるでんきは、基本料金0円のシンプルな料金体系が魅力の電力サービスです。

東京電力エリアでは、電力量料金が使用量に関わらず一律で設定されており、使えば使うほど単価が上がる従来の3段階制とは異なり、計算が非常に簡単です。

電気使用量が少ない一人暮らしの方から、使用量が多いファミリー世帯まで、幅広い層にメリットがあります。

契約期間の縛りもなく、解約時の違約金も0円なので、気軽に試すことができるのも大きな利点です。

さらに、同社が提供する「おてがる光」やガスサービスとセットで契約すると、セット割が適用され、光熱費全体をまとめて節約できます。

申し込み時の手数料や設備費も一切不要で、初期費用の心配もありません。

料金プランがシンプルで分かりやすいため、複雑な料金体系が苦手な方や、電気代の管理を簡単にしたい方に特におすすめです。

会社名株式会社エクスゲート
供給エリア全国(沖縄・離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定料金型
基本料金(月)0円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)エリアにより異なる(関東:約26~28円/kWh程度)
燃料費調整あり
再エネ賦課金あり
オール電化適合非推奨
セット割/ポイントおてがる光セット割あり
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成なし
申込方法Web、電話
キャンペーン(条件)時期により変動
※価格は税込

東京ガスの電気

東京ガスのロゴ
おすすめポイント
  • 家庭向け新電力最大手の安心感
  • ガスとのセット割で電気代がさらにお得
  • 新規申込で基本料金1カ月無料キャンペーン実施中

東京ガスの電気は、首都圏で圧倒的な知名度と契約件数を誇る新電力サービスです。

2025年10月現在、「基本プラン」の料金は東京電力とほぼ同等かやや安い水準に設定されており、特にガスとのセット契約で電気料金が0.5%割引になる「ガス・電気セット割」が魅力です。

基本料金は30Aで311.74円、電力量料金は1段目が29.90円/kWh、2段目が35.41円/kWh、3段目が37.48円/kWhとなっています。

大手ならではの手厚いカスタマーサポートと、myTOKYOGASアプリでの電気・ガス使用量の見える化など、サービス品質の高さも評価されています。

さらに、電気料金1,000円につきパッチョポイントが15ポイント貯まり、貯まったポイントは提携ポイントへの交換や電気料金の支払いに使えます。

新規申込キャンペーンでは基本料金1カ月無料などの特典もあり、初めて電力会社を切り替える方にも安心しておすすめできる選択肢です。

会社名東京ガス株式会社
供給エリア東京電力エリア
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定料金型
基本料金(月)30A:311.74円
40A:415.64円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)1段目:29.90円/kWh
2段目:35.41円/kWh
3段目:37.48円/kWh
燃料費調整あり
再エネ賦課金あり
オール電化適合非推奨
セット割/ポイントガスセット割0.5%、パッチョポイント
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替、払込書
再エネオプション/電源構成さすてな電気(オプション)
申込方法Web、電話、営業所
キャンペーン(条件)基本料金1カ月無料(新規申込)
※価格は税込

Japan電力

ジャパン電力のロゴ
おすすめポイント
  • 基本料金0円のシンプルプラン
  • 電気使用量が多いほどお得になる料金設定
  • 家電修理サポート付きプランも選択可能

Japan電力は、基本料金0円と使用量に応じた2段階の電力量料金が特徴の電力会社です。

「くらしプランS」では、400kWhまでが一律27.00円/kWh、400kWhを超える分が25.00円/kWhとなっており、電気使用量が多い世帯ほどメリットが大きくなる料金体系です。

特に月400kWh以上使用するファミリー世帯や、在宅勤務で電気使用量が増えた方には魅力的な選択肢でしょう。

また、家電やスマホの修理サポートが付帯する「Tプラン」も用意されており、安心感を重視する方にもおすすめです。

解約金や契約期間の縛りもないため、気軽に試せるのも嬉しいポイントです。

ただし、電気使用量が少ない一人暮らしの方の場合は、必ずしも最安とは限らないため、自分の使用量を確認してからの契約をおすすめします。

会社名アンフィニ株式会社
供給エリア全国
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定料金型
基本料金(月)0円
電力量単価(※段階/時間帯/連動)~400kWh:27.00円/kWh
400kWh超:25.00円/kWh
燃料費調整あり(独自調整)
再エネ賦課金あり
オール電化適合非推奨
セット割/ポイントなし
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成なし
申込方法Web
キャンペーン(条件)時期により変動
※価格は税込

エネワンでんき

おすすめポイント
  • LPガス大手サイサンが運営する安心感
  • 10カ月間基本料金半額キャンペーン実施中
  • ガスとのセット割でさらにお得

エネワンでんきは、LPガス大手のサイサングループが運営する電力サービスで、ガスと電気をまとめたい方に特におすすめです。

「エネワンスタンダードプラン」では、東京電力の従量電灯Bに相当する料金体系で、基本料金・電力量料金ともにやや安めに設定されています。

2025年10月現在、新規申込で10カ月間基本料金が半額になるキャンペーンを実施しており、初年度の電気代を大幅に削減できるチャンスです。

さらに、サイサンのLPガスやサイサンガス(都市ガス)とセットで契約すると、セット割が適用されます。

長年のガス供給実績があるため、エネルギー関連のサポート体制も充実しており、トラブル時の対応も安心です。

2025年7月からは解約事務手数料も撤廃され、より気軽に契約できるようになりました。

会社名株式会社サイサン
供給エリア全国(沖縄・離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定料金型
基本料金(月)30A:1,086円(スタンダードプラン)
電力量単価(※段階/時間帯/連動)1段目:29.04円/kWh
2段目:29.36円/kWh
3段目:30.32円/kWh
燃料費調整あり
再エネ賦課金あり
オール電化適合専用プランあり
セット割/ポイントガスセット割あり
解約金/縛りなし(2025年7月より)
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成実質再エネプランあり
申込方法Web、電話
キャンペーン(条件)10カ月間基本料金半額(2025年12月21日まで)
※価格は税込

TERASELでんき

おすすめポイント
  • 使用量が多いほどお得になる「超TERASELプラン」
  • 楽天ポイントが毎月貯まる
  • 契約初年度は2,000ポイントの選べる特典

TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループが運営する電力サービスで、電気使用量に応じて2つのプランから選べるのが特徴です。

電気使用量が少ない世帯向けの「TERASELプラン」と、使用量が多い世帯向けの「超TERASELプラン」があり、ライフスタイルに合わせて最適なプランを選択できます。

東京電力エリアの「超TERASEL東京B」では、基本料金が30Aで311.75円、電力量料金は1段目が29.80円/kWh、2段目が34.26円/kWh、3段目が35.64円/kWhとなっており、特に3段目の料金が東京電力より大幅に安く設定されています。

電気料金200円につき楽天ポイントが1ポイント貯まり、さらに契約初年度には2,000ポイント相当の選べる特典(楽天ポイント、Amazonギフト券、Apple Gift Card、PayPayポイント等から選択可能)がもらえるのも魅力です。

4〜5人世帯なら年間1万6千円以上もお得になるケースもあり、ファミリー世帯には特におすすめの電力会社です。

会社名株式会社エネクスライフサービス
供給エリア全国(一部離島を除く)
料金タイプ(固定/時間帯/市場連動)固定料金型
基本料金(月)30A:311.75円(超TERASEL)
 300.31円(TERASEL)
電力量単価(※段階/時間帯/連動)超TERASEL
1段目 29.80円
2段目 34.26円
3段目 35.64円/kWh
燃料費調整あり
再エネ賦課金あり
オール電化適合非推奨
セット割/ポイント楽天ポイント(200円で1P)
解約金/縛りなし
支払い方法クレジットカード、口座振替
再エネオプション/電源構成再エネプランあり
申込方法Web
キャンペーン(条件)契約初年度2,000ポイント相当の選べる特典
※価格は税込

世帯タイプ別おすすめの選び方

電力会社選びで失敗しないためには、自分の世帯タイプや電気の使い方に合ったプランを選ぶことが重要です。

ここでは、世帯タイプ別におすすめの電力会社と選び方のポイントをご紹介します。

一人暮らし向け

一人暮らしの方は電気使用量が比較的少ないため、基本料金が安いプランや、少量使用でもお得になるプランを選ぶのがポイントです。

おすすめは、基本料金0円の「おてがるでんき」です。

また、CDエナジーダイレクトの「シングルでんき」も一人暮らし向けに最適化されたプランなので、検討する価値があるでしょう。

20A契約でも申し込める電力会社を選ぶことで、基本料金を抑えられます。

2〜3人世帯向け

2〜3人世帯は、月の電気使用量が250〜350kWh程度が目安となります。

この使用量帯では、東京電力より確実に安くなる「CDエナジーダイレクト」や「東京ガス」がおすすめです。

特に都市ガスも使っている家庭なら、ガスとのセット割が適用される電力会社を選ぶことで、光熱費全体を効率的に削減できます。

また、「TERASELでんき」も2〜3人世帯に適した料金設定で、楽天ポイントが貯まる特典も魅力的です。

在宅勤務などで日中の電気使用が多い場合は、「シン・エナジー」の【昼】生活フィットプランも検討してみてください。

4人以上・オール電化向け

4人以上のファミリー世帯や、オール電化住宅の場合は、電気使用量が500kWh以上になることも珍しくありません。

この場合、使用量が多いほどお得になる「TERASELでんき」の超TERASELプランや、400kWh以上で単価が下がる「Japan電力」がおすすめです。

オール電化住宅の方には、夜間料金が割安になる「オクトパスエナジー」のオール電化プランや、「シン・エナジー」の【夜】生活フィットプランが最適でしょう。

深夜電力を活用してエコキュートを稼働させる生活パターンの方には、時間帯別料金プランが大きなメリットをもたらします。

電力会社を選ぶ際の注意点

電力会社を選ぶ際には、料金の安さだけでなく、様々な条件や制度を確認しておく必要があります。

ここでは、契約前に必ずチェックすべき重要なポイントをご紹介します。

市場連動型のリスクと対策

Looopでんきのような市場連動型プランは、電力市場の価格がダイレクトに料金に反映されるため、電力需給が逼迫する冬季などには想定外の高額請求になるリスクがあります。

2021年の冬には、一部の市場連動型プランで通常の数倍の料金になったケースもありました。

市場連動型を選ぶ場合は、専用アプリで毎日の料金をチェックし、高い時間帯は電気使用を控えるなど、こまめな管理が必要です。

料金の安定性を重視するなら、固定料金型のプランを選ぶ方が安心でしょう。

契約期間・解約金の有無

多くの電力会社では契約期間の縛りや解約金はありませんが、一部のプランでは1〜2年の契約期間が設定されていたり、期間内の解約で違約金が発生したりする場合があります。

楽々でんきのように2年契約の自動更新制で、途中解約時に契約手数料相当額を請求される可能性がある会社もあります。

契約前に必ず約款を確認し、解約条件を理解しておくことが大切です。

引っ越しの予定がある方や、とりあえず試してみたい方は、解約金なしのプランを選ぶのが賢明です。

支払い方法・キャンペーン条件

電力会社によって利用できる支払い方法が異なり、クレジットカードのみの会社もあれば、口座振替や払込書に対応している会社もあります。

クレジットカードを持っていない方や、口座振替を希望する方は、事前に対応している支払い方法を確認しましょう。

また、キャンペーンには適用条件が設定されている場合が多く特定のプランのみが対象だったり、一定期間の継続利用が条件だったりします。

キャンペーン内容だけでなく、適用条件もしっかり確認してから申し込むことが重要です。

セット割やポイント還元

ガスとのセット割は、都市ガスを使っている家庭にとって大きなメリットです。

東京ガスやCDエナジーダイレクトでは、電気とガスをセットにすることで電気料金が0.5%割引になります。

年間の電気代が10万円なら500円の節約になるため、見逃せないポイントです。

また、TERASELでんきの楽天ポイントや、東京ガスのパッチョポイントなど、ポイント還元プログラムも活用すれば、実質的な料金をさらに下げることができます。

普段利用しているポイントサービスと連携できる電力会社を選ぶのも賢い選択です。

よくある質問(FAQ)

電力会社の切り替えに関して、多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。

もともと契約していた電力会社に戻すのは簡単?

簡単に戻すことができます。

新しい電力会社から東京電力に戻る場合でも、特別な手続きは必要ありません。

東京電力のWebサイトや電話から申し込めば、新しい電力会社への解約連絡も東京電力が代行してくれます。

ただし、解約金が設定されている電力会社の場合は、違約金が発生する可能性があるので、契約内容を確認しておきましょう。

冬の暖房需要が多い家庭におすすめは?

冬場にエアコンやヒーターを多用する家庭には、使用量が多いほど単価が下がるプランがおすすめです。

TERASELでんきの超TERASELプランやJapan電力は、使用量が増えても単価の上昇が緩やかなため、冬場の高額請求を抑えられます。

また、市場連動型プランの場合は冬季に料金が高騰するリスクがあるため、固定料金型のプランを選ぶ方が安心です。

ガス・通信とのセット割は?

都市ガスとのセット割は、東京ガスやCDエナジーダイレクトで利用できます。

電気料金が0.5%割引になるため、両方使っている家庭なら確実にお得です。

通信回線とのセット割は、おてがるでんきが「おてがる光」とのセット割を提供しています。

光回線の乗り換えも検討している方は、電気と光をまとめることで、管理も楽になり、トータルコストも削減できます。

市場連動プランは大丈夫?

市場連動型プランは、電力市場の価格変動がダイレクトに反映されるため、料金が大幅に変動するリスクがあります。

2021年の冬には、寒波の影響で電力需給が逼迫し、市場価格が高騰したため、一部の市場連動型プランで通常の数倍の料金になったケースがありました。

ただし、Looopでんきのように専用アプリで30分ごとの料金を確認でき、料金が高い時間帯の使用を控えることができるサービスもあります。

こまめに料金をチェックして、賢く電気を使える方には向いていますが、料金の安定性を重視する方は固定料金型のプランを選ぶ方が安心です。

まとめ

この記事のまとめ
  • 埼玉県は東京電力エリアに属し、豊富な電力会社から選べる
  • 基本料金0円プランは一人暮らしや使用量が少ない世帯に最適
  • ガスとのセット割を活用すれば光熱費全体を効率的に削減できる
  • 市場連動型プランはこまめな管理ができる方向け、安定性重視なら固定型を選ぶ
  • 電気使用量が多いファミリー世帯は使用量に応じて単価が下がるプランがお得
  • 契約前に解約金の有無や支払い方法を必ず確認する

埼玉県で電力会社を選ぶ際は、まず自分の電気使用量とライフスタイルを把握することから始めましょう。

一人暮らしなのか、ファミリー世帯なのか、在宅時間は長いのか短いのか、オール電化なのかガス併用なのか。

これらの要素によって、最適な電力会社とプランは大きく変わってきます。

今回ご紹介した10社は、それぞれに特徴があり、様々なニーズに対応できるラインナップとなっています。

料金の安さだけでなく、サービス内容やサポート体制、ポイント還元なども総合的に判断して、あなたに最適な電力会社を見つけてください。

多くの電力会社では解約金なしで気軽に試せるため、まずは一度切り替えてみて、実際の使用感や料金を確認するのもおすすめです。

電力会社の切り替えで、年間数千円から数万円の節約が実現できる可能性があります。

この機会に、ぜひ電力会社の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。