「新電力に変えれば安くなるらしい」と聞いても、実際にどの会社が自分に合っているか判断するのは簡単ではありません。
九州エリアではLooopでんきやTERASELでんき、オクトパスエナジーなど多くの事業者が参入しています。
料金体系も市場価格に連動するタイプから、わかりやすく単価を固定したタイプまで幅広く揃っています。
選択肢が多いこと自体はメリットですが、その一方で「結局どこが安いのか判断しづらい」という声が多いのも事実です。
重要なのは、「自分の使い方と料金の設計が噛み合うかどうか」をセットで考えることです。
本記事では、九州でおすすめの電力会社を目的別・世帯別に整理し、「どのタイプの人がどの会社を選ぶべきか」を解説していきます。
本記事を読み終えた頃には、自分にあった電力会社が見つかっていますので、ぜひ参考にしてください。
- 九州でおすすめの電力会社
- 世帯・利用目的別のおすすめ電力会社
- 電力会社の選び方
- 電力会社を乗り換える手順
- 電力会社を乗り換える際の注意点
- 電力会社についてよくある質問
目次
九州でおすすめの電力会社ランキング

九州エリアは新電力の参入が進んでおり、料金やサービス内容が異なる選択肢が増えています。
同じ使用量でも会社によって年間の支払い額に差が出るため、自分のライフスタイルに合った電力会社を選ぶことが重要です。
ここでは、九州でおすすめの電力会社を以下の10社紹介します。
特徴やおすすめの人、九州電力から乗り換えた場合の差額目安までまとめているので、一緒に見ていきましょう。
1位:オクトパスエナジー|実質再エネ100%の電気に対応した環境配慮プラン

| オクトパスエナジー「グリーンオクトパス」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 10A | 10.38円/日 | ||
| 15A | 15.57円/日 | |||
| 20A | 20.76円/日 | |||
| 30A | 31.14円/日 | |||
| 40A | 41.52円/日 | |||
| 50A | 51.90円/日 | |||
| 60A | 62.28円/日 | |||
| 電力量料金 | 0〜120kWh | 17.52円/kWh | ||
| 121〜300kWh | 21.8円/kWh | |||
| 300kWh超過 | 24.8円/kWh | |||
| 燃料費調整単価(10月分) | 1.02円/kWh | |||
| 契約期間 | なし | |||
| 解約金の有無 | なし | |||
| オール電化プランの有無 | あり | |||
| 支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 ・コンビニ払い | |||
| サポート体制 | ・電話 ・WEB ・メール ・SNS ・マイページ | |||
| キャンペーン | ・タコ友冬ゼロキャンペーン ・友達紹介割 | |||
| 特徴 | ・実質再エネ100%の電気を選べるため、地球環境にも配慮した暮らしができる ・太陽光・EV・オール電化など、ライフスタイルに合わせた多様なプランを選べる ・基本料金が抑えられたプランや、一律単価のシンプル設計で家計管理がしやすい ・東京ガスと海外大手が出資する合弁会社のため、安定した供給体制と信頼感がある | |||
※燃料費調整単価には離島ユニバーサル調整単価も含まれます。
「グリーンオクトパス」は、再生可能エネルギー100%の電気を使いたい人にぴったりの環境配慮型プランです。
九州に住みながら、電気代の節約とCO2排出の削減を両立できる点が魅力です。
料金は3段階の従量制で構成されており、使った分が明確に反映されるシンプルな仕組み。
契約期間の縛りや解約金がないため、九州電力からの切り替えもスムーズに行えます。
また、東京ガスと海外大手が出資する合弁企業のため、供給の安定性と信頼性も高い水準です。
コストと環境の両方を意識している、九州エリアの家庭におすすめの電力会社です。
- 電気代を抑えながら再生可能エネルギーを取り入れたい人
- 九州電力のままでいいか迷っている人
- 解約金なしで柔軟に乗り換えたい人
- 安定した供給と信頼性のある会社を選びたい人
九州電力からオクトパスエナジーに乗り換えた場合の差額
| 九州電力との差額(目安) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | 年間差額 | オクトパスエナジー「グリーンオクトパス」/月額料金 | 九州電力「従量電灯B」/月額料金 |
| 一人暮らし(30A・160kWh) | −4,243円 | 4,225円 | 4,579円 |
| 二人暮らし(40A・290kWh) | −9,156円 | 7,628円 | 8,391円 |
| 三人暮らし(40A・350kWh) | −11,388円 | 9,205円 | 10,154円 |
| 四人暮らし(50A・430kWh) | −14,436円 | 11,659円 | 12,862円 |
年間の電気代を下げながら、環境にやさしい電力を選べるのが魅力です。
「どうせなら、安くて気持ちよく使える電気を選びたい」という人にぴったりです。
オクトパスエナジーの口コミ
それ以来東電辞めた。オクトパスエナジーに変えてから毎月面白く節電出来たのでオススメです
引用元:X
電化上手からオクトパスエナジーに変えると年間2万安くなるらしい
引用元:X
2位:TERASELでんき|ポイント活用で支払い負担を下げられる家計向きプラン

| TERASELでんき「TERASEL九州B/超TERASEL九州B」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 10A | – | ||
| 15A | – | |||
| 20A | TERASEL九州B:602.78円/月 超TERASEL九州B:632.48円/月 | |||
| 30A | TERASEL九州B:904.17円/月 超TERASEL九州B:948.72円/月 | |||
| 40A | TERASEL九州B:1,205.56円/月 超TERASEL九州B:1,264.96円/月 | |||
| 50A | TERASEL九州B:1,506.95円/月 超TERASEL九州B:1,581.20円/月 | |||
| 60A | TERASEL九州B:1,808.34円/月 超TERASEL九州B:1,897.44円/月 | |||
| 電力量料金 | 0〜120kWh | TERASEL九州B:17.49円/kWh 超TERASEL九州B:18.19円/kWh | ||
| 121〜300kWh | TERASEL九州B:22.81円/kWh 超TERASEL九州B:22.96円/kWh | |||
| 300kWh超過 | TERASEL九州B:25.66円/kWh 超TERASEL九州B:24.38円/kWh | |||
| 燃料費調整単価(10月分) | −1.06/kWh | |||
| 契約期間 | 1年 | |||
| 解約金の有無 | なし | |||
| オール電化プランの有無 | なし | |||
| 支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 | |||
| サポート体制 | ・WEB ・マイページ ・チャット | |||
| キャンペーン | 選べる特典 | |||
| 特徴 | ・電気使用量に合わせて選べるプランで、無駄なく最適な料金にできる ・楽天ポイントが毎月貯まり、電気代をお得に活用できる ・契約時にギフトカードなど好みの特典を選べる楽しさがある ・解約金ゼロで、いつでも自由に乗り換えができる ・伊藤忠エネクスの信頼性とサポートで、安心して利用できる | |||
※燃料費調整単価には離島ユニバーサル調整単価も含まれます。
九州で電力会社を探しているなら、TERASELでんきの利用量に応じた「TERASEL九州B」と「超TERASEL九州B」もおすすめです。
世帯構成や電気の使い方に合わせて選べるため、無駄を抑えた料金に調整しやすいのがポイントです。
電気料金200円ごとに1楽天ポイントが貯まる仕組みも用意されており、日常の支出と連動させて実質的な負担を抑えられる点も魅力です。
契約期間の縛りや解約金がなく、伊藤忠エネクスが運営する安心感もあるため、「まずは新電力を試してみたい」という人でも切り替えやすいでしょう。
- 九州電力から切り替えてポイントも活用しながら電気代を抑えたい人
- 使用量に応じたプランで、無駄のない支払いにしたい人
- 解約金ゼロで、まずは新電力を気軽に試してみたい人
- 大手グループが運営する安心感も重視したい人
九州電力からTERASELでんきに乗り換えた場合の差額
| 九州電力との差額(目安) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | 年間差額 | TERASELでんき「TERASEL九州B/超TERASEL九州B」/月額料金 | 九州電力「従量電灯B」/月額料金 |
| 一人暮らし(30A・160kWh) | −2,352円 | 4,383円 | 4,579円 |
| 二人暮らし(40A・290kWh) | −4,344円 | 8,029円 | 8,391円 |
| 三人暮らし(40A・350kWh) | −3,984円 | 9,822円 | 10,154円 |
| 四人暮らし(50A・430kWh) | −6,480円 | 12,322円 | 12,862円 |
※二人暮らしまでは「TERASEL九州B」、三人暮らし以上は「超TERASEL九州B」の料金を基準としています。
九州電力より毎月の支払いを抑えつつ、楽天ポイントも貯められます。
「節約しながらポイントも貯めたい」という人に向いたプランです。
TERASELでんきの口コミ
おかげさまでTERASELでんきに迷わず通過できました!1年間継続のポイント待ちです。
引用元:X
TERASELでんきと楽天ガスに各々切り替えるか…
引用元:X
3位:ミツウロコでんき|コストを抑えた電力供給で支出を見直せるサービス

| ミツウロコでんき「従量電灯B」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 10A | 316.24円/月 | ||
| 15A | 474.36円/月 | |||
| 20A | 632.48円/月 | |||
| 30A | 948.72円/月 | |||
| 40A | 1,264.96円/月 | |||
| 50A | 1,581.20円/月 | |||
| 60A | 1,897.44円/月 | |||
| 電力量料金 | 0〜120kWh | 20.39円/kWh | ||
| 121〜300kWh | 20.52円/kWh | |||
| 300kWh超過 | 24.24円/kWh | |||
| 燃料費調整単価(10月分) | −1.06/kWh | |||
| 契約期間 | 1年 | |||
| 解約金の有無 | なし | |||
| オール電化プランの有無 | なし | |||
| 支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 ・振込用紙 | |||
| サポート体制 | ・電話 ・WEB ・メール ・LINE | |||
| キャンペーン | 最大で8,000Pontaポイントプレゼント | |||
| 特徴 | ・自社発電や他社調達により仕入れコストを抑えており、安定した低料金で利用できる ・一人暮らしからEV利用まで、生活スタイルに合った料金プランを選べる ・停電やトラブル時は東京電力PGが24時間対応し、安心して利用できる ・新規契約と継続利用で最大8,000Pontaポイントを獲得できる | |||
※燃料費調整単価には離島ユニバーサル調整単価も含まれます。
ミツウロコでんきの「従量電灯B」は、単価の安さに加えてPontaポイントも貯まるという、実利を重視する人に向いた料金プランです。
発電コストを抑えたシンプルな仕組みで、九州電力から乗り換えることで電気代を見直しやすくなっています。
さらに、200円の支払いごとに貯まるPontaポイントや、最大8,000ポイントがもらえるキャンペーンも用意されており、節約とポイント獲得を両立したい人にもうれしい設計です。
料金体系がシンプルのため比較がしやすく、乗り換え時のストレスも少なめ。
「おトクだけど、わかりづらい」といった不安を感じたくない人にもおすすめです。
- 電気代を下げつつ、ポイント還元も受けたい人
- 乗り換えの判断に迷いたくない、シンプルな料金体系を求める人
- ポイントを家計管理や生活費に充当している実利派の人
九州電力からミツウロコでんきに乗り換えた場合の差額
| 九州電力との差額(目安) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | 年間差額 | ミツウロコでんき「従量電灯B」/月額料金 | 九州電力「従量電灯B」/月額料金 |
| 一人暮らし(30A・160kWh) | +1,254円 | 4,684円 | 4,579円 |
| 二人暮らし(40A・290kWh) | −4,128円 | 8,047円 | 8,391円 |
| 三人暮らし(40A・350kWh) | −6,180円 | 9,639円 | 10,154円 |
| 四人暮らし(50A・430kWh) | −8,808円 | 12,128円 | 12,862円 |
単身世帯ではやや割高になるものの、家族世帯なら年間8,000円近くの削減が狙えます。
「ポイントも節約もどちらも取りたい」という実利志向の人と相性が良いプランです。
ミツウロコでんきの口コミ
まちエネからミツウロコでんきに変更して初月580kWh利用で13,500円。効率のよい利用をすれば、もう少し圧縮できそう
引用元:X
電力会社とガス会社が多い。ミツウロコでんきとガスも良いかもって
引用元:X
4位:ENEOSでんき|ガソリンと電気代のW節約が狙えるプラン

| ENEOSでんき「九州Ⅴプラン」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 10A | 315.79円/月 | ||
| 15A | 473.69円/月 | |||
| 20A | 631.58円/月 | |||
| 30A | 947.37円/月 | |||
| 40A | 1,263.16円/月 | |||
| 50A | 1,578.95円/月 | |||
| 60A | 1,894.74円 | |||
| 電力量料金 | 0〜120kWh | 18.30円/kWh | ||
| 121〜300kWh | 23.27円/kWh | |||
| 300kWh超過 | 24.99円/kWh | |||
| 燃料費調整単価(10月分) | −1.06/kWh | |||
| 契約期間 | ・料金適用開始日の翌年の12月31日まで ※にねん とく2割適用時の契約期間2年 | |||
| 解約金の有無 | なし ※にねん とく2割適用時の解約金は1,100円(更新月以外で解約した場合に発生) | |||
| オール電化プランの有無 | あり | |||
| 支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 | |||
| サポート体制 | ・電話 ・WEB ・マイページ ・チャット | |||
| キャンペーン | ・お引越し応援キャンペーン | |||
| 特徴 | ・ENEOSが提供する電力サービスで、電気とガソリンを同時に節約できる ・ENEOSカードや提携カードで支払えば、ポイントやマイルを効率的に貯められる ・EV・オール電化・太陽光発電など、ライフスタイルに合わせた専用プランが充実している ・「にねんとく2割」などの長期割引で、継続的に電気料金を抑えられる ・24時間365日のサポート体制で、停電やトラブルにも迅速に対応してもらえる | |||
※燃料費調整単価には離島ユニバーサル調整単価も含まれます。
ENEOSでんき「九州Vプラン」は、電気の契約とENEOSでの給油を組み合わせることで、お得感を高められる料金プランです。
ENEOSカードや提携カードで支払えば、電気代のポイント還元に加えて、ガソリンや軽油の割引も受けられるため、車での移動が多い九州の家庭に向いています。
さらに「にねん とく2割」に加入すると、2年間の継続契約を条件に電力量料金が1kWhあたり0.2円引きに。
3年目以降は0.3円引きへと拡大するため、使い続けるほどお得になる仕組みです。
短期間の使用を考えている人よりも、光熱費全体を長期的に見直したい人にとって、堅実にコスト削減が狙える電力会社といえるでしょう。
- 九州でENEOSのガソリンスタンドを日常的に利用している人
- 電気とガソリンの両方をまとめて節約したいと考えている人
- ENEOSカードなどの特典を家計に活かしたい人
- 長期割引を活用して安定的に光熱費を下げたい人
九州電力からENEOSでんきに乗り換えた場合の差額
| 九州電力との差額(目安) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | 年間差額 | ENEOSでんき「九州Ⅴプラン」/月額料金 | 九州電力「従量電灯B」/月額料金 |
| 一人暮らし(30A・160kWh) | −456円 | 4,541円 | 4,579円 |
| 二人暮らし(40A・290kWh) | −1,548円 | 8,262円 | 8,391円 |
| 三人暮らし(40A・350kWh) | −2,820円 | 9,919円 | 10,154円 |
| 四人暮らし(50A・430kWh) | −4,728円 | 12,468円 | 12,862円 |
一人暮らしでは年間の差額は小さめですが、世帯人数が増えるほど節約効果が見えやすくなります。
給油割引も合わせて使えるため、車移動が多い家庭ほど恩恵を感じやすいプランです。
ENEOSでんきの口コミ
毎月の光熱費、ちょっとでも節約できたら旅行や趣味に回せるのに…ENEOSでんきにするとガソリンも割引で、まさに生活全体が得になる仕組みいいなあ 変えてみたい気持ちが大きくなってきた
引用元:X
車の給油は15年以上前からENEOSなのでENEOSでんきはとても魅力感じます。口コミ見ながら色々と考えたいと思います。
引用元:X
5位:西部ガスの電気 |ガスと電気をまとめて光熱費の無駄を減らせる料金プラン

| 西部ガス「プラスでんきプラン1」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 10A | 315.00円/月 | ||
| 15A | 472.50円/月 | |||
| 20A | 630.00円/月 | |||
| 30A | 855.00円/月 | |||
| 40A | 1,070.00円/月 | |||
| 50A | 1,310.00円/月 | |||
| 60A | 1,482.00円/月 | |||
| 電力量料金 | 0〜120kWh | 18.37円/kWh | ||
| 121〜300kWh | 23.97円/kWh | |||
| 300kWh超過 | 25.87円/kWh | |||
| 燃料費調整単価(10月分) | −1.06/kWh | |||
| 契約期間 | 1年 | |||
| 解約金の有無 | なし | |||
| オール電化プランの有無 | なし | |||
| 支払い方法 | クレジットカード ※都市ガスを契約している場合は、ガスと同一の支払い方法 | |||
| サポート体制 | ・電話 ・WEB ・メール ・LINE | |||
| キャンペーン | ・西部ガス 電気お友達紹介キャンペーン ・「西部ガスの電気」もれなくもらえるキャンペーン | |||
| 特徴 | ・ガスと電気をまとめるとガス代が自動で割引され、光熱費の管理も一本化できる ・200円ごとの支払いでPontaやdポイントなどが貯まる ・契約期間の縛りや解約金がなく、初めて電力会社を切り替える人でもリスクが少ない ・マイページでガス・電気の使用量やポイント残高を閲覧でき、家計管理しやすい | |||
※燃料費調整単価には離島ユニバーサル調整単価も含まれます。
西部ガスの電気は、ガスと電気をまとめたい人や、毎月の支払いで確実にポイントを貯めたい人に向いたプランです。
九州電力の従量電灯Bよりも基本料金・従量料金ともに抑えられているため、使用量が少ない家庭でも節約効果を実感しやすいのが魅力です。
また、解約金がないため、「まずは試してみたい」というライトな切り替えにも対応できます。
電気とガスの請求が分かれていて管理が面倒に感じている人にとっても、家計をシンプルにまとめるきっかけになります。
- ガスも利用しており、まとめて光熱費を管理・節約したい人
- ポイントを日常的に貯めており、電気料金の支払いでも還元を受けたい人
- 料金体系をシンプルに抑えつつ、九州電力より安く使える会社を探している人
- 契約縛りや違約金のないプランで、気軽に電力切り替えを試したい人
九州電力から西部ガスの電気に乗り換えた場合の差額
| 九州電力との差額(目安) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | 年間差額 | 西部ガス「プラスでんきプラン1」/月額料金 | 九州電力「従量電灯B」/月額料金 |
| 一人暮らし(30A・160kWh) | −1,128円 | 4,485円 | 4,579円 |
| 二人暮らし(40A・290kWh) | −2,340円 | 8,196円 | 8,391円 |
| 三人暮らし(40A・350kWh) | −3,000円 | 9,904円 | 10,154円 |
| 四人暮らし(50A・430kWh) | −4,968円 | 12,448円 | 12,862円 |
一人暮らしなら年間1,000円前後の差ですが、固定費の削減としては十分効果があります。
四人暮らしなら年間5,000円ほどの節約が狙えるため、世帯が増えるほど乗り換えによるメリットを得られやすいです。
西部ガスの電気の口コミ
去年の冬に比べて賃貸から戸建に引っ越してるのにニチデンってとこから西部ガス電気に変えたら電気代半分になっとるこんなに違いますかね。
引用元:X
九電+ガス契約解除西部ガス+電気へ
引用元:X
6位:idemitsuでんき|給油と電気代の両方を見直せるカーライフ向け電力

| idemitsuでんき「Sプラン」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 10A | 316.24円/月 | ||
| 15A | 474.36円/月 | |||
| 20A | 632.48円/月 | |||
| 30A | 948.72円/月 | |||
| 40A | 1,264.96円/月 | |||
| 50A | 1,581.20円/月 | |||
| 60A | 1,897.44円/月 | |||
| 電力量料金 | 0〜120kWh | 18.37円/kWh | ||
| 121〜300kWh | 23.26円/kWh | |||
| 300kWh超過 | 24.46円/kWh | |||
| 燃料費調整単価(10月分) | −1.06/kWh | |||
| 契約期間 | 契約成立日から最初の12月31日まで | |||
| 解約金の有無 | なし | |||
| オール電化プランの有無 | あり | |||
| 支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 | |||
| サポート体制 | ・電話 ・WEB ・マイページ | |||
| キャンペーン | なし | |||
| 特徴 | ・出光興産が提供する電力サービスで、電気とガソリンをまとめてお得にできる ・EV所有者で自宅に充電器を設置している場合、毎月の電気代が200円割引される ・登録カードで支払うだけで、ガソリン・軽油が1Lあたり2円引き(月上限100L)になる ・楽天・Ponta・dポイントなど、好みのポイントを自由に貯められる ・オール電化住宅向けプランもあり、夜間料金を抑えて電気代を節約できる | |||
※燃料費調整単価には離島ユニバーサル調整単価も含まれます。
idemitsuでんきの「Sプラン」は、ガソリン代も節約できる、車持ち家庭の味方です。
指定のカードで支払えば、出光のガソリン・軽油が1Lあたり2円引き。
月100Lまで対象なので、日常的に車を使う人にとっては見逃せない特典です。
さらに、自宅でEVを充電している世帯には、毎月200円分の電気代割引が自動で適用されます。
ガソリン車でも電気自動車でも、使い方に応じてきちんと得できるのがこのプランの魅力です。
料金単価は大手電力と大差ありませんが、「使うたびに得が積み重なる」設計は、電気代以上のお得感をもたらしてくれます。
- 出光をよく利用しており、ガソリン代をもっと抑えたい人
- 車通勤・子どもの送迎・買い物など、車移動が多い人
- EVを所有し、自宅での充電が日常になっている人
- 電気代だけでなく、給油や充電も含めたコストを一括で見直したい人
九州電力からidemitsuでんきに乗り換えた場合の差額
| 九州電力との差額(目安) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | 年間差額 | idemitsuでんき「Sプラン」/月額料金 | 九州電力「従量電灯B」/月額料金 |
| 一人暮らし(30A・160kWh) | −336円 | 4,551円 | 4,579円 |
| 二人暮らし(40A・290kWh) | −1,452円 | 8,270円 | 8,391円 |
| 三人暮らし(40A・350kWh) | −3,036円 | 9,901円 | 10,154円 |
| 四人暮らし(50A・430kWh) | −5,448円 | 12,408円 | 12,862円 |
一人暮らしでは差額は控えめですが、使用量が増える世帯ほど毎月の負担が軽くなりやすいです。
固定費を抑えたい家庭や電気代が膨らみがちな世帯には、コスト調整しやすいプランです。
idemitsuでんきの口コミ
ずっと東北電力一筋でしたが、idemitsuでんきに乗り換えようか本気で検討中。
引用元:X
7位:コスモでんき|使った分だけ割引されるシンプルな料金プラン

| コスモでんき「スタンダード」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 | 10A | – | ||
| 15A | – | |||
| 20A | – | |||
| 30A | 948.72円 | |||
| 40A | 1,264.96円 | |||
| 50A | 1,581.20円 | |||
| 60A | 1,897.44円 | |||
| 電力量料金 | 0〜120kWh | 18.37円/kWh | ||
| 121〜300kWh | 23.97円/kWh | |||
| 300kWh超過 | 26.97円/kWh | |||
| 燃料費調整単価(10月分) | −1.06/kWh | |||
| 契約期間 | 1年 | |||
| 解約金の有無 | なし ※dマガジンコースのみ、電気の供給開始1年未満の解約で2,000円 | |||
| オール電化プランの有無 | あり | |||
| 支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 | |||
| サポート体制 | ・電話 ・WEB ・メール ・チャット | |||
| キャンペーン | – | |||
| 特徴 | ・使用量に応じた割引が自動で入り、毎月の電気代をシンプルに節約できる ・スマホで検針票を撮影するだけで申し込み完了、手続きがわかりやすい ・解約金が原則かからず、気軽に乗り換えられる ・EVユーザー向けの「EV特別割」で、月500円または500ポイントの優遇が受けられる | |||
※燃料費調整単価には離島ユニバーサル調整単価も含まれます。
コスモでんきは、「使った分だけしっかり割引される」という特典の分かりやすさが魅力です。
さらに、「ポイントプラス」プランを選べば、毎月の電気代に応じてdポイントが最大5%還元されます。
月々の支払い額によっては、年間6,000ポイント以上が貯まることも。
申し込みはスマホから書類を撮影するだけで完了し、現在の電力会社への解約連絡も不要です。
EV特別割などの独自優遇も用意されており、電力を「ただ支払う」だけでなく、うまく活用して固定費を抑えたい人に向いています。
- 面倒な手続きなしで、できるだけ簡単に電力会社を切り替えたい人
- ポイント還元やシンプルな割引で、固定費を着実に下げたい人
- 電気の使用量が多めで、使った分だけお得になる料金体系に魅力を感じる人
- EVを利用しており、電力と一緒に優遇を受けたい人
九州電力からコスモでんきに乗り換えた場合の差額
| 九州電力との差額(目安) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | 年間差額 | コスモでんき「スタンダード」/月額料金 | 九州電力「従量電灯B」/月額料金 |
| 一人暮らし(30A・160kWh) | −252円 | 4,558円 | 4,579円 |
| 二人暮らし(40A・290kWh) | −2,064円 | 8,219円 | 8,391円 |
| 三人暮らし(40A・350kWh) | −3,444円 | 9,867円 | 10,154円 |
| 四人暮らし(50A・430kWh) | −5,052円 | 12,441円 | 12,862円 |
一人暮らしだと差額は小さめですが、電気使用量が多い家庭やEVユーザーなら乗り換えによる恩恵を得られやすいです。
「使った分だけ得をしたい」というタイプにフィットする料金設計です。
コスモでんきの口コミ
新電力の勧誘を受けた際に「コスモでんき」と伝えるだけで相手が引いていく
引用元:X
コスモでんきありがとう、想定より安くて涙が出ます。新しめのエアコンは除湿の方が安いとどっかで聞いて本当にそのとおりだった…2万は覚悟してたから救われたぜ…
引用元:X
九州で電力会社を選ぶ際のポイント

従来どおり九州電力を使い続けている家庭も少なくありませんが、電力会社を見直すだけで、年間で数万円の節約につながるケースもあります。
ただし、料金表の「基本料金」だけを見て飛びつくのは危険。
燃料費調整額や割引の適用条件によって、最終的な請求額が大きく変わるためです。
満足できる電力会社に切り替えるためには、以下の3つの視点を基準にするのがおすすめです。
この3点を押さえておけば、自分の生活スタイルに合った電力会社を、自然と絞り込めるようになります。
電気代が本当に下がるか
電力会社を変更する上で、もっともシンプルな判断材料が「今より安くなるかどうか」です。
送電の仕組みは全国共通で管理されているため、どの会社を選んでも電気の品質に差はありません。
一方で、基本料金や1kWhあたりの電力量単価には各社で違いがあり、新電力の多くは大手電力会社よりも単価を抑えたプランを提供しています。
本記事内の料金試算や、各社が用意しているシミュレーションを参考にすれば、現在の契約と比較して支払額のイメージが具体的に把握しやすくなります。
付帯する特典(ポイント・セット割)が使えるか
九州エリアで選べる電力会社には、ガスとのセット割やポイント還元など、付加価値の高い特典を提供している会社も数多くあります。
たとえば、ENEOSでんきでは、ガソリン代の割引やVポイントの還元があり、車を日常的に使う家庭との相性が良いです。
idemitsuでんきでも、出光の給油割引やEV割引が用意されており、カーライフと電気代の両面で節約を狙えます。
西部ガスの電気は、ガスと電気のセット契約でガス代が割引されるなど、光熱費の一括管理にも便利な仕様です。
このように、電力会社ごとに得られるメリットは大きく異なります。
ポイントやセット割などを上手に活用すれば、単なる「電気料金の安さ」以上に、日常生活に根ざした節約効果を感じやすくなります。
契約期間や解約条件は明確か
割引や特典が受けられる代わりに、一定期間の継続利用を前提としているプランもあります。
切り替えを検討する際は、解約金の有無や契約年数の条件を必ず確認しておきたいところです。
とはいえ最近では、「縛りなし・解約金なし」のプランが主流です。
最低契約期間を設けているプランであっても、解約金は設定していない電力会社もあります。
「まずは使ってみて判断したい」「生活の変化に応じて柔軟に見直したい」という人には、契約期間に縛られないプランを選ぶのがおすすめです。
世帯・利用目的別のおすすめ電力会社

電力会社の選び方は、世帯人数や生活スタイルによって異なります。
たとえば、電気の使用量が少ない一人暮らしでは「基本料金の安さ」や「契約縛りの有無」など、固定費をいかに抑えるかが重視されます。
一方、家族で暮らす世帯では、電気とガスのセット割引やポイント還元など、家庭全体でのコストパフォーマンスが重要です。
ここでは、以下4つの世帯・利用スタイル別に、おすすめの電力会社を整理しました。
選び方のコツを交えながら解説していきます。
一人暮らしにおすすめの電力会社
- Looopでんき
- TERASELでんき
- オクトパスエナジー
一人暮らしは電気の使用量が少ない傾向にあるため、基本料金や解約金などの固定コストをいかに抑えられるかが選定の軸になります。
加えて、ポイント還元や市場連動型など、「使い方次第でさらに下げられる余地があるプラン」は、一人暮らしの柔軟な生活スタイルと相性が良好です。
Looopでんきは基本料金0円で、使う時間を工夫すればさらに節約しやすい市場連動型プランです。
TERASELでんきはライフスタイルに応じたプラン選択と楽天ポイント還元が特徴で、少ない使用量でも無駄を抑えながらポイントを貯められます。
オクトパスエナジーはシンプルな料金設計と解約金ゼロで、初めて新電力を使う人でも導入しやすい会社です。
自分のライフスタイルにあわせて、基本料金・解約金・特典のバランスを見極めることが大切です。
ファミリー向けのおすすめ電力会社
- ENEOSでんき
- 西部ガスの電気
- ミツウロコでんき
家族世帯は使用量が増えるため、電力量料金の単価とセット割の有無が重要になります。
「電気単体で安い」よりも、総合的に家計負担を減らせるかどうかを軸に選ぶのがファミリー向けの賢い選び方です。
ENEOSでんきはガソリン割引と長期割引の両方が使えるため、車移動の多い家庭と相性が良いプランです。
西部ガスの電気はガス契約とまとめるだけで自動で割引が入り、請求管理もシンプルになります。
ミツウロコでんきはシンプルな料金単価とPontaポイント還元が特徴です。
ファミリー世帯は、「電気代」だけを見るのではなく、ガスや車など生活スタイルに直結する特典も含めてトータルで判断することが、納得できる電力会社選びにつながります。
オール電化住宅におすすめの電力会社
- オクトパスエナジー
- ENEOSでんき
- コスモでんき
オール電化住宅では、夜間の電気使用量が多くなる傾向があります。
そのため、深夜帯の単価が抑えられているプランや、EVとの連動割引の有無が選定のポイントです。
オクトパスエナジーは再エネ100%・解約金ゼロ・夜間利用に適したプラン設計で、環境意識とコスト削減の両方を重視したい家庭に向いています。
ENEOSでんきはオール電化専用プランやEV割引などが用意されており、電力を多く使う家庭でも無駄が出にくいのが特徴です。
コスモでんきは使用量に応じた還元やEV特典があり、夜間に充電・家電を動かすライフスタイルとマッチしやすいプランです。
夜間にどれだけ効率よく電力を使えるかが、オール電化世帯の電気代削減の鍵になります。
ガスとのセット割ができる電力会社
- 西部ガスの電気
- ENEOSでんき
- idemitsuでんき
ガスとのセット割を利用する場合は、割引率だけでなく、ポイント還元や給油特典など、生活スタイルと連動するメリットがあるかどうかを基準にするのが重要です。
ガスと電気を一括管理できれば、請求がシンプルになるうえ、還元を重ねて家計全体の支出を抑えやすくなります。
西部ガスの電気はガスとのセット契約で割引が入るうえ、支払額に応じてPonta・dポイントが還元されます。
ENEOSでんきはガス契約と組み合わせることで年間割引が入り、さらにガソリンの値引きも加算できるため、車移動が多い世帯にぴったりです。
idemitsuでんきはガソリン1Lあたり2円引きの給油特典が魅力で、ガス・電気・車のコストを一括で最適化できます。
セット割を前提に選ぶなら、「安さ+生活習慣に結びつく実利」の両方が揃っているかを意識するとミスマッチが防げます。
九州で電力会社を乗り換える手順

九州エリアで電力会社を切り替える際の流れは、大きく以下の4ステップです。
電気の契約手続きと聞くと複雑そうに感じますが、実際は「申し込む → あとは待つだけ」のシンプルな流れです。
それぞれのステップで確認しておきたいポイントを順番に整理していきます。
STEP1:手続きに必要な情報をそろえる
申し込みの際に求められる主な情報は以下の4点です。
- 現在契約している電力会社名
- お客さま番号(契約情報)
- 供給地点特定番号(22桁)
- 希望する切り替え時期
これらは検針票やマイページに記載されており、もし見つからない場合でも現在の契約先に問い合わせれば確認できます。
加えて、「今の契約アンペア(A)」や「ひと月あたりのおおよその使用量」がわかっていると、見積もりやプラン相談の際に話がスムーズです。
STEP2:九州電力と比較しながら料金シミュレーションをする
候補となる会社が決まったら、次は料金の比較に進みます。
多くの電力会社は公式サイトにシミュレーション機能を用意しており、郵便番号や電気使用量を入力するだけでおおよその料金差がわかります。
数値で比較することで、「本当に乗り換える価値があるのか」を明確に判断できるのがメリットです。
期待していたほど差が出ない場合は、別プランや他社も検討したほうが良いですし、結果的に「九州電力のままが最適」という結論に落ち着くケースもあります。
STEP3:新しい電力会社に申し込む
利用したいプランが決まったら、電力会社の申し込みフォームから契約手続きに進みます。
ここで覚えておきたいのは、乗り換え元への解約連絡は不要という点です。
新たに契約する電力会社が、契約者の同意に基づいて解約手続きを進めるため、二重で連絡する必要はありません。
STEP4:切り替え完了を待つ
申し込み後は、自動的に切り替え手続きが進みます。
すでにスマートメーターが設置されている場合は、最短4〜5日程度で新しい電力会社のプランが反映されます。
未設置の場合は、九州電力または委託業者によるメーター交換が行われ、およそ2週間前後で切り替えが完了します。
ただし、引越しシーズンなど作業が集中する時期はスケジュールが延びることもあるため、早めの申し込みが安心です。
九州で電力会社を乗り換える際の注意点

電力会社の乗り換えは手続きがシンプルな一方で、条件によっては「申し込んだけど切り替えできなかった」「期待していたほど料金が下がらなかった」といったケースも見られます。
九州エリアでスムーズに乗り換えるためには、あらかじめ以下の3点を把握しておくと安心です。
それぞれ一緒に見ていきましょう。
支払い方法が限定される場合がある
新電力の中には、クレジットカード払いのみに対応している会社もあります。
口座振替やコンビニ払いを希望している人は、事前に対応している支払い方法をチェックしておきましょう。
また、引き落としのタイミングが九州電力と異なることで、家計のサイクルにズレが生じるケースもあるため注意が必要です。
賃貸・マンションでは切り替え不可のこともある
アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる場合、入居者個別で電力会社を選べないケースがあります。
とくに「高圧一括受電方式」を導入している建物では、建物全体で一括契約されており、部屋ごとの契約切り替えができません。
自分の住まいで切り替えが可能かどうか不明な場合は、管理会社やオーナーへ確認しておくと間違いありません。
乗り換えても料金が下がらない可能性がある
新電力に乗り換えても料金は安くならないこともあります。
たとえば、契約アンペア・世帯人数・燃料費調整額などの条件によっては、表面上の料金が安く見えても請求額が高くなるケースがあります。
また、「変動従量型」と呼ばれる市場価格連動プランでは、JEPXの価格に応じて30分ごとに電気料金が変動します。
単価が安い時間帯に電気を使えば、料金を抑えられますし、逆も然りです。
単価は特定の時間ごとに、高かったり安かったりといった傾向がおおよそ決まっています。
- 17〜21時:電力需要が集中して、単価が高くなりやすい
- 22時〜翌8時:需要が少なく、単価が安くなりやすい
「変動従量型」は、夜間や早朝に洗濯機・食洗機などを稼働させる家庭には向いていますが、日中に電気を多く使うライフスタイルの人は注意が必要です。
「安いと思って契約したけど、思ったより高かった」というギャップを防ぐためにも、自分の生活スタイルとプランの相性を確認しておくことが大切です。
九州の電力会社についてよくある質問

九州の電力会社についてよくある質問は以下の4つです。
質問に対する回答を見ていきましょう。
九州の電気代が安い理由は何ですか?
九州では、発電コストの低い原子力発電の割合が比較的高いため、燃料費の影響を受けにくいという特徴があります。
その結果、火力発電への依存が少なく、全国的に見ても電気料金が安く抑えられています。
新電力に変更しても電気の品質は変わりませんか?
どの電力会社と契約しても、家庭に届く電気の品質は同じです。
送電設備は九州電力送配電が一括で管理しているため、新電力に切り替えても電気の供給ルートや電圧の安定性は変わりません。
安心して、新しい電力会社を選べます。
賃貸住宅でも電力会社は変更できますか?
各部屋に個別の電気メーターが設置されている賃貸物件であれば、入居者自身で電力会社を自由に選べます。
ただし、マンションやアパート全体で「高圧一括受電契約」が結ばれている場合や、電気料金が共益費に含まれている建物では、個別契約への変更ができません。
毎月の請求書が建物名義や管理会社名になっている場合は、切り替えが難しい可能性があります。
不明な点があれば、事前に管理会社や大家さんへ確認しておくと安心です。
契約期間の縛りや解約金はありますか?
九州エリアの新電力では、契約期間の縛りや解約金がないプランが基本です。
ただし、一部には長期契約を前提に単価を割引するタイプのプランもあり、その場合は更新月以外に解約すると手数料がかかることがあります。
申し込む前に、契約期間と解約金を確認しておくことが大切です。
まとめ|九州で自分に合った電力会社を見つけよう

今回の記事のポイントは以下のとおりです。
- 九州エリアで電気代を安く抑えるなら、新電力への乗り換えがおすすめ
- TERASELでんきやオクトパスエナジーなど、ライフスタイルに合わせたプランが豊富
- 契約の縛りがないプランやポイント還元、ガソリン割引など付加価値も充実
九州エリアの電気代は、全国的に見て安めとはいえ、それでも使用量が増えれば負担は大きくなります。
しかし、新電力各社の多彩なプランを上手に活用すれば、今より節約することも可能です。
TERASELでんきのポイント還元、オクトパスエナジーの再エネ100%プラン、ENEOSでんきのガソリン割引など、それぞれに明確な強みがあります。
自分に合った電力会社を選んで、快適で効率的な暮らしを実現するためにも、まずは電力会社の見直しからはじめてみてはいかがでしょうか。